2022.09.29 第20回

MICEイノベーション研究会 第20回

 「第20回MICEイノベーション研究会」を開催しました
~リアル開催の本格化に向けたMICE施設向けソリューション

今回の研究会のテーマは「本格的にリアル開催が復活する前に導入を検討すべきMICE施設向けソリューションとは」です。MICEがリアル開催に戻りつつある一方で、コロナ禍で主流となったオンラインを併用するハイブリッド開催は、今後も継続していくと予想されています。今回は、会場となるホテルや展示場、コンベンションセンターなどのMICE関連施設利用者の体験価値の向上につながる技術やサービス、ビジネスアイデアの提案発表を5社が行いました。

1社目は、 株式会社HYTEK 道堂 本丸 氏による「検温フォトプリントサービス『Thermo Selfie』から見る、遊び・エンタメの大切さ」の発表です。
コロナ禍において、イベントや施設に入場する際に必要となった検温作業。同社は、受付に設置された検温機器がスルーされてしまいがちという課題に焦点を当て、検温機器にエンターテインメント性を融合させた「Thermo Selfie」を開発しました。検温と共に撮影を行い、写真をフォトカードとしてその場でプリントできる「Thermo Selfie」。プリントされたフォトカードは、顔写真付き入場パスになると同時に、会議やイベントの参加の思い出にもなります。
発表では、コロナ禍で日本のエンターテインメント業界が依然厳しい状況にある中、未来を明るくするべく、事務的な行為をエンタメに昇華するプロダクトの提案がありました。

株式会社HYTEK 代表取締役 道堂 本丸 氏の発表

2社目は、株式会社構造計画研究所 干畑 まい 氏による「withコロナ時代の新しいアクセス管理システム『RemoteLOCK』」の発表です。
「RemoteLOCK」は、ゲストや来場者などの施設利用者の入場・入室が管理できるクラウド型アクセス管理システムです。
通常は、管理者と利用者との間でカードキーの物理的な受け渡しが必要ですが、「RemoteLOCK」では、鍵の代わりに施設管理者がPC・スマホ上で利用者ごとに期間を限定した認証コードを作成し、利用者にオンライン上で受け渡しをするため、完全にキーレス化できます。
また、入場・入室履歴の保存・通知で、施設入場時の記帳や宿泊者名簿記入作業を省き、受付周りの混在を解消。ITによる管理で遠隔から各施設をマネジメントし、現地対応の削減、施設運営の無人化・省人化、非対面化などを実現します。
発表では、MICE施設や宿泊施設への導入事例を交えて提案がありました。

株式会社構造計画研究所 すまいIoT2部 西日本・市場開拓室 干畑 まい 氏の発表

3社目は、株式会社フォーステック 高木 慶啓 氏による「IoTスマートリサイクルボックス(スマートゴミ箱)『SmaGO(スマゴ)』」の発表です。
「SmaGO」は、ソーラー発電で動く環境にも優しいスマートIOTゴミ箱です。ゴミが溜まると自動的に約5分の1に圧縮し、ゴミが溢れるのを防ぎます。また、通信機能を通じて、ゴミの蓄積状況をクラウド上でリアルタイムに把握することも可能です。そのため、ゴミの収集作業を効率化し、回収コストや、回収作業に伴うCO2排出量の削減が期待できます。同社は「SmaGO」の設置を通じて、ゴミ回収の効率化や費用削減を実現し、街の美化を促進しています。
発表では「SmaGO」の機能説明に加え、「SmaGO」に広告を掲載し、その収益によってゴミ箱を低コストで設置する「屋外広告メディア」としての提案もありました。

株式会社フォーステック アカウントマネージャー 高木 慶啓 氏の発表

4社目は、株式会社PIJIN 高岡 謙二 氏による「ひとつのQRコードだけですべてを多言語化するQR Translator」の発表です。
「QR Translator」は、ひとつのQRコードで看板や印刷物を簡単に多言語化できる世界初のソリューションです。日本、米国、中国、EU、韓国などで特許を取得し、実用化されています。日本語でしか書かれていない説明書きでも、このQRコードを付けるだけで、読み取った携帯端末の設定言語に応じた情報を表示できます。言語ごとにQRコードを分ける必要はありません。また、点字の代替機能音声で読み上げることもできます。
発表では、スライド上にあるスペイン語の説明書きで、実際に参加者が「QR Translator」を体験。説明書きの横のQRコードをスマートフォンでスキャンして日本語化しました。
そのほか、サンノゼ日系アメリカ人博物館(米国)やラオスの世界遺産ルアンパバーンでの導入実績の紹介もありました。

株式会社PIJIN 代表取締役社長 高岡 謙二 氏の発表

5社目は、株式会社MEBUKU 入江田 翔太氏による「タビナカの観光DXソリューション『Pokke』とMICE領域での可能性について」の発表です。
日本人向けのツアー&アクティビティブランド「Fun(タビナカ)」をターゲットとしたトラベル音声ガイドアプリ「Pokke」。対応都市数30都市、対応言語数10か国、音声ガイド数400以上、ガイド・声優数100人以上と、豊富に揃えています。
ガイド機能だけでなく、地域周遊のスタンプラリーや謎解きなどの機能も備えており、MICE開催時の周遊や滞在を促進することができるサービスです。
発表では、観光からMICEへの展開を視野に入れた提案がありました。

株式会社MEBUKU 代表取締役 入江田 翔太氏による発表


第20回研究会 開催概要

2022年9月29日(木) 16:00~17:35 オンライン開催・参加費無料

■プログラム
16:00-16:10 MICEイノベーション研究会について(研究会説明)

  事務局  /ファシリテーター  廣常 啓一(新産業文化創出研究所 所長) 

16:15-16:30 
●感染症対策●
「検温フォトプリントサービス『Thermo Selfie』から見る、遊び・エンタメの大切さ」
株式会社HYTEK
 
代表取締役 道堂 本丸 氏 
<発表主旨>
「Thermo Selfie」は検温と共に撮影を行い、写真をフォトカードとしてその場で印刷します。
正常体温を証明できる顔写真つき入場パスになると同時に、元気にその場を迎えられた思い出に変えるプロダクトです。
事務的な行為をエンタメに昇華することで、遊びように楽しみながら行うことができます。
ルールや縛りが多くなったコロナ禍でも、エンターテインメントの力で世の中を明るくすることを目指します。

16:30-16:45
●スマートロック●
「withコロナ時代の新しいアクセス管理システム『RemoteLOCK』のご提案」

株式会社構造計画研究所
すまいIoT2部 西日本・市場開拓室 干畑 まい 氏
<発表主旨>
大規模イベント開催時、宿泊施設等の受付が大変混雑し、お客様に長くお待ちいただいたといった課題はございませんか。
RemoteLOCKは、ゲストや来場者等の施設利用者の入場・入室が管理できるクラウド型アクセス管理システムです。施設管理者は、PC・スマホ上で、利用者毎に期間を限定した認証コードが作成できます。様々な予約システムと連携することで、利用者の予約と同時に認証コードの自動発行・メール通知ができるため、withコロナにおいても安心な非対面による施設運営が可能になります。また、入場・入室履歴の保存・通知ができるため、施設入場時の記帳やホテルの宿泊者名簿等、利用者情報を紙で管理する煩わしさから解放されます。国籍・年齢・性別問わず利用可能な認証方法のため、利用者が入場・入室に手間取る心配もありません。
本発表では、withコロナ時代の新しいアクセス管理について、活用事例を交えご紹介します。

16:45-17:00
●スマートゴミ箱●
「IoTスマートリサイクルボックス(スマートゴミ箱)『SmaGO(スマゴ)』」 

株式会社フォーステック アカウントマネージャー 高木 慶啓 氏

<発表主旨>
「SmaGO(スマゴ)」は、環境にやさしい、ソーラー発電で動くスマートゴミ箱です。ゴミを自動的に約5倍に圧縮するため約600リットルもの容量を持ちます。また、通信機能を通じてゴミの蓄積状況をクラウド上でリアルタイムに把握できるため、ゴミの収集作業を効率化でき、回収コストや、回収作業に伴うCO2排出量の削減が期待できます。またSmaGOをラッピングし、かつてない広告メディアとして運用しております。株式会社フォーステックは、日本各地へのスマートゴミ箱SmaGOの設置を通して、街・企業・人々とともに、SDGs活動の推進・社会課題の解決、サーキュラーエコノミーの推進に取り組んでまいります。

17:00-17:15
●多言語化対応●
「ひとつのQRコードだけですべてを多言語化するQR Translatorのご紹介」
株式会社PIJIN 代表取締役社長 高岡 謙二 氏
<発表主旨>
QR Translatorは、ひとつのQRコードで看板や印刷物を簡単に多言語化する仕組みを世界で初めて考案し、実用化したサービスです。(日本、米国、中国、EU、韓国等で特許を取得)
日本語でしか書かれていない説明書きでも、このQRコードをつけるだけで読み取った携帯端末の設定言語に応じた情報を表示させ、音声で読み上げることも可能で、点字の代替機能も果たします。
新豊洲市場、京都の伏見稲荷大社、サンノゼ日系アメリカ人博物館(米国)など幅広い場所でご利用を頂いています。

17:15-17:30
●地域連携(MICEとの連携)●
「タビナカの観光DXソリューション『Pokke』とMICE領域での可能性について」
株式会社MEBUKU 代表取締役 入江田 翔太氏
<発表主旨>
タビナカをターゲットとした観光DXサービス「Pokke」は、音声ガイドやトラベルガイド、地域周遊のスタンプラリーや謎解きなどを提供しています。
現在、Pokkeのサービスや持っているアセット、ノウハウを活用して、MICE連携の可能性を模索中です。
MICE領域でのアイデアや、協業や連携可能なパートナーを探しております。

17:30-17:35 事務局からのお知らせ


MICEイノベーション研究会について

 会議や学会、展示会やコンベンション、イベントなどの実施や関連施設も今回、大きな課題を抱えることとなりました。この分野では、リアルなライブ環境で行って参りました。しかし、新型コロナウイルス感染予防の対策のため、現在は、人々が集積、交流、接触するリアルな会場での研究会などの開催も困難となっています。オンラインなどのバーチャルな開催が多方面で進められている中、MICEの在り方もコロナとの共存(ウイズコロナ)、また一旦変革した生活やビジネスのスタイルやMICE代替事業などのポストコロナとして大きく変わる可能性があります。
MICE形態の変化や様々な課題解決の対応、そして新市場の創造のためには、新たな技術や事業による変革が求められています。この分野でのソリューションは、類似するスポーツやエンタテイメントの事業や施設、また会議のスタイルやオフィスの在り方、教育の方法と教育施設、博物館や図書館、公園などの公共施設での応用も考えられます。つまり大きな変革を余儀なくされることによるイノベーションの創出機会、新市場の誕生機会と言えます。
オンライン開催に伴う通信や映像、通訳、記録、課金、コンテンツ化などの技術、また、各地の会場施設の有効活用やネットワーク化、MICE施設と活用事業者、新技術のビジネスマッチング、技術間や材料・要素技術と事業者とのマッチング、産学連携や研究開発の事業化に対する支援、スタートアップなどへの投資やインキュベーション支援なども予定しております。

■研究会参加メンバーと発表者(課題と課題解決策)の募集対象
・MICE(学会、会議、展示会、イベント、旅行等)事業に関わる方とその課題
・MICE関連の会場や施設(宿泊飲食施設含む)を保有、また運営に携わる方とその課題
・MICE関連事業や施設とその集客で生業を成す事業者や地域(国や地方自治体)
・MICE事業の主催者、出展者、企画運営者、参加者支援(移動宿泊食事)、その他の協力者とその課題
・博物館や科学館、美術館、映画館などの類似施設に関わる方とその課題
・エンタテイメントやスポーツ、教育等、MICE類似業界(応用市場)の方とその課題
・上記の課題解決や新たな可能性拡大に結び付く科学技術、事業モデル、製品をお持ちの方
・各技術と組み合わせることで効果を産み出す材料や技術、製品をお持ちの方
・MICE類似事業や施設の技術を、MICEへ導入を希望する方、またその逆
・関連技術や関連産業の研究者、事業者、業界団体、行政関係者
・新規事業としてMICEや課題解決業界への進出(新規事業、スタートアップ)をお考えの方
・研究開発や新技術、事業などに対して投資(ファンド、VC、CVC)や融資に関わる方
・上記の活動の支援機関や各種支援や協力が可能な方
・報道、メディア、情報発信関係者
・その他、情報収集やご関心のある方

■プラットフォームとなる研究会について
・MICE事業者や施設、主催者などから課題やニーズを調査、募集、企画整理、情報発信
・「ウイズコロナ・ポストコロナ」の新たな事業アイデア・潜在新市場・技術の調査、募集、企画、情報発信、提案(発表)、マッチング(マッチングに対する取引条件の整理確認)
・研究会では、課題やニーズ、つまり市場と課題解決策の技術や事業を結び付ける
・オープン(公開)な研究会セミナーや提案イベント(オンライン含む)を開催、参加
・オープン(公開)、クローズド(非公開)な形態を組み合せ各種ビジネスマッチングを実施
・事業化、製品化に向けた連携をワーキング(WG) や地域別、対象者別、テーマ別WGをオープン(公開)、または、クローズド(非公開)で開催(メンバー間のNDA含む)、成果発表の実施
・課題解決策の確立支援としては、研究などの科学技術と事業者を結ぶ産学連携や異業種の連携を実施
・1つの技術や事業者では課題解決に結び付かない場合は、複数の技術や事業者のアッセンブルをコーディネート
・仕入れなどのサプライチェーン確立と販路や流通などの商流マッチング
・研究開発や事業推進の為の投資や融資などの資金マッチング、ファンドの組成、運用
・事業化支援としてのコンサルティング、インキュベーション、アクセラレーションを実施
・1つの課題では市場としての規模が小さい場合、多様な課題を解決できるソリューションに加工し、市場拡大、横展開(国際展開含む)
・MICE業界での導入実験、テストマーケティングなどにより技術性、事業性追求
・新技術や新サービスの運用可能な人財の育成
・市場創造のための様々な仕掛けの実施
・業界支援の政策提言等

■研究会参加者メンバーとWGメンバーについて
・研究会への参加では、会員制度などの、資格や条件、費用などは発生いたしません。研究会のセミナーやピッチにご参加(聴講)の皆様は管理上、自動的に参加メンバーとして 登録させていただきますが、継続的な参加や不参加なども自由となっております。
・研究会の中での参加者同士、発表者との個別の連絡や交流、連携は、参加者、夫々の責任と節度を持って自由に行っていただけます。
・研究会ではテーマ、目的別の企画や部会となるWG(ワーキンググループ)も設置します。テーマ別の企画やWGは、参加者や発表者の希望で事務局が設置するものや、事務局が企画し専門家や支援機関などもコーディネートし実施するものがございます。
・研究会やWGは、基本オープンに実施いたしますが、テーマや進捗によりクローズドで実施する場合がございます。その場合は参加者や発表者からの要望や事務局判断でメンバーを限定させていただくこと(参加をお断りすることも含む)、場合によってNDAや参加者同士の合意を必要とする場合、実施途中での構成メンバー変更なども含まれます。
・様々なビジネスマッチングやインキュベーション、資金調達、デューデリなどの支援は、WGやプロジェクトの企画依頼者や支援希望者の依頼、支援機関の依頼などにより、契約(有償・無償含む)のもとに事務局が仲介して実施いたします。
・研究会申込の際にご記入・ご提出いただいた連絡先等、個人情報は、事務局の2社(コングレ、ICIC)の個人情報管理に関するポリシー範囲内で取り扱いいたします。

■主催
「MICEイノベーション研究会」実行委員会
◇実行委員 

No.  氏名   所属       役職
1 天内 義也 東日本旅客鉄道株式会社 マーケティング本部 まちづくり部門
品川ユニット(事業計画) マネージャー
2 井上 義則 株式会社八芳園 取締役 社長
3 岡野 雅則 パナソニック
オペレーショナルエクセレンス社
統合型リゾート(IR)事業推進本部
営業推進部 部長
4 加藤 篤史 羽田みらい開発株式会社
鹿島建設株式会社
SPC統括責任者
開発事業本部 事業部長
5 倉橋 慶次 森ビル株式会社 森アーツセンター
アカデミーヒルズ事業部 部長補佐
兼 フォーラムグループ 課長
6 小島 学 キヤノン株式会社 IR/MICE事業推進プロジェクト 主幹
7 染谷 誓一 ぴあ株式会社 執行役員 / コンテンツ・プロデュース本部 副本部長
兼 ライブ・エンタテインメント本部 副本部長
8 花井 厚  株式会社リコー デジタルビジネス事業本部
Signage-Contents事業統括室 室長
9 林 英雄 株式会社日刊工業新聞社 総合事業局次長 兼 イベント事業部長
10 深澤 克之 日本電気株式会社 首都圏統括支社 シニアマネージャー
11 前野 伸幸 株式会社ホットスケープ 代表取締役
12 矢端 謙介 株式会社日本政策投資銀行 地域企画部 担当部長
                                                  (敬称略・五十音順)

◇アドバイザリーボードメンバー   現在調整中

・実行員は、MICEイノベーション研究会の趣旨に賛同頂く、産官学金やクリエイター、MICE業界や主催団体、MICEに頼る地方都市など課題を持つ業界や課題解決技術を求める大手企業(ベンダー)、課題解決技術や事業を研究開発する業界、異分野で連携頂く業界などの皆様、専門的なアドバイスを頂く有識者、活動に呼びかけや応援を頂く各分野でご活躍の皆様に順次お声がけさせていただいています。
・承諾いただきました方から、随時、氏名を掲出させていただきます。

◇事 務 局 :

株式会社コングレ
MICEと総称される政府系国際会議、学術会議、企業ミーティング、展示会などの企画・運営におけるリーディングカンパニー。伊勢志摩サミットなどの首脳・閣僚級会議、医学系・工学系をはじめとする学術会議、産業団体主催会議、投資コンファレンス&ミーティングなど各種企業ミーティング、主催展示会ジャパンドローン・スポーツビジネスジャパンをはじめ年間取扱い件数は約200件。
(参加者数合計 40数万人)。この他、MICE施設などの管理・運営事業にも取り組む。全国約90施設。MICE施設においては、指定管理者制度などによるPPP/PFI施設の他、自社経営施設も有し、多数のMICE案件を受け入れる。
展望施設、科学館、水族館などの文化・観光施設においては、運営管理、チケット・案内業務、総合インフォーメション業務などの他、様々な自主企画にも携わる。

新産業文化創出研究所(ICIC)
シンクタンク機能とプロデュース機能の両輪により、今後、社会が求めるであろうニーズや注目されてこなかった潜在的な市場、これまで課題の解決策がなかった領域や将来訪れる課題などに注目し、それに対応する技術や製品、サービスなどを生み出し、市場導入すること、また、新たなライフスタイルや文化を創り出し、これに対応する技術や製品、サービスを適応させること、新産業や文化を創出する仕掛けをサポートすることで、イノベーションの創出を担う。以上のコンセプトから、様々な分野にわたり異分野が共創するプラットフォームとしての研究会や拠点を立ち上げ、これまでにないビジネスモデルを実証実験し、社会に提示していくことで街づくりからイノベーション産業・文化、また企業・事業・価値等の創造と好循環機能を目指す。
これまでも、早くからVRや3Dを活用したシアターや自動翻訳・通訳を活用した次世代テレビ会議システム、そうしたコミュニケーション空間、複数地点の地域教育プログラムの相互通信利用など複数の研究会やプロジェクトも開催してきた。

2022.07.22 第19回

MICEイノベーション研究会 第19回

 「第19回MICEイノベーション研究会」を開催しました
~「サステナブルMICE」実現へのアプローチ

今回の研究会のテーマは「『サステナブルMICE』実現へのアプローチ」です。
公益財団法人東京観光財団(TCVB)による「東京都MICEサステナビリティガイドライン」の紹介や、凸版印刷株式会社、株式会社CAN EAT、サステナブルイベントネットワークによる提案発表、GDS-Indexに関する情報提供という構成で、サステナブルMICEの実現に向け、「基本を紐解く」「共創で取り組む」「差別化を図る」の3つの視点からアプローチしました。

ファシリテーターの新産業文化創出研究所 廣常 啓一 所長


<基本を紐解く:『サステナブルMICE』実現へのアプローチ>

はじめに、公益財団法人東京観光財団(TCVB)コンベンション事業部長 戸田 加寿子 氏が、「サステナブルMICE都市・東京の実現を目指して」をテーマに、同財団が作成した「東京都MICEサステナビリティガイドライン」を紹介しました。
ガイドライン作成の背景について、戸田氏は2017年に行ったMICEに係る環境配慮調査の結果がきっかけであり、「国際会議開催都市のトップ10のうち、東京を除くすべての都市がサステナビリティに関して何らかの取り組みを実施していて驚きました」と話しました。
国際会議の主催者が開催都市にサステナビリティを意識した取り組みを求める傾向が強まっており、「誘致競争で東京が候補であり続けられるように、18年度にガイドラインを作成し、開催都市として、また事業者や会場などがそれに沿った提案ができるようにしました」と説明。ガイドラインの活用事例として、「第7回サスティナブル・ブランド国際会議 2023 東京・丸の内」「DMO六本木のサステナビリティ研修会」を紹介しました。
そして、TCVBの活動として、20年度に策定した「東京SDGs体験コンテンツガイド」を紹介した後、今年度はイベント単体で使用できる「CO2測定ツール」を開発し、「MICEにおいても、2050年のカーボンニュートラルに向けて取り組みを進めていきたい」と締めくくりました。

公益財団法人東京観光財団(TCVB)戸田 加寿子 氏の発表

<共創で取り組む:提案発表>

次に、サステナブルMICEの実現に活用できる技術・サービス・事業アイデアの提案発表を行いました。

1社目は、凸版印刷株式会社 情報コミュニケーション事業本部 ソーシャルイノベーション事業部 ソーシャルイノベーション事業開発室 課長 大文字 一人 氏による「『言葉の壁を無くす』凸版印刷の多言語サービス、取り組みについて」をテーマにした発表です。
同社はこれまで、印刷会社として様々な印刷物の翻訳の仕事に関わってきました。在留外国人や訪日外国人の急増に伴い、2015年から“言葉の壁をなくすコミュニケーション事業”を展開し、多言語音声翻訳サービス「VoiceBiz」を開発。今回は「VoiceBiz」をサステナブルMICEに貢献できるツールとして提案しました。
「VoiceBiz」は、日本語に最適な国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の音声翻訳エンジンを採用しており、音声翻訳12言語、テキスト翻訳30言語に対応しています。ニューラル機械翻訳による、自然で高精度な翻訳をスマートフォン一つで利用できるサービスで、これまでに自治体や学校などで多くの導入実績があります。

凸版印刷株式会社 大文字 一人 氏の発表

2社目は、株式会社CAN EAT 代表取締役CEO 田ヶ原 絵里 氏による「国際的な食の多様化トレンドに向けて~MICE開催時に対応が必要な『食の知識』と『ツール』」をテーマにした発表です。
田ヶ原氏ははじめに、食事制限がある本人が、アプリで簡単に具体的な食事制限の内容を登録できるシステム“アレルギーヒアリングシステム”を紹介しました。
例えば海老アレルギーの場合、どの程度まで気を付けたらよいのかなど、調理方法によっては問題がないのか、具体的に登録することが可能です。従来は、ホテルや旅行代理店などの担当者は、海外からの招待者や参加者のアレルギーのヒアリングの対応を紙やメールで行っていたため、手間や管理リスクが少なくありませんでした。そこで同サービスによって、少ない人数で多くの参加者への正確なヒアリングや対応が可能になると提案しました。
次に、調理師が原材料の確認ミスをしないための“アレルギー管理サービス”を紹介。同サービスは、商品のバーコードを読み取るだけで、自動でアレルギー判定ができます。説明の中で、田ヶ原氏は自身のスマートフォンを使って商品のバーコードを読み取り、簡単にアレルギー表示を作成できることを示しました。

株式会社CAN EAT 田ヶ原 絵里 氏の発表

3社目は、サステナブルイベントネットワーク 西崎 龍一朗 氏が、「イベントをするほど環境・社会・経済を良くする実施方法とは」をテーマに発表しました。
サステナブルイベントネットワークは、イベントに関わる全ての人が、産業全体を持続可能なものにするために、現状の課題・機会・新たなあり方を業界の垣根を超えて学び合い、対話し、創出し、共有するプラットフォームです。
イベントの開催に伴う環境負荷については、2021年にイギリス・グラスゴーで開催された環境に関する国際会議「COP25」でも協議されました。サステナビリティが“あればいいもの”から“必要なもの”へ変わっている今、サステナブルイベントネットワークは、SDGsを言葉だけで終わらせるのではなく、イベント自体の魅力を損なわず、環境・社会・経済にの3つの側面のバランスがとれたイベント開催を目指す提案を行っています。

サステナブルイベントネットワーク 西崎 龍一朗 氏の発表

<差別化を図る:観光・イベントの視点から都市の持続可能性を可視化する世界唯一の指標「GDS-Index」>

最後に、GDS-Index 日本パートナー 西本 恵子 氏が、持続可能なまちづくりのコンサルティングを行う組織 GDS-Movement(スペイン・バルセロナ)が評価する指標「GDS-Index」について紹介しました。
「GDS-Index」は、観光や国際会議、イベントの視点から都市の持続可能性を客観的に示すことができる世界唯一の指標です。GDS-Movementは、「GDS-Index」に加盟している各企業や団体のサステナビリティの取り組みに対して評価を行い、分野ごとのパフォーマンスを数値化し、今後の改善点なども含めてレポートにまとめ、フィードバックしています。
加盟する都市は、自らのサステナビリティの取り組みに対する強みと弱みを把握し、それらを組み立て、都市の活動の中で発展させていく、いわば“サステナブルジャーニー”を行い、マーケティングプランを定めて実践することができます。すでに世界90都市以上が「GDS-Index」に加盟していることから、先進的な都市の事例の一部を紹介しました。
詳細は、今年6月から新たに窓口となったGDS日本事務局にお問い合わせください。

GDS-Index 日本パートナー 西本 恵子 氏の発表


第19回研究会 開催概要

2022年7月22日(金) 16:00~17:35 オンライン開催・参加費無料

■プログラム
16:00-16:10 MICEイノベーション研究会について(研究会説明)

  事務局  /ファシリテーター  廣常 啓一(新産業文化創出研究所 所長) 

「サステナブルMICE」実現へのアプローチ

16:15-16:35 「サステナブルMICE都市・東京の実現を目指して」
公益財団法人東京観光財団(TCVB)
 
コンベンション事業部長 戸田 加寿子 氏 
<発表主旨>最近、脱炭素やSDGsがメディアで取り上げられない日はありません。2015年9月に持続可能な開発目標(SDGs)が国連で採択されて以来、全世界でサステナビリティへの関心が高まっています。MICEの誘致・開催においても、サステナブルな取組を推進する都市・企業でないと主催者から選ばれない時代になってきました。
今回は、東京観光財団が作成した「東京都MICEサステナビリティガイドライン」策定の背景と目的、サステナビリティを取り巻く海外都市の動向、またMICE関連事業者に求められることなどについてお話をさせていただく予定です。

16:35-17:20 提案ピッチ
「サステナブルなMICEの実現に活用が期待される技術・サービス・事業アイデア」


①「言葉の壁を無くす」 凸版印刷の多言語サービス、取り組みについて
 凸版印刷株式会社
 情報コミュニケーション事業本部 ソーシャルイノベーション事業部 ソーシャルイノベーション事業開発室
 課長
 大文字 一人 氏
<発表主旨>在留外国人が増加し、外国人観光客の増加が期待されている状況の中、凸版印刷は社会課題である「言葉の壁を無くす」をキーワードに多言語サービスを展開しています。多言語サービスは観光、自治体、病院、学校などさまざまなシーンにおいてコミュニケーションの課題解決のために活用いただいています。
凸版印刷でサービス展開している、VoiceBizを中心にご説明をさせていただきます。
また、凸版印刷など複数企業・団体で研究開発に取り組んでおります、同時通訳技術(多言語翻訳技術の高度化)についてもご説明させていただきます。


②国際的な食の多様化トレンドに向けて MICE開催時に対応が必要な「食の知識」と「ツール」 
 株式会社CAN EAT
 代表取締役CEO 田ヶ原絵里 氏
<発表主旨>アレルギー、ベジタリアン・ヴィーガン、ムスリム、妊娠、授乳中、持病など…世界人口の約3分の1が何かしらの食事制限を持ち、その種類は複雑多様化しています。
今後のインバウンド顧客の増加に備え、ホテル・ブライダル・旅行業界や大阪万博などは「食の多様化への対応」が急務となっています。
MICE関係事業者として、海外からさまざまな方を迎える皆様も、「そもそもどんな食事制限があるの?」「開催会場やケータリング会社とのスムーズな連携はないだろうか?」「どのお店にどういうマナーで連れていったらいいの?」というところに不安を感じられるのではないでしょうか。
株式会社CAN EATは、「宗教や体質に関わらず、すべての人が平等に外食を楽しむことができる」
食のパーソナライゼーションが実現する世界を目指しています。
食の多様化が取り巻く日本の課題やその解決策についてお話させていただきます。

③イベントをするほど環境・社会・経済を良くする実施方法とは
 サステナブルイベントネットワーク
 西崎 龍一朗 氏

<発表主旨>イベントを実施すると環境負荷が多く、廃棄物が約2トン/CO2が約100トン排出されます。(1000名規模のイベントの場合)
各業界でサステナビリティ向上への取り組みが進む中、MICE業界も例外ではなく主催者の持続可能性をリードする必要がある業界です。
これからのイベントにおいてのサステナビリティは「あれば良いもの(Nice-to-have)」から「必要なもの(Must-have)」へ変化しつつあり、どのように変われば持続可能なのか?
事例を用いて考えます。


17:20-17:30 「観光・イベントの視点から持続可能なまちづくりを促進し、MICE開催都市としての価値を高める『GDS-Index』」
GDS-Index日本パートナー 西本 恵子 氏
<発表主旨>GDS-Indexは、観光・イベントの視点から都市の持続可能性を客観的に示すことができる世界唯一の指標です。
2015年に ICCA(国際会議協会)の北欧部会の都市が自発的に始めた取り組みから、現在は国連のOne Planet公式メンバーとしても活動の場を広げています。
世界各地でコロナ禍からの回復が進み、海外からの訪日客を呼び込む国際会議や大規模イベントなどの誘致機会が増大しています。日本の各都市がこの機会を確実にとらえ、大型MICE誘致や観光復興を実現するためには、持続可能な都市として世界に認知される必要があります。
各都市の国際競争力強化につながる「SDGs・サステナビリティ視点」を取り入れるメリットを導入都市の実例を交えてお話しいたします。

17:30-17:35 事務局からのお知らせ


MICEイノベーション研究会について

 会議や学会、展示会やコンベンション、イベントなどの実施や関連施設も今回、大きな課題を抱えることとなりました。この分野では、リアルなライブ環境で行って参りました。しかし、新型コロナウイルス感染予防の対策のため、現在は、人々が集積、交流、接触するリアルな会場での研究会などの開催も困難となっています。オンラインなどのバーチャルな開催が多方面で進められている中、MICEの在り方もコロナとの共存(ウイズコロナ)、また一旦変革した生活やビジネスのスタイルやMICE代替事業などのポストコロナとして大きく変わる可能性があります。
MICE形態の変化や様々な課題解決の対応、そして新市場の創造のためには、新たな技術や事業による変革が求められています。この分野でのソリューションは、類似するスポーツやエンタテイメントの事業や施設、また会議のスタイルやオフィスの在り方、教育の方法と教育施設、博物館や図書館、公園などの公共施設での応用も考えられます。つまり大きな変革を余儀なくされることによるイノベーションの創出機会、新市場の誕生機会と言えます。
オンライン開催に伴う通信や映像、通訳、記録、課金、コンテンツ化などの技術、また、各地の会場施設の有効活用やネットワーク化、MICE施設と活用事業者、新技術のビジネスマッチング、技術間や材料・要素技術と事業者とのマッチング、産学連携や研究開発の事業化に対する支援、スタートアップなどへの投資やインキュベーション支援なども予定しております。

■研究会参加メンバーと発表者(課題と課題解決策)の募集対象
・MICE(学会、会議、展示会、イベント、旅行等)事業に関わる方とその課題
・MICE関連の会場や施設(宿泊飲食施設含む)を保有、また運営に携わる方とその課題
・MICE関連事業や施設とその集客で生業を成す事業者や地域(国や地方自治体)
・MICE事業の主催者、出展者、企画運営者、参加者支援(移動宿泊食事)、その他の協力者とその課題
・博物館や科学館、美術館、映画館などの類似施設に関わる方とその課題
・エンタテイメントやスポーツ、教育等、MICE類似業界(応用市場)の方とその課題
・上記の課題解決や新たな可能性拡大に結び付く科学技術、事業モデル、製品をお持ちの方
・各技術と組み合わせることで効果を産み出す材料や技術、製品をお持ちの方
・MICE類似事業や施設の技術を、MICEへ導入を希望する方、またその逆
・関連技術や関連産業の研究者、事業者、業界団体、行政関係者
・新規事業としてMICEや課題解決業界への進出(新規事業、スタートアップ)をお考えの方
・研究開発や新技術、事業などに対して投資(ファンド、VC、CVC)や融資に関わる方
・上記の活動の支援機関や各種支援や協力が可能な方
・報道、メディア、情報発信関係者
・その他、情報収集やご関心のある方

■プラットフォームとなる研究会について
・MICE事業者や施設、主催者などから課題やニーズを調査、募集、企画整理、情報発信
・「ウイズコロナ・ポストコロナ」の新たな事業アイデア・潜在新市場・技術の調査、募集、企画、情報発信、提案(発表)、マッチング(マッチングに対する取引条件の整理確認)
・研究会では、課題やニーズ、つまり市場と課題解決策の技術や事業を結び付ける
・オープン(公開)な研究会セミナーや提案イベント(オンライン含む)を開催、参加
・オープン(公開)、クローズド(非公開)な形態を組み合せ各種ビジネスマッチングを実施
・事業化、製品化に向けた連携をワーキング(WG) や地域別、対象者別、テーマ別WGをオープン(公開)、または、クローズド(非公開)で開催(メンバー間のNDA含む)、成果発表の実施
・課題解決策の確立支援としては、研究などの科学技術と事業者を結ぶ産学連携や異業種の連携を実施
・1つの技術や事業者では課題解決に結び付かない場合は、複数の技術や事業者のアッセンブルをコーディネート
・仕入れなどのサプライチェーン確立と販路や流通などの商流マッチング
・研究開発や事業推進の為の投資や融資などの資金マッチング、ファンドの組成、運用
・事業化支援としてのコンサルティング、インキュベーション、アクセラレーションを実施
・1つの課題では市場としての規模が小さい場合、多様な課題を解決できるソリューションに加工し、市場拡大、横展開(国際展開含む)
・MICE業界での導入実験、テストマーケティングなどにより技術性、事業性追求
・新技術や新サービスの運用可能な人財の育成
・市場創造のための様々な仕掛けの実施
・業界支援の政策提言等

■研究会参加者メンバーとWGメンバーについて
・研究会への参加では、会員制度などの、資格や条件、費用などは発生いたしません。研究会のセミナーやピッチにご参加(聴講)の皆様は管理上、自動的に参加メンバーとして 登録させていただきますが、継続的な参加や不参加なども自由となっております。
・研究会の中での参加者同士、発表者との個別の連絡や交流、連携は、参加者、夫々の責任と節度を持って自由に行っていただけます。
・研究会ではテーマ、目的別の企画や部会となるWG(ワーキンググループ)も設置します。テーマ別の企画やWGは、参加者や発表者の希望で事務局が設置するものや、事務局が企画し専門家や支援機関などもコーディネートし実施するものがございます。
・研究会やWGは、基本オープンに実施いたしますが、テーマや進捗によりクローズドで実施する場合がございます。その場合は参加者や発表者からの要望や事務局判断でメンバーを限定させていただくこと(参加をお断りすることも含む)、場合によってNDAや参加者同士の合意を必要とする場合、実施途中での構成メンバー変更なども含まれます。
・様々なビジネスマッチングやインキュベーション、資金調達、デューデリなどの支援は、WGやプロジェクトの企画依頼者や支援希望者の依頼、支援機関の依頼などにより、契約(有償・無償含む)のもとに事務局が仲介して実施いたします。
・研究会申込の際にご記入・ご提出いただいた連絡先等、個人情報は、事務局の2社(コングレ、ICIC)の個人情報管理に関するポリシー範囲内で取り扱いいたします。

■主催
「MICEイノベーション研究会」実行委員会
◇実行委員 

No.  氏名   所属       役職
1 天内 義也 東日本旅客鉄道株式会社 マーケティング本部 まちづくり部門
品川ユニット(事業計画) マネージャー
2 井上 義則 株式会社八芳園 取締役 社長
3 岡野 雅則 パナソニック
オペレーショナルエクセレンス社
統合型リゾート(IR)事業推進本部
営業推進部 部長
4 加藤 篤史 羽田みらい開発株式会社
鹿島建設株式会社
SPC統括責任者
開発事業本部 事業部長
5 倉橋 慶次 森ビル株式会社 森アーツセンター
アカデミーヒルズ事業部 部長補佐
兼 フォーラムグループ 課長
6 小島 学 キヤノン株式会社 IR/MICE事業推進プロジェクト 主幹
7 染谷 誓一 ぴあ株式会社 執行役員 / コンテンツ・プロデュース本部 副本部長
兼 ライブ・エンタテインメント本部 副本部長
8 花井 厚  株式会社リコー デジタルビジネス事業本部
Signage-Contents事業統括室 室長
9 林 英雄 株式会社日刊工業新聞社 総合事業局次長 兼 イベント事業部長
10 深澤 克之 日本電気株式会社 首都圏統括支社 シニアマネージャー
11 前野 伸幸 株式会社ホットスケープ 代表取締役
12 矢端 謙介 株式会社日本政策投資銀行 地域企画部 担当部長
                                                  (敬称略・五十音順)

◇アドバイザリーボードメンバー   現在調整中

・実行員は、MICEイノベーション研究会の趣旨に賛同頂く、産官学金やクリエイター、MICE業界や主催団体、MICEに頼る地方都市など課題を持つ業界や課題解決技術を求める大手企業(ベンダー)、課題解決技術や事業を研究開発する業界、異分野で連携頂く業界などの皆様、専門的なアドバイスを頂く有識者、活動に呼びかけや応援を頂く各分野でご活躍の皆様に順次お声がけさせていただいています。
・承諾いただきました方から、随時、氏名を掲出させていただきます。

◇事 務 局 :

株式会社コングレ
MICEと総称される政府系国際会議、学術会議、企業ミーティング、展示会などの企画・運営におけるリーディングカンパニー。伊勢志摩サミットなどの首脳・閣僚級会議、医学系・工学系をはじめとする学術会議、産業団体主催会議、投資コンファレンス&ミーティングなど各種企業ミーティング、主催展示会ジャパンドローン・スポーツビジネスジャパンをはじめ年間取扱い件数は約200件。
(参加者数合計 40数万人)。この他、MICE施設などの管理・運営事業にも取り組む。全国約90施設。MICE施設においては、指定管理者制度などによるPPP/PFI施設の他、自社経営施設も有し、多数のMICE案件を受け入れる。
展望施設、科学館、水族館などの文化・観光施設においては、運営管理、チケット・案内業務、総合インフォーメション業務などの他、様々な自主企画にも携わる。

新産業文化創出研究所(ICIC)
シンクタンク機能とプロデュース機能の両輪により、今後、社会が求めるであろうニーズや注目されてこなかった潜在的な市場、これまで課題の解決策がなかった領域や将来訪れる課題などに注目し、それに対応する技術や製品、サービスなどを生み出し、市場導入すること、また、新たなライフスタイルや文化を創り出し、これに対応する技術や製品、サービスを適応させること、新産業や文化を創出する仕掛けをサポートすることで、イノベーションの創出を担う。以上のコンセプトから、様々な分野にわたり異分野が共創するプラットフォームとしての研究会や拠点を立ち上げ、これまでにないビジネスモデルを実証実験し、社会に提示していくことで街づくりからイノベーション産業・文化、また企業・事業・価値等の創造と好循環機能を目指す。
これまでも、早くからVRや3Dを活用したシアターや自動翻訳・通訳を活用した次世代テレビ会議システム、そうしたコミュニケーション空間、複数地点の地域教育プログラムの相互通信利用など複数の研究会やプロジェクトも開催してきた。

2022.05.24 第18回

MICEイノベーション研究会 第18回

「第18回MICEイノベーション研究会」を開催しました~わかっているようで、わからない“AI”

今回の研究会のテーマは「わかっているようで、わからない“AI”。社会実装フェーズになってきた今、改めて知りたい『MICEや施設におけるAIの活用』とは?」です。株式会社フツパーによる“AI”の基礎知識に関するトレンドレクチャー、そして感性AI株式会社、クロスロケーションズ株式会社による、MICEや施設におけるAIの活用方法の提案発表を行いました。

ファシリテーターの新産業文化創出研究所 廣常 啓一 所長

<トレンドレクチャー>
最初に、株式会社フツパー 執行役員 ビジネス開発本部 営業部長 染谷 康貴 氏が、「目から始めるAIレクチャー」をテーマに、トレンドレクチャーとしてAIの基礎知識やAIビジネスの現状と事例を紹介しました。
同社は、AIが可能とする領域「見る・覚える・聞く・考える・話す」の中でも、「見る」に注目。労働力不足の解決を目指し、目視検査業務の効率化を実現する画像認識エッジAIを提供しています。
レクチャーでは、人間とAIがそれぞれ画像を見たときの認識方法の違いや、画像認識AIの仕組み、AIの深層学習(ディープラーニング)について説明しました。
最後に、同社の画像認識AIを組み込んだデバイス(エッジデバイス)を現場に導入し、検品業務などの「目」で行う業務を代替するサービス「メキキバイト」を紹介しました。

株式会社フツパー 染谷 康貴 氏の発表

<提案ピッチ>
次に、2社から、「AI×感性」「AI×位置情報」など、MICEや施設におけるAIの活用方法についての提案発表を行いました。

1社目は、感性AI株式会社 事業部 サブマネージャー 中島 啓貴 氏による「人間の感性を捉えたMICE」をテーマにした発表です。
同社は、ことばを読み解き、感性の可視化・印象の数値化を行うAI「Hapina」を開発しました。人の感性、言語情報をAIで定量化することによって、製品や技術を売り込む側が、オンライン/リアル対面を問わずリアルタイムで会話の空気感を把握することができます。それらのデータは、クライアントのニーズに対するスピーディーなプランニングや、商談結果の成否判断、フィードバックに役立つことから、展示会・見本市などのイベント会場の個別商談ブースへの導入などを提案しました。

感性AI株式会社 中島 啓貴 氏の発表

2社目は、クロスロケーションズ株式会社 取締役COO 猪谷 久 氏による、「人流データ解析プラットフォーム『Location AI Platform®』を活用したイベント前後の人流分析」をテーマにした発表です。
同社は、位置情報のビッグデータをAIで解析し、さまざまな分析や集客が行えるクラウド型データプラットフォーム「Location AI Platform®」を開発しました。施設や店舗など、分析対象のエリアに訪れた人の流れをリアルタイムで視覚的に把握できます。また、来訪者の属性や年代も把握でき、対象エリアの人流傾向をいち早く分析し、施策につなげられることから、MICEや施設への導入を提案。実際にプラットフォームを使って、イベント会場の来訪データや人流の視覚化をデモンストレーションしました。

クロスロケーションズ株式会社 猪谷 久 氏の発表

第18回研究会 開催概要

2022年5月24日(火) 16:00~17:50 オンライン開催・参加費無料


■プログラム
【研究会説明】
 ファシリテーター: 新産業文化創出研究所 所長 廣常啓一

トレンドレクチャー】
『目から始めるAIレクチャー』
株式会社フツパー 
執行役員 ビジネス開発本部 営業部長 染谷 康貴 氏

<発表要旨>
皆が口を揃えて「AI」って言うけど、結局なんなの・・・?
IoTの進展やコロナウイルスの影響を受け、人工知能への注目が昨今あつまる中、「はやい・やすい・巧いAI」をコンセプトに ”目のお困りごと” を解消してきた弊社が、画像認識をはじめとした上記の利活用についてお話いたします。
【提案ピッチ①】
『人間の感性を捉えたMICE』
感性AI株式会社 事業部 サブマネージャー 中島 啓貴 氏

<発表要旨>
感性AI株式会社は、京王電鉄株式会社と国⽴⼤学法⼈電気通信⼤学坂本真樹教授との共同出資により設⽴された電気通信⼤学発ベンチャー認定企業です。主に言語に関連する分析を中心として、電通大・坂本研究室が保有する様々な特許技術・知財・ノウハウを駆使したソリューションをご提供致しております。
今回は、MICE運営企業様や施設運営企業様に向け、商談の効果測定を可能にする「会話の空気感を定量化する技術」及び空間構築・デザインに役立つ「空間の視覚的印象を判定する技術」をご紹介致します。また、広告代理店様向けWebサービスとして、マーケティングやブランディングを支援する「感性AIアナリティクス・ブレスト」をご紹介致します。


【提案ピッチ②】
『人流データ解析プラットフォーム「Location AI Platform®」を活用したイベント前後の人流分析』

クロスロケーションズ株式会社 取締役COO 猪谷 久 氏
<発表要旨>
クロスロケーションズは、スマートフォンから許諾を得た個人情報を含まない位置情報(端末ID情報、緯度・経度情報、情報を取得した時間など)を 独自のAI技術を使用した数理処理エンジンである「Location Engine™」の開発を元に、膨大な位置情報ビッグデータを素早く分析できる「Location AI Platform®」を提供しています。
この人流統計データを活用することで、特定の店舗や商業施設、イベント施設における、来訪者数の推移や属性の割合、来訪者の居住エリアの推計までを可視化できます。今回は実際にイベント会場に訪れた人のイベント前後での行動分析をデモいたします。

ディスカッション
【事務局よりお知らせ


MICEイノベーション研究会について

 会議や学会、展示会やコンベンション、イベントなどの実施や関連施設も今回、大きな課題を抱えることとなりました。この分野では、リアルなライブ環境で行って参りました。しかし、新型コロナウイルス感染予防の対策のため、現在は、人々が集積、交流、接触するリアルな会場での研究会などの開催も困難となっています。オンラインなどのバーチャルな開催が多方面で進められている中、MICEの在り方もコロナとの共存(ウイズコロナ)、また一旦変革した生活やビジネスのスタイルやMICE代替事業などのポストコロナとして大きく変わる可能性があります。
MICE形態の変化や様々な課題解決の対応、そして新市場の創造のためには、新たな技術や事業による変革が求められています。この分野でのソリューションは、類似するスポーツやエンタテイメントの事業や施設、また会議のスタイルやオフィスの在り方、教育の方法と教育施設、博物館や図書館、公園などの公共施設での応用も考えられます。つまり大きな変革を余儀なくされることによるイノベーションの創出機会、新市場の誕生機会と言えます。
オンライン開催に伴う通信や映像、通訳、記録、課金、コンテンツ化などの技術、また、各地の会場施設の有効活用やネットワーク化、MICE施設と活用事業者、新技術のビジネスマッチング、技術間や材料・要素技術と事業者とのマッチング、産学連携や研究開発の事業化に対する支援、スタートアップなどへの投資やインキュベーション支援なども予定しております。

■研究会参加メンバーと発表者(課題と課題解決策)の募集対象
・MICE(学会、会議、展示会、イベント、旅行等)事業に関わる方とその課題
・MICE関連の会場や施設(宿泊飲食施設含む)を保有、また運営に携わる方とその課題
・MICE関連事業や施設とその集客で生業を成す事業者や地域(国や地方自治体)
・MICE事業の主催者、出展者、企画運営者、参加者支援(移動宿泊食事)、その他の協力者とその課題
・博物館や科学館、美術館、映画館などの類似施設に関わる方とその課題
・エンタテイメントやスポーツ、教育等、MICE類似業界(応用市場)の方とその課題
・上記の課題解決や新たな可能性拡大に結び付く科学技術、事業モデル、製品をお持ちの方
・各技術と組み合わせることで効果を産み出す材料や技術、製品をお持ちの方
・MICE類似事業や施設の技術を、MICEへ導入を希望する方、またその逆
・関連技術や関連産業の研究者、事業者、業界団体、行政関係者
・新規事業としてMICEや課題解決業界への進出(新規事業、スタートアップ)をお考えの方
・研究開発や新技術、事業などに対して投資(ファンド、VC、CVC)や融資に関わる方
・上記の活動の支援機関や各種支援や協力が可能な方
・報道、メディア、情報発信関係者
・その他、情報収集やご関心のある方

■プラットフォームとなる研究会について
・MICE事業者や施設、主催者などから課題やニーズを調査、募集、企画整理、情報発信
・「ウイズコロナ・ポストコロナ」の新たな事業アイデア・潜在新市場・技術の調査、募集、企画、情報発信、提案(発表)、マッチング(マッチングに対する取引条件の整理確認)
・研究会では、課題やニーズ、つまり市場と課題解決策の技術や事業を結び付ける
・オープン(公開)な研究会セミナーや提案イベント(オンライン含む)を開催、参加
・オープン(公開)、クローズド(非公開)な形態を組み合せ各種ビジネスマッチングを実施
・事業化、製品化に向けた連携をワーキング(WG) や地域別、対象者別、テーマ別WGをオープン(公開)、または、クローズド(非公開)で開催(メンバー間のNDA含む)、成果発表の実施
・課題解決策の確立支援としては、研究などの科学技術と事業者を結ぶ産学連携や異業種の連携を実施
・1つの技術や事業者では課題解決に結び付かない場合は、複数の技術や事業者のアッセンブルをコーディネート
・仕入れなどのサプライチェーン確立と販路や流通などの商流マッチング
・研究開発や事業推進の為の投資や融資などの資金マッチング、ファンドの組成、運用
・事業化支援としてのコンサルティング、インキュベーション、アクセラレーションを実施
・1つの課題では市場としての規模が小さい場合、多様な課題を解決できるソリューションに加工し、市場拡大、横展開(国際展開含む)
・MICE業界での導入実験、テストマーケティングなどにより技術性、事業性追求
・新技術や新サービスの運用可能な人財の育成
・市場創造のための様々な仕掛けの実施
・業界支援の政策提言等

■研究会参加者メンバーとWGメンバーについて
・研究会への参加では、会員制度などの、資格や条件、費用などは発生いたしません。研究会のセミナーやピッチにご参加(聴講)の皆様は管理上、自動的に参加メンバーとして 登録させていただきますが、継続的な参加や不参加なども自由となっております。
・研究会の中での参加者同士、発表者との個別の連絡や交流、連携は、参加者、夫々の責任と節度を持って自由に行っていただけます。
・研究会ではテーマ、目的別の企画や部会となるWG(ワーキンググループ)も設置します。テーマ別の企画やWGは、参加者や発表者の希望で事務局が設置するものや、事務局が企画し専門家や支援機関などもコーディネートし実施するものがございます。
・研究会やWGは、基本オープンに実施いたしますが、テーマや進捗によりクローズドで実施する場合がございます。その場合は参加者や発表者からの要望や事務局判断でメンバーを限定させていただくこと(参加をお断りすることも含む)、場合によってNDAや参加者同士の合意を必要とする場合、実施途中での構成メンバー変更なども含まれます。
・様々なビジネスマッチングやインキュベーション、資金調達、デューデリなどの支援は、WGやプロジェクトの企画依頼者や支援希望者の依頼、支援機関の依頼などにより、契約(有償・無償含む)のもとに事務局が仲介して実施いたします。
・研究会申込の際にご記入・ご提出いただいた連絡先等、個人情報は、事務局の2社(コングレ、ICIC)の個人情報管理に関するポリシー範囲内で取り扱いいたします。

■主催
「MICEイノベーション研究会」実行委員会
◇実行委員 

No.  氏名   所属       役職
1 天内 義也 東日本旅客鉄道株式会社 マーケティング本部 まちづくり部門
品川ユニット(事業計画) マネージャー
2 井上 義則 株式会社八芳園 取締役 社長
3 岡野 雅則 パナソニック
オペレーショナルエクセレンス社
統合型リゾート(IR)事業推進本部
営業推進部 部長
4 加藤 篤史 羽田みらい開発株式会社
鹿島建設株式会社
SPC統括責任者
開発事業本部 事業部長
5 倉橋 慶次 森ビル株式会社 森アーツセンター
アカデミーヒルズ事業部 部長補佐
兼 フォーラムグループ 課長
6 小島 学 キヤノン株式会社 IR/MICE事業推進プロジェクト 主幹
7 染谷 誓一 ぴあ株式会社 執行役員 / コンテンツ・プロデュース本部 副本部長
兼 ライブ・エンタテインメント本部 副本部長
8 花井 厚  株式会社リコー デジタルビジネス事業本部
Signage-Contents事業統括室 室長
9 林 英雄 株式会社日刊工業新聞社 総合事業局次長 兼 イベント事業部長
10 深澤 克之 日本電気株式会社 首都圏統括支社 シニアマネージャー
11 前野 伸幸 株式会社ホットスケープ 代表取締役
12 矢端 謙介 株式会社日本政策投資銀行 地域企画部 担当部長
                                                  (敬称略・五十音順)

◇アドバイザリーボードメンバー   現在調整中

・実行員は、MICEイノベーション研究会の趣旨に賛同頂く、産官学金やクリエイター、MICE業界や主催団体、MICEに頼る地方都市など課題を持つ業界や課題解決技術を求める大手企業(ベンダー)、課題解決技術や事業を研究開発する業界、異分野で連携頂く業界などの皆様、専門的なアドバイスを頂く有識者、活動に呼びかけや応援を頂く各分野でご活躍の皆様に順次お声がけさせていただいています。
・承諾いただきました方から、随時、氏名を掲出させていただきます。

◇事 務 局 :

株式会社コングレ
MICEと総称される政府系国際会議、学術会議、企業ミーティング、展示会などの企画・運営におけるリーディングカンパニー。伊勢志摩サミットなどの首脳・閣僚級会議、医学系・工学系をはじめとする学術会議、産業団体主催会議、投資コンファレンス&ミーティングなど各種企業ミーティング、主催展示会ジャパンドローン・スポーツビジネスジャパンをはじめ年間取扱い件数は約200件。
(参加者数合計 40数万人)。この他、MICE施設などの管理・運営事業にも取り組む。全国約90施設。MICE施設においては、指定管理者制度などによるPPP/PFI施設の他、自社経営施設も有し、多数のMICE案件を受け入れる。
展望施設、科学館、水族館などの文化・観光施設においては、運営管理、チケット・案内業務、総合インフォーメション業務などの他、様々な自主企画にも携わる。

新産業文化創出研究所(ICIC)
シンクタンク機能とプロデュース機能の両輪により、今後、社会が求めるであろうニーズや注目されてこなかった潜在的な市場、これまで課題の解決策がなかった領域や将来訪れる課題などに注目し、それに対応する技術や製品、サービスなどを生み出し、市場導入すること、また、新たなライフスタイルや文化を創り出し、これに対応する技術や製品、サービスを適応させること、新産業や文化を創出する仕掛けをサポートすることで、イノベーションの創出を担う。以上のコンセプトから、様々な分野にわたり異分野が共創するプラットフォームとしての研究会や拠点を立ち上げ、これまでにないビジネスモデルを実証実験し、社会に提示していくことで街づくりからイノベーション産業・文化、また企業・事業・価値等の創造と好循環機能を目指す。
これまでも、早くからVRや3Dを活用したシアターや自動翻訳・通訳を活用した次世代テレビ会議システム、そうしたコミュニケーション空間、複数地点の地域教育プログラムの相互通信利用など複数の研究会やプロジェクトも開催してきた。

2022.03.14 第17回

MICEイノベーション研究会 第17回(リアル開催)

<同時開催>

経済産業省 令和3年度事業「展示会等のイベント産業の高度化事業(実証事業)」 採択企業 成果発表会

2022年3月14日、「第17回MICEイノベーション研究会」を羽田イノベーションシティ(HICity)のMICE施設「コングレスクエア羽田」で開催しました。
今回は新しいMICEと施設のカタチを創造する技術や製品、ツールの実証実験、提案発表、展示・体験会を実施。また、経済産業省 令和3年度事業「展示会等のイベント産業の高度化事業(実証事業)」 採択企業の成果発表会を同時開催しました。

開催日時: 2022年3月14日(月) 13:30~18:00
会  場: 羽田イノベーションシティ(HICity)ゾーンJ 『コングレスクエア羽田』
開催方式: リアル開催

パンフレット

今回のリアル開催には、「新しいMICEや施設の『カタチ』を創造する」「MICEや施設などの課題を解決する」技術・事業アイデア・サービスを持った多数の企業が参画。MICEおよびMICEを開催するカンファレンス施設をはじめとした各種施設のイノベーションと共創を進めるため、「実証実験」「提案発表」「展示・体験会」を実施し、企業同士のマッチングや今後の活用、導入の出会いの場となるよう努めました。

実証実験

受付では、PaylessGate株式会社のデジタルゲート認証/決済プラットフォーム「SmartWallet」を使用した実証実験を行いました。

参加者のスマートフォンにアプリをインストールして設定し、受付端末(タブレット)にスリープ状態でかざすだけで受付が完了する受付システムです。受付での電子チケットの提⽰やQRコードの読み取りなどのやりとりが不要で、スムーズに受付できます。
非接触での受付の効率化に加え、アプリによって講演会場/展⽰会場での⾏動履歴を収集する実証実験です。

PaylessGate株式会社の「Smart Wallet」による受付と行動履歴収集の実証実験を実施
アプリをインストールしたスマホを専用端末に近づけるだけで受付完了

提案ピッチ

ファシリテーターの新産業文化創出研究所の廣常所長が研究会の趣旨と実証実験の企画全体を説明し、プログラムはスタートしました。

株式会社リコーの「リコーリアルタイムコミュニケーション」を使用し、会場では参加者の質問とコメントをリアルタイムで表示

1.実証実験実施企業による提案発表

「【Smart Wallet】Bluetoothでのハンズフリー認証による受付業務効率化」
 PaylessGate株式会社 代表取締役 足立 安比古 氏

2.「新しいMICEや施設のカタチを創造する」「MICEや展示会、施設等の課題を解決する」技術・事業アイデア・サービスの提案発表

「画像解析 AI 技術を用いた入退場者数のリアルタイム把握による安心・安全なイベント開催」
 Intelligence Design 株式会社 Business Development / 取締役 末廣 大和 氏

「MICEにおける遠隔接客」
 タイムリープ株式会社 インサイドセールス / 責任者 吉住 大輔 氏

「メタバースで数千名規模のイベントを実現する『めちゃバース』『めちゃイベント』」
 株式会社ハシラス 代表取締役社長 / 一般社団法人エンターテインメントXR協会 代表理事 安藤 晃弘 氏

「新サービス Mediasite Extenderのご紹介」
 メディアサイト株式会社 経営企画部 新規事業・アライアンス推進室 室長 坂本 修次 氏

展示・体験会 / 発表者・出展者・参加者のビジネスマッチング

■展示・体験会(ラウンジ)

ラウンジでの展示・体験会

株式会社リコー / iPresence合同会社
「RICOH Spectrum / RICOH 4K Live Streaming / テレプレゼンスアバターロボット」

タイムリープ株式会社 「遠隔接客サービスRURA」

株式会社ハシラス「めちゃバース / めちゃイベント」

■展示・体験会(ホール / ルーム)

ホールでの展示・体験会
ホールでの展示・体験会

PaylessGate株式会社「Smart Wallet」

AI株式会社Archaic「AI Open Camera」

株式会社エヌジーシー「遠隔保守サポートサービス」

株式会社Nsystem/株式会社丹青社
「Visual Tilesシステム:ダイナミックウェブ登録によりリアルタイムに表示閲覧可能な高解像度で、インタラクティブな表示システム」

株式会社コルドンブルー「オンライン・ハイブリッドイベント懇親会用メニュー『オードブルー』」

株式会社ジールアソシエイツ
「オンラインイ ベントツール『zone.-unbelievable- (ゾーンアンビリーバブル)』」

株式会社トーガシ「SDGs実現に向けたイベント商材とサービス」」

株式会社トリプルアイズ「AIZE(顔認証・画像認識プラットフォーム)」

株式会社ビズコム「セルフタイプの光触媒コーティング:その他、コロナ感染対策製品」

株式会社pote+「サスティナブルシステム【TUS+++】」

メディアサイト株式会社
「Mediasite Extender (LIVEストリーミング配信、オンデマンドストリーミング配信用の機材やオペレーターから視聴ページ作成までの一貫したストリーミングパッケージサービス)」

monoAI technology株式会社「メタバースプラットフォーム『XR CLOUD』」

3.経済産業省 令和3年度事業『展示会等のイベント産業の高度化事業(実証事業)』 採択企業による成果発表会

また、今回は、経済産業省 令和3年度事業「展示会等のイベント産業の高度化事業(実証事業)」 採択企業 成果発表会を同時開催しました。
経済産業省が、展示会等において新たなデジタル技術・サービス等の実証事業として、With/Afterコロナにおけるブロックチェーン技術等を用いた、展示会等のイベント産業における新たな取引モデルの構築を実証する事業について公募し、このたび採択された企業・団体6者の成果を発表しました。

「~Sizeless Twin~ファッション産業におけるNFT/メタバースを活用した展示の高度化事業」
 スタートバーン株式会社 渡辺 有紗 氏

「VRとメタバースで実現する新しい工場見学~ワープ型オープンファクトリー~」
 株式会社Mogura 久保田 瞬 氏

「VR(仮想現実)とAR(拡張現実)を連動させた新たなバーチャル展示会によるリアル商材の流通」
 株式会社リモデルパートナーズ 有田 茂 氏

「『郷土玩具×XR技術×クリエイター』による新たな伝統的モノづくり品展示会に関する成果報告」
 株式会社小田急百貨店 石川 真 氏

「展示会等のイベントにおけるリアルタイムAI自動翻訳の活用実証実験について」
 株式会社マイナビ 中島 玄揮 氏

「NFTを活用したアート取引市場における展示・流通高度化事業」
 一般社団法人アート東京 川上 尚志 氏

■経済産業省採択企業 展示・体験会(ルーム)

ルームでの展示・体験会
一般社団法人アート東京
「NFTプラットフォーム『FAT Collection』でのARによるデジタルアート作品の展示」
主催:株式会社小田急百貨店
協力:株式会社NTTデータNJK / 株式会社CinemaLeap / 小田急電鉄株式会社
「郷土玩具×XR技術×クリエイターによる新たなモノづくり品展示」
株式会社リモデルパートナーズ
「VR・AR連動バーチャル展示場プラットフォーム」

プログラムの詳細は、▼下記よりご覧いただけます。

開催概要・プログラム詳細

MICEイノベーション研究会は、来年度も引き続き開催を予定しています。
開催日程・プログラムなどが決まりましたら、公式ウェブサイトやメールマガジンなどでお知らせします。


MICEイノベーション研究会について

 会議や学会、展示会やコンベンション、イベントなどの実施や関連施設も今回、大きな課題を抱えることとなりました。この分野では、リアルなライブ環境で行って参りました。しかし、新型コロナウイルス感染予防の対策のため、現在は、人々が集積、交流、接触するリアルな会場での研究会などの開催も困難となっています。オンラインなどのバーチャルな開催が多方面で進められている中、MICEの在り方もコロナとの共存(ウイズコロナ)、また一旦変革した生活やビジネスのスタイルやMICE代替事業などのポストコロナとして大きく変わる可能性があります。
MICE形態の変化や様々な課題解決の対応、そして新市場の創造のためには、新たな技術や事業による変革が求められています。この分野でのソリューションは、類似するスポーツやエンタテイメントの事業や施設、また会議のスタイルやオフィスの在り方、教育の方法と教育施設、博物館や図書館、公園などの公共施設での応用も考えられます。つまり大きな変革を余儀なくされることによるイノベーションの創出機会、新市場の誕生機会と言えます。
オンライン開催に伴う通信や映像、通訳、記録、課金、コンテンツ化などの技術、また、各地の会場施設の有効活用やネットワーク化、MICE施設と活用事業者、新技術のビジネスマッチング、技術間や材料・要素技術と事業者とのマッチング、産学連携や研究開発の事業化に対する支援、スタートアップなどへの投資やインキュベーション支援なども予定しております。

■研究会参加メンバーと発表者(課題と課題解決策)の募集対象
・MICE(学会、会議、展示会、イベント、旅行等)事業に関わる方とその課題
・MICE関連の会場や施設(宿泊飲食施設含む)を保有、また運営に携わる方とその課題
・MICE関連事業や施設とその集客で生業を成す事業者や地域(国や地方自治体)
・MICE事業の主催者、出展者、企画運営者、参加者支援(移動宿泊食事)、その他の協力者とその課題
・博物館や科学館、美術館、映画館などの類似施設に関わる方とその課題
・エンタテイメントやスポーツ、教育等、MICE類似業界(応用市場)の方とその課題
・上記の課題解決や新たな可能性拡大に結び付く科学技術、事業モデル、製品をお持ちの方
・各技術と組み合わせることで効果を産み出す材料や技術、製品をお持ちの方
・MICE類似事業や施設の技術を、MICEへ導入を希望する方、またその逆
・関連技術や関連産業の研究者、事業者、業界団体、行政関係者
・新規事業としてMICEや課題解決業界への進出(新規事業、スタートアップ)をお考えの方
・研究開発や新技術、事業などに対して投資(ファンド、VC、CVC)や融資に関わる方
・上記の活動の支援機関や各種支援や協力が可能な方
・報道、メディア、情報発信関係者
・その他、情報収集やご関心のある方

■プラットフォームとなる研究会について
・MICE事業者や施設、主催者などから課題やニーズを調査、募集、企画整理、情報発信
・「ウイズコロナ・ポストコロナ」の新たな事業アイデア・潜在新市場・技術の調査、募集、企画、情報発信、提案(発表)、マッチング(マッチングに対する取引条件の整理確認)
・研究会では、課題やニーズ、つまり市場と課題解決策の技術や事業を結び付ける
・オープン(公開)な研究会セミナーや提案イベント(オンライン含む)を開催、参加
・オープン(公開)、クローズド(非公開)な形態を組み合せ各種ビジネスマッチングを実施
・事業化、製品化に向けた連携をワーキング(WG) や地域別、対象者別、テーマ別WGをオープン(公開)、または、クローズド(非公開)で開催(メンバー間のNDA含む)、成果発表の実施
・課題解決策の確立支援としては、研究などの科学技術と事業者を結ぶ産学連携や異業種の連携を実施
・1つの技術や事業者では課題解決に結び付かない場合は、複数の技術や事業者のアッセンブルをコーディネート
・仕入れなどのサプライチェーン確立と販路や流通などの商流マッチング
・研究開発や事業推進の為の投資や融資などの資金マッチング、ファンドの組成、運用
・事業化支援としてのコンサルティング、インキュベーション、アクセラレーションを実施
・1つの課題では市場としての規模が小さい場合、多様な課題を解決できるソリューションに加工し、市場拡大、横展開(国際展開含む)
・MICE業界での導入実験、テストマーケティングなどにより技術性、事業性追求
・新技術や新サービスの運用可能な人財の育成
・市場創造のための様々な仕掛けの実施
・業界支援の政策提言等

■研究会参加者メンバーとWGメンバーについて
・研究会への参加では、会員制度などの、資格や条件、費用などは発生いたしません。研究会のセミナーやピッチにご参加(聴講)の皆様は管理上、自動的に参加メンバーとして 登録させていただきますが、継続的な参加や不参加なども自由となっております。
・研究会の中での参加者同士、発表者との個別の連絡や交流、連携は、参加者、夫々の責任と節度を持って自由に行っていただけます。
・研究会ではテーマ、目的別の企画や部会となるWG(ワーキンググループ)も設置します。テーマ別の企画やWGは、参加者や発表者の希望で事務局が設置するものや、事務局が企画し専門家や支援機関などもコーディネートし実施するものがございます。
・研究会やWGは、基本オープンに実施いたしますが、テーマや進捗によりクローズドで実施する場合がございます。その場合は参加者や発表者からの要望や事務局判断でメンバーを限定させていただくこと(参加をお断りすることも含む)、場合によってNDAや参加者同士の合意を必要とする場合、実施途中での構成メンバー変更なども含まれます。
・様々なビジネスマッチングやインキュベーション、資金調達、デューデリなどの支援は、WGやプロジェクトの企画依頼者や支援希望者の依頼、支援機関の依頼などにより、契約(有償・無償含む)のもとに事務局が仲介して実施いたします。
・研究会申込の際にご記入・ご提出いただいた連絡先等、個人情報は、事務局の2社(コングレ、ICIC)の個人情報管理に関するポリシー範囲内で取り扱いいたします。

■主催
「MICEイノベーション研究会」実行委員会
◇実行委員 

No.  氏名   所属       役職
1 天内 義也 東日本旅客鉄道株式会社 事業創造本部 品川まちづくり部門 副課長
事業計画グループ グループリーダー
2 井上 義則 株式会社八芳園 取締役専務 総支配人
3 岡野 雅則 パナソニック株式会社 統合型リゾート(IR)事業推進本部
営業推進部 部長
4 加藤 篤史 羽田みらい開発株式会社
鹿島建設株式会社
SPC統括責任者
開発事業本部 事業部長
5 倉橋 慶次 森ビル株式会社 アカデミーヒルズ事業部 部長補佐
兼 フォーラムグループ 課長
6 小島 学 キヤノン株式会社 IR/MICE事業推進プロジェクト 主幹
7 染谷 誓一 ぴあ株式会社 執行役員 / コンテンツ・プロデュース本部 副本部長
兼 ライブ・エンタテインメント本部 副本部長
8 花井 厚  株式会社リコー デジタルビジネス事業本部
Signage-Contents事業統括室 室長
9 深澤 克之 日本電気株式会社 首都圏統括支社 シニアマネージャー
10 前野 伸幸 株式会社ホットスケープ 代表取締役
11 矢端 謙介 株式会社日本政策投資銀行 地域企画部 担当部長
                                                  (敬称略・五十音順)

◇アドバイザリーボードメンバー   現在調整中

・実行員は、MICEイノベーション研究会の趣旨に賛同頂く、産官学金やクリエイター、MICE業界や主催団体、MICEに頼る地方都市など課題を持つ業界や課題解決技術を求める大手企業(ベンダー)、課題解決技術や事業を研究開発する業界、異分野で連携頂く業界などの皆様、専門的なアドバイスを頂く有識者、活動に呼びかけや応援を頂く各分野でご活躍の皆様に順次お声がけさせていただいています。
・承諾いただきました方から、随時、氏名を掲出させていただきます。

◇事 務 局 :

株式会社コングレ
MICEと総称される政府系国際会議、学術会議、企業ミーティング、展示会などの企画・運営におけるリーディングカンパニー。伊勢志摩サミットなどの首脳・閣僚級会議、医学系・工学系をはじめとする学術会議、産業団体主催会議、投資コンファレンス&ミーティングなど各種企業ミーティング、主催展示会ジャパンドローン・スポーツビジネスジャパンをはじめ年間取扱い件数は約200件。
(参加者数合計 40数万人)。この他、MICE施設などの管理・運営事業にも取り組む。全国約90施設。MICE施設においては、指定管理者制度などによるPPP/PFI施設の他、自社経営施設も有し、多数のMICE案件を受け入れる。
展望施設、科学館、水族館などの文化・観光施設においては、運営管理、チケット・案内業務、総合インフォーメション業務などの他、様々な自主企画にも携わる。

新産業文化創出研究所(ICIC)
シンクタンク機能とプロデュース機能の両輪により、今後、社会が求めるであろうニーズや注目されてこなかった潜在的な市場、これまで課題の解決策がなかった領域や将来訪れる課題などに注目し、それに対応する技術や製品、サービスなどを生み出し、市場導入すること、また、新たなライフスタイルや文化を創り出し、これに対応する技術や製品、サービスを適応させること、新産業や文化を創出する仕掛けをサポートすることで、イノベーションの創出を担う。以上のコンセプトから、様々な分野にわたり異分野が共創するプラットフォームとしての研究会や拠点を立ち上げ、これまでにないビジネスモデルを実証実験し、社会に提示していくことで街づくりからイノベーション産業・文化、また企業・事業・価値等の創造と好循環機能を目指す。
これまでも、早くからVRや3Dを活用したシアターや自動翻訳・通訳を活用した次世代テレビ会議システム、そうしたコミュニケーション空間、複数地点の地域教育プログラムの相互通信利用など複数の研究会やプロジェクトも開催してきた。

2022.01.19 第16回

MICEイノベーション研究会 第16回

第16回MICEイノベーション研究会」を開催しました~施設が起点となって、地元と『つながる』、地元に『貢献する』

今回の研究会では、パシフィコ横浜による事例紹介、株式会社プラゴ、一般社団法人Social Innovation Japanによるソリューションの提案、そして観光庁MICE室からの「ハイブリッド国際会議実証事業」に関する情報提供を行いました。最後に事務局から、2022年3月14日に「コングレスクエア羽田」でリアル開催する第17回研究会についてご案内しました。

ファシリテーターの新産業文化創出研究所 廣常 啓一 所長

今回の研究会のテーマは「施設が起点となって、地元と『つながる』、地元に『貢献する』」です。

最初に、パシフィコ横浜 営業推進部営業開発課長 南雲 隆 氏が、「みなとみらい21共通飲食券」の取り組みについて、事例発表を行いました。
パシフィコ横浜は、日本最大級の複合MICE施設であり、同施設で開催される催事に対して年間400万人を超える来場者が訪れています。パシフィコ横浜は、催事関係者がみなとみらいの飲食店を利用することにより生まれる地域全体の経済波及効果を構築するため、1998年から「みなとみらい21共通飲食券」の事業を続けています。同飲食券は、みなとみらい21地区を中心とする加盟施設店約230店舗で利用ができるため、催事主催者から参加者へ配ることで、催事の際に周辺地域に足を運ぶきっかけづくりとなっています。
また、特定のMICE開催時に特別オリジナルクーポンを発行したり、みなとみらいの飲食店を紹介する『MEAL TIMES』を発行したりして、パシフィコ横浜での催事を通して地域活性化に取り組んでいます。

パシフィコ横浜 南雲 隆 氏の発表

次に、2社による、施設の抱える「地元とのつながり」の創出や地元経済への貢献、環境への配慮という課題に対する課題解決技術(シーズ)提案発表を行いました。

1社目は、株式会社プラゴ 代表取締役 CEO 大川 直樹 氏、事業企画マネージャー 三上 智也 氏による「電気自動車の充電サービスから拡がる、脱炭素先行地域に向けた『地域と共生する環境都市』へ」をテーマにした発表です。同社は、EV(Electric Vehicleの略/電気自動車)充電器およびIoTサービスの企画・開発・販売などを手掛けています。
街中のEV充電器設置の普及がもたらすメリットとして、EVユーザーが施設を利用した場合、施設年間CO2排出量の約1.3%を削減する効果があります。しかし、施設側のEV充電器設置率はわずか0.16%。その現状から同社は、EV充電予約アプリ「My Plugo」を開発。「My Plugo」では、EV専用駐車場の空き状況確認・予約に加え、近隣の小売店・飲食店などのクーポンを発行できるため、充電を目的としたEVユーザーの施設への来場や、施設利用者の周遊・観光にも効果が得られると提案しました。その取り組みとして、自治体と連携した事例を紹介しました。

株式会社プラゴ 大川 直樹 氏、三上 智也 氏の発表

2社目は、一般社団法人Social Innovation Japan パートナーシップ・広報 シニアディレクター 鈴木 玲子 氏による、「日本初の無料給水アプリ・プラットフォーム『mymizu』を通しての新しい『きっかけづくり』とは」をテーマにした発表です。
同法人は、国内外の社会課題や環境問題などについて、国境や分野を越えた情報発信や解決策を創出し、社会の発展と豊かな社会創りに寄与することを目指して活動しています。
代表的な活動として、全国で「mymizu」を給水スポットとして設置している施設や店舗を簡単に探し、無料で給水することができるアプリ・プラットフォームを提供しています。アプリ上では、ユーザー同士での情報共有や、「mymizu」と提携している施設や店舗側が給水パートナーとして参加することが可能です。そのため、アプリを通じて施設を知ってもらうきっかけにもなります。
また、「mymizu」の利用にはマイボトルの持参が必須で、環境面にも優しいことから、持続可能なまちづくりやSDGsへの貢献の一つとして、施設に付加価値をもたらすための提案です。

一般社団法人Social Innovation Japan 鈴木 玲子 氏の発表

続いて、観光庁 国際観光部参事官(MICE)付 MICE連携推進官 太田 信行 氏が、「ハイブリッドMICE実証事業」に関する情報提供を行いました。
国際会議については、海外からのオンライン参加も可能とするハイブリット方式がしばらく続く見通しのため、ハイブリット国際会議の実証事業を実施することになりました。会場などにおいてワクチン接種証明の確認やPCR検査を活用し、感染症対策を徹底しつつ、最先端の技術を活用し、今後の訪日につなげるようなコンテンツを盛り込んだハイブリット開催に係る実証事業を行うものです。MICE主催者・運営事業者にとって、事業計画の検討に役立つ内容でした。

観光庁  太田 信行 氏の発表

最後に、事務局から、次回の第17回研究会について説明しました。次回は、2022年3月14日(月) 羽田イノベーションシティの「コングレスクエア羽田」にてリアルで開催します。その概要と実証実験や出展者募集について、前回のリアル開催の実績などを含めてご案内いたしました。募集内容などは公式ウェブサイトに掲載しています。

MICEイノベーション研究会事務局による第17回研究会のご案内

第16回研究会 開催概要

2022年1月19日(水) 16:00~17:35 オンライン開催・参加費無料

【研究会説明】
 全体ファシリテーター
新産業文化創出研究所 所長 廣常啓一

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Part1:MICE施設が起点となって、地元と「つながる」、地元に「貢献する」
<特にマッチする参加者カテゴリ:MICE施設運営事業者、行政、観光コンベンションビューロー>

【事例紹介】
『パシフィコ横浜における「みなとみらい21共通飲食券」の取り組みについて』
 パシフィコ横浜 営業推進部営業開発課長 南雲 隆 氏

<発表主旨>
グローバルMICE都市・横浜の「MICE拠点」である弊社施設・パシフィコ横浜は、あらゆるジャンルのMICE会場として、その成功に貢献するとともに、大きな経済波及効果を生み出して、地域とつながり、街とともに発展することを目指しています。
その一環として開発した「みなとみらい21共通飲食券」は、MICE参加者の回遊性を向上し、街にお金が落ちる仕組みを構築することにより、集客施設であるパシフィコ横浜が、送客機能も担うことにつながりました。
今回は、この取り組みを御紹介するとともに、今後も地域事業者と連携することにより、横浜の発展に貢献し、横浜を盛り上げていきたいと考えています。

【課題解決技術(シーズ)提案発表1】
『電気自動車の充電サービスから拡がる、脱炭素先行地域に向けた「地域と共生する環境都市」へ』
 株式会社プラゴ 代表取締役 CEO 大川 直樹 氏/事業企画マネージャー 三上 智也 氏

  <発表要旨>
脱炭素というキーワードはいまや企業・地方自治体・国それぞれにとって重要なキーワードになってきています。
一方で、その目標に向けて何をすべきかというのはわかりにくく、かつ「義務」になってしまいがちです。
私達は「インフラ」「MaaS」「エネルギー」という次の時代に欠かせない3つの取り組みを軸に、仕組みを地域と一緒になって創ることで地域が持つ、「環境・防災・交通・(観光)」という課題解決を提案します。
やらされ感のある取り組みではなく、クーポンやポイント連携・トラベルガイドなどを組み合わせることで、楽しみながら未来へ誇れる『地域と共生する環境都市』へと進化することを目指しています。

【課題解決技術(シーズ)提案発表2】
『日本初の無料給水アプリ・プラットフォーム「mymizu」を通しての新しい「きっかけづくり」とは』
 一般社団法人Social Innovation Japan パートナーシップ・広報 シニアディレクター 鈴木 玲子 氏

  <発表要旨>
施設・ビジネスが起点となって、地元と繋がれるし、貢献できる。それだけではなく、環境問題やSDGsにも貢献できるツールがあるのです。それは、世界中のカフェや公共施設、その他約20万箇所の無料で給水ができる場所を探せる日本初無料給水アプリ・プラットフォーム「mymizu」です。
今回の研究会では、「mymizu」プラットフォームを通して、皆様のビジネスや施設にどのような付加価値を与えることができるのかをシェアしていきます。

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Part2:情報提供/観光庁
<特にマッチする参加者カテゴリ:MICE主催者・運営事業者>

『観光庁 補正予算・令和4年度予算より「ハイブリッド国際会議実証事業」の概要について』
 観光庁 国際観光部参事官(MICE)付 MICE連携推進官 太田 信行 氏

  <発表要旨>
観光庁MICE室では、今年度の補正予算事業として「ハイブリッド国際会議実証事業」を実施予定です。
今年度末に実施開始予定である当事業の狙いとその概要についてご説明させていただきます。

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Part3:次回の研究会のご案内

『2022年3月14日開催の第17回研究会(リアル開催)についてのご案内と参画企業の募集について』
 MICEイノベーション研究会事務局 田中 弘一
 

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【事務局よりお知らせ】


MICEイノベーション研究会について

 会議や学会、展示会やコンベンション、イベントなどの実施や関連施設も今回、大きな課題を抱えることとなりました。この分野では、リアルなライブ環境で行って参りました。しかし、新型コロナウイルス感染予防の対策のため、現在は、人々が集積、交流、接触するリアルな会場での研究会などの開催も困難となっています。オンラインなどのバーチャルな開催が多方面で進められている中、MICEの在り方もコロナとの共存(ウイズコロナ)、また一旦変革した生活やビジネスのスタイルやMICE代替事業などのポストコロナとして大きく変わる可能性があります。
MICE形態の変化や様々な課題解決の対応、そして新市場の創造のためには、新たな技術や事業による変革が求められています。この分野でのソリューションは、類似するスポーツやエンタテイメントの事業や施設、また会議のスタイルやオフィスの在り方、教育の方法と教育施設、博物館や図書館、公園などの公共施設での応用も考えられます。つまり大きな変革を余儀なくされることによるイノベーションの創出機会、新市場の誕生機会と言えます。
オンライン開催に伴う通信や映像、通訳、記録、課金、コンテンツ化などの技術、また、各地の会場施設の有効活用やネットワーク化、MICE施設と活用事業者、新技術のビジネスマッチング、技術間や材料・要素技術と事業者とのマッチング、産学連携や研究開発の事業化に対する支援、スタートアップなどへの投資やインキュベーション支援なども予定しております。

■研究会参加メンバーと発表者(課題と課題解決策)の募集対象
・MICE(学会、会議、展示会、イベント、旅行等)事業に関わる方とその課題
・MICE関連の会場や施設(宿泊飲食施設含む)を保有、また運営に携わる方とその課題
・MICE関連事業や施設とその集客で生業を成す事業者や地域(国や地方自治体)
・MICE事業の主催者、出展者、企画運営者、参加者支援(移動宿泊食事)、その他の協力者とその課題
・博物館や科学館、美術館、映画館などの類似施設に関わる方とその課題
・エンタテイメントやスポーツ、教育等、MICE類似業界(応用市場)の方とその課題
・上記の課題解決や新たな可能性拡大に結び付く科学技術、事業モデル、製品をお持ちの方
・各技術と組み合わせることで効果を産み出す材料や技術、製品をお持ちの方
・MICE類似事業や施設の技術を、MICEへ導入を希望する方、またその逆
・関連技術や関連産業の研究者、事業者、業界団体、行政関係者
・新規事業としてMICEや課題解決業界への進出(新規事業、スタートアップ)をお考えの方
・研究開発や新技術、事業などに対して投資(ファンド、VC、CVC)や融資に関わる方
・上記の活動の支援機関や各種支援や協力が可能な方
・報道、メディア、情報発信関係者
・その他、情報収集やご関心のある方

■プラットフォームとなる研究会について
・MICE事業者や施設、主催者などから課題やニーズを調査、募集、企画整理、情報発信
・「ウイズコロナ・ポストコロナ」の新たな事業アイデア・潜在新市場・技術の調査、募集、企画、情報発信、提案(発表)、マッチング(マッチングに対する取引条件の整理確認)
・研究会では、課題やニーズ、つまり市場と課題解決策の技術や事業を結び付ける
・オープン(公開)な研究会セミナーや提案イベント(オンライン含む)を開催、参加
・オープン(公開)、クローズド(非公開)な形態を組み合せ各種ビジネスマッチングを実施
・事業化、製品化に向けた連携をワーキング(WG) や地域別、対象者別、テーマ別WGをオープン(公開)、または、クローズド(非公開)で開催(メンバー間のNDA含む)、成果発表の実施
・課題解決策の確立支援としては、研究などの科学技術と事業者を結ぶ産学連携や異業種の連携を実施
・1つの技術や事業者では課題解決に結び付かない場合は、複数の技術や事業者のアッセンブルをコーディネート
・仕入れなどのサプライチェーン確立と販路や流通などの商流マッチング
・研究開発や事業推進の為の投資や融資などの資金マッチング、ファンドの組成、運用
・事業化支援としてのコンサルティング、インキュベーション、アクセラレーションを実施
・1つの課題では市場としての規模が小さい場合、多様な課題を解決できるソリューションに加工し、市場拡大、横展開(国際展開含む)
・MICE業界での導入実験、テストマーケティングなどにより技術性、事業性追求
・新技術や新サービスの運用可能な人財の育成
・市場創造のための様々な仕掛けの実施
・業界支援の政策提言等

■研究会参加者メンバーとWGメンバーについて
・研究会への参加では、会員制度などの、資格や条件、費用などは発生いたしません。研究会のセミナーやピッチにご参加(聴講)の皆様は管理上、自動的に参加メンバーとして 登録させていただきますが、継続的な参加や不参加なども自由となっております。
・研究会の中での参加者同士、発表者との個別の連絡や交流、連携は、参加者、夫々の責任と節度を持って自由に行っていただけます。
・研究会ではテーマ、目的別の企画や部会となるWG(ワーキンググループ)も設置します。テーマ別の企画やWGは、参加者や発表者の希望で事務局が設置するものや、事務局が企画し専門家や支援機関などもコーディネートし実施するものがございます。
・研究会やWGは、基本オープンに実施いたしますが、テーマや進捗によりクローズドで実施する場合がございます。その場合は参加者や発表者からの要望や事務局判断でメンバーを限定させていただくこと(参加をお断りすることも含む)、場合によってNDAや参加者同士の合意を必要とする場合、実施途中での構成メンバー変更なども含まれます。
・様々なビジネスマッチングやインキュベーション、資金調達、デューデリなどの支援は、WGやプロジェクトの企画依頼者や支援希望者の依頼、支援機関の依頼などにより、契約(有償・無償含む)のもとに事務局が仲介して実施いたします。
・研究会申込の際にご記入・ご提出いただいた連絡先等、個人情報は、事務局の2社(コングレ、ICIC)の個人情報管理に関するポリシー範囲内で取り扱いいたします。

■主催
「MICEイノベーション研究会」実行委員会
◇実行委員 

No.  氏名   所属       役職
1 天内 義也 東日本旅客鉄道株式会社 事業創造本部 品川まちづくり部門 副課長
事業計画グループ グループリーダー
2 井上 義則 株式会社八芳園 取締役専務 総支配人
3 岡野 雅則 パナソニック株式会社 統合型リゾート(IR)事業推進本部
営業推進部 部長
4 加藤 篤史 羽田みらい開発株式会社
鹿島建設株式会社
SPC統括責任者
開発事業本部 事業部長
5 倉橋 慶次 森ビル株式会社 アカデミーヒルズ事業部 部長補佐
兼 フォーラムグループ 課長
6 小島 学 キヤノン株式会社 IR/MICE事業推進プロジェクト 主幹
7 染谷 誓一 ぴあ株式会社 執行役員 / コンテンツ・プロデュース本部 副本部長
兼 ライブ・エンタテインメント本部 副本部長
8 花井 厚  株式会社リコー デジタルビジネス事業本部
Signage-Contents事業統括室 室長
9 深澤 克之 日本電気株式会社 首都圏統括支社 シニアマネージャー
10 前野 伸幸 株式会社ホットスケープ 代表取締役
11 矢端 謙介 株式会社日本政策投資銀行 地域企画部 担当部長
                                                  (敬称略・五十音順)

◇アドバイザリーボードメンバー   現在調整中

・実行員は、MICEイノベーション研究会の趣旨に賛同頂く、産官学金やクリエイター、MICE業界や主催団体、MICEに頼る地方都市など課題を持つ業界や課題解決技術を求める大手企業(ベンダー)、課題解決技術や事業を研究開発する業界、異分野で連携頂く業界などの皆様、専門的なアドバイスを頂く有識者、活動に呼びかけや応援を頂く各分野でご活躍の皆様に順次お声がけさせていただいています。
・承諾いただきました方から、随時、氏名を掲出させていただきます。

◇事 務 局 :

株式会社コングレ
MICEと総称される政府系国際会議、学術会議、企業ミーティング、展示会などの企画・運営におけるリーディングカンパニー。伊勢志摩サミットなどの首脳・閣僚級会議、医学系・工学系をはじめとする学術会議、産業団体主催会議、投資コンファレンス&ミーティングなど各種企業ミーティング、主催展示会ジャパンドローン・スポーツビジネスジャパンをはじめ年間取扱い件数は約200件。
(参加者数合計 40数万人)。この他、MICE施設などの管理・運営事業にも取り組む。全国約90施設。MICE施設においては、指定管理者制度などによるPPP/PFI施設の他、自社経営施設も有し、多数のMICE案件を受け入れる。
展望施設、科学館、水族館などの文化・観光施設においては、運営管理、チケット・案内業務、総合インフォーメション業務などの他、様々な自主企画にも携わる。

新産業文化創出研究所(ICIC)
シンクタンク機能とプロデュース機能の両輪により、今後、社会が求めるであろうニーズや注目されてこなかった潜在的な市場、これまで課題の解決策がなかった領域や将来訪れる課題などに注目し、それに対応する技術や製品、サービスなどを生み出し、市場導入すること、また、新たなライフスタイルや文化を創り出し、これに対応する技術や製品、サービスを適応させること、新産業や文化を創出する仕掛けをサポートすることで、イノベーションの創出を担う。以上のコンセプトから、様々な分野にわたり異分野が共創するプラットフォームとしての研究会や拠点を立ち上げ、これまでにないビジネスモデルを実証実験し、社会に提示していくことで街づくりからイノベーション産業・文化、また企業・事業・価値等の創造と好循環機能を目指す。
これまでも、早くからVRや3Dを活用したシアターや自動翻訳・通訳を活用した次世代テレビ会議システム、そうしたコミュニケーション空間、複数地点の地域教育プログラムの相互通信利用など複数の研究会やプロジェクトも開催してきた。

2021.11.16 第15回

MICEイノベーション研究会 第15回

第15回MICEイノベーション研究会」を開催しました~Postコロナを見据えて活発な動きを見せる「ホテル業界」と「展示会業界」の挑戦

今回の研究会では、ホテル業界と展示会業界にスポットを当て、ホテル業界からはパレスホテル東京、展示会業界からは日刊工業新聞社とmonoAI technology株式会社が登壇。それぞれの業界が持つ課題や事例の発表、業界のレポート、そして課題解決のための技術(シーズ)提案発表を行いました。

ファシリテーターの新産業文化創出研究所 廣常 啓一 所長

今回の研究会のテーマは「Postコロナを見据えて活発な動きを見せる『ホテル業界』と『展示会業界』の挑戦」です。

最初に、パレスホテル東京 グローバルセールス部グローバルセールス一課 支配人 山口 英基 氏が、業界課題発表を行いました。
同ホテルは、感染症予防対策の国際認証「GBAC STAR™認証」を国内で初めて取得しています。コロナ禍以前は宿泊客の7割が訪日外国人、宴会場もMICE案件で高稼働だった同ホテル。今後さらに国際MICE施設としての支持を獲得すべく、昨年の感染拡大を機に、MICE業界のプロフェッショナルな人材育成や、国際的感覚を持つ人材の育成・確保、そして地域との連携強化を行っています。また、SDGsへの貢献として、「FOOD LOSS BANK(フードロスバンク)」とコラボレーションし、見た目や流通規格に問題のある廃棄予定だった新鮮な野菜を活用するなどの、新たな取り組みや課題を紹介しました。

パレスホテル東京 山口 英基 氏の発表
パレスホテル東京 山口 英基 氏の発表

続いて、日刊工業新聞社 総合事業局次長 兼 イベント事業部長 林 英雄 氏、総合事業局 イベント事業部第2G World Robot Sumitバーチャル開発担当 北川 航也 氏、総合事業局 イベント事業部第2G 国際ロボット展 海外担当 葺石 万裕子 氏の3名が登壇し、「Postコロナで展示会はどう変わるのか」をテーマに、展示会業界のレポート発表を行いました。
同社は数多くの展示会を主催・運営しており、コロナ禍ではオンラインやハイブリット形式にシフトして開催してきました。コロナ禍の展示会に参加した出展者や参加者のアンケートから、”展示会へのオンライン参加のニーズが高い”という結果を受け、満足度をより高めるオンライン形式を模索。今年の秋にオンライン開催した国際的なロボット大会「WRS (World Robot Summit) VIRTUAL」を例に、自社で開発したオンライン展示会プラットフォームの企画段階からの流れや、参加者がロボット操作を体験できるコンテンツ、また、実際に運用して感じた出展者や参加者の声を紹介しました。
最後に、日刊工業新聞社としての今後のオンライン展示会の方向性や、リアル展示会の可能性を説明しました。

株式会社日刊工業新聞社(上から)林 英雄 氏、北川 航也 氏、葺石 万裕子 氏の発表
株式会社日刊工業新聞社(上から)林 英雄 氏、北川 航也 氏、葺石 万裕子 氏の発表

次に、monoAI technology株式会社 XR事業推進部 xR CLOUD イベントチーム 小林 靖司 氏が、業界課題解決/技術(シーズ)提案発表を行いました。
同社は、あらゆるデバイスから多人数が同一空間でコミュニケーションを図ることができる、バーチャルイベントプラットフォーム「XR CLOUD」を開発・提供しています。これまでに、大規模展示会や同人誌即売会、数千人規模の企業説明会など様々なイベントをバーチャル化してきた実績があります。「XR CLOUD」は、リアルな展示会と同様に、オープンボイスチャット機能を使った参加者への声掛けや、個別チャット機能による商談が可能です。
今回は「XR CLOUD」の技術発表と、過去のバーチャルイベント事例の紹介のほか、前述の日刊工業新聞社におけるオンライン展示の課題に対する解決方法をはじめ、様々なMICEへの応用を提案しました。

monoAI technology株式会社 小林 靖司 氏の発表
monoAI technology株式会社 小林 靖司 氏の発表

最後に、ファシリテーターの新産業文化創出研究所 廣常 啓一 所長、monoAI technology(株)小林 靖司 氏、(株)日刊工業新聞社 林 英雄 氏、北川 航也 氏、葺石 万裕子 氏の5名による、約10分間のディスカッションが行われました。
日刊工業新聞社からは、monoAI technologyのバーチャルイベントプラットフォーム「XR CLOUD」について、1000人の同時接続が可能なことや、リアルな展示会のような声掛け・商談が可能なことに関心が寄せられました。一方で、海外の出展者や参加者は言語が問題でオンライン展示会への参加を躊躇していることがあるという課題について、言語切り替えツールを充実させていく必要があると言及しました。
それに対し、monoAI technology 小林氏は、「XR CLOUD」は既に4言語のAI翻訳システムを備えているものの、1対1の商談での通訳機能を含め、国際イベントの言語対応ツールの充実のため、今後開発を予定していると説明しました。
両社ともに、今後はリアルとオンラインが融合した展示会を可能とする、展示会業界の新しいビジネスモデルの発展を目指すとし、ディスカッションを締めくくりました。

全体ディスカッション<br />
(上段左から ファシリテーター 廣常 啓一 所長、monoAI technology 小林 靖司 氏、日刊工業新聞社 北川 航也 氏、<br />
 下段左から 日刊工業新聞社 林 英雄 氏、 葺石 万裕子 氏)
全体ディスカッション
(上段左から ファシリテーター 廣常 啓一 所長、monoAI technology 小林 靖司 氏、日刊工業新聞社 北川 航也 氏、
 下段左から 日刊工業新聞社 林 英雄 氏、 葺石 万裕子 氏)

第15回研究会 開催概要

2021年11月16日(火) 16:00~17:45 オンライン開催・参加費無料

【研究会説明】
 全体ファシリテーター
新産業文化創出研究所 所長 廣常啓一

【業界課題発表:ホテル業界より】

『ラグジュアリーホテルとして国際MICEに支持される為に行っている活動と今後の課題』
パレスホテル東京 グローバルセールス部グローバルセールス一課 支配人 山口 英基 氏
<発表主旨>
2012年の開業以来、パレスホテル東京は数多くの国際MICE案件を取り扱ってきましたが、毎年のようにラグジュアリーホテルやカンファレンス施設がオープンし、年々激しくなる競争に勝ち抜くために当社が以前から取り組んできた活動について、また昨年から続くコロナウィルス感染拡大を機に新たに取り組んでいる活動、最後に、今後国際MICEの支持を得るための課題を紹介致します。

【「展示会」業界レポート 】
◆Postコロナで展示会はどう変わるのか?
 ― コロナ禍で模索し続けた展示会のあり方と今後のイノベーションの可能性 ―

『日刊工業新聞社が挑む「展示会・イベント」における新しい取り組みと可能性』
株式会社日刊工業新聞社 
総合事業局次長 兼 イベント事業部長 林 英雄 氏
総合事業局 イベント事業部第2G World Robot Summit バーチャル開発担当 北川 航也 氏
総合事業局 イベント事業部第2G 国際ロボット展 海外担当 葺石 万裕子 氏

<発表主旨>
緊急事態宣言が解除され、徐々にリアルでの開催が回復しつつある展示会業界ですが、特に昨年から今年にかけ様々な展示会がオンラインでの開催を行いました。そのようなコロナ禍において弊社が開発を進め、今年の秋に開催した「WRS(World Robot Summit) VIRTUAL」を中心に、開発の流れや、実際に運用して感じた出展者や来場者の声、今後のオンライン展示会の方向性やリアル展示会の可能性について発表いたします。

【「展示会」業界課題解決/技術(シーズ)提案発表

『1000人同時に同一空間に入れるバーチャルイベントプラットフォーム「XR CLOUD」のご紹介』
monoAI technology株式会社 XR事業推進部 xR CLOUD イベントチーム 小林 靖司 氏
<発表主旨>
monoAI technology社では、あらゆるデバイスで多人数が同一空間に入場できるバーチャルイベントプラットフォーム「XR CLOUD」を開発、提供しています。
弊社では、コロナ禍のため、リアルで開催できなくなった大規模展示会や、同人誌即売会、数千人規模の企業説明会など、さまざまなイベントをバーチャル化して『XR CLOUD』上で開催してきました。本日は『XR CLOUD』で出来ることや、過去のバーチャルイベント事例のご紹介をさせて頂きます。

【ディスカッション】


MICEイノベーション研究会について

 会議や学会、展示会やコンベンション、イベントなどの実施や関連施設も今回、大きな課題を抱えることとなりました。この分野では、リアルなライブ環境で行って参りました。しかし、新型コロナウイルス感染予防の対策のため、現在は、人々が集積、交流、接触するリアルな会場での研究会などの開催も困難となっています。オンラインなどのバーチャルな開催が多方面で進められている中、MICEの在り方もコロナとの共存(ウイズコロナ)、また一旦変革した生活やビジネスのスタイルやMICE代替事業などのポストコロナとして大きく変わる可能性があります。
MICE形態の変化や様々な課題解決の対応、そして新市場の創造のためには、新たな技術や事業による変革が求められています。この分野でのソリューションは、類似するスポーツやエンタテイメントの事業や施設、また会議のスタイルやオフィスの在り方、教育の方法と教育施設、博物館や図書館、公園などの公共施設での応用も考えられます。つまり大きな変革を余儀なくされることによるイノベーションの創出機会、新市場の誕生機会と言えます。
オンライン開催に伴う通信や映像、通訳、記録、課金、コンテンツ化などの技術、また、各地の会場施設の有効活用やネットワーク化、MICE施設と活用事業者、新技術のビジネスマッチング、技術間や材料・要素技術と事業者とのマッチング、産学連携や研究開発の事業化に対する支援、スタートアップなどへの投資やインキュベーション支援なども予定しております。

■研究会参加メンバーと発表者(課題と課題解決策)の募集対象
・MICE(学会、会議、展示会、イベント、旅行等)事業に関わる方とその課題
・MICE関連の会場や施設(宿泊飲食施設含む)を保有、また運営に携わる方とその課題
・MICE関連事業や施設とその集客で生業を成す事業者や地域(国や地方自治体)
・MICE事業の主催者、出展者、企画運営者、参加者支援(移動宿泊食事)、その他の協力者とその課題
・博物館や科学館、美術館、映画館などの類似施設に関わる方とその課題
・エンタテイメントやスポーツ、教育等、MICE類似業界(応用市場)の方とその課題
・上記の課題解決や新たな可能性拡大に結び付く科学技術、事業モデル、製品をお持ちの方
・各技術と組み合わせることで効果を産み出す材料や技術、製品をお持ちの方
・MICE類似事業や施設の技術を、MICEへ導入を希望する方、またその逆
・関連技術や関連産業の研究者、事業者、業界団体、行政関係者
・新規事業としてMICEや課題解決業界への進出(新規事業、スタートアップ)をお考えの方
・研究開発や新技術、事業などに対して投資(ファンド、VC、CVC)や融資に関わる方
・上記の活動の支援機関や各種支援や協力が可能な方
・報道、メディア、情報発信関係者
・その他、情報収集やご関心のある方

■プラットフォームとなる研究会について
・MICE事業者や施設、主催者などから課題やニーズを調査、募集、企画整理、情報発信
・「ウイズコロナ・ポストコロナ」の新たな事業アイデア・潜在新市場・技術の調査、募集、企画、情報発信、提案(発表)、マッチング(マッチングに対する取引条件の整理確認)
・研究会では、課題やニーズ、つまり市場と課題解決策の技術や事業を結び付ける
・オープン(公開)な研究会セミナーや提案イベント(オンライン含む)を開催、参加
・オープン(公開)、クローズド(非公開)な形態を組み合せ各種ビジネスマッチングを実施
・事業化、製品化に向けた連携をワーキング(WG) や地域別、対象者別、テーマ別WGをオープン(公開)、または、クローズド(非公開)で開催(メンバー間のNDA含む)、成果発表の実施
・課題解決策の確立支援としては、研究などの科学技術と事業者を結ぶ産学連携や異業種の連携を実施
・1つの技術や事業者では課題解決に結び付かない場合は、複数の技術や事業者のアッセンブルをコーディネート
・仕入れなどのサプライチェーン確立と販路や流通などの商流マッチング
・研究開発や事業推進の為の投資や融資などの資金マッチング、ファンドの組成、運用
・事業化支援としてのコンサルティング、インキュベーション、アクセラレーションを実施
・1つの課題では市場としての規模が小さい場合、多様な課題を解決できるソリューションに加工し、市場拡大、横展開(国際展開含む)
・MICE業界での導入実験、テストマーケティングなどにより技術性、事業性追求
・新技術や新サービスの運用可能な人財の育成
・市場創造のための様々な仕掛けの実施
・業界支援の政策提言等

■研究会参加者メンバーとWGメンバーについて
・研究会への参加では、会員制度などの、資格や条件、費用などは発生いたしません。研究会のセミナーやピッチにご参加(聴講)の皆様は管理上、自動的に参加メンバーとして 登録させていただきますが、継続的な参加や不参加なども自由となっております。
・研究会の中での参加者同士、発表者との個別の連絡や交流、連携は、参加者、夫々の責任と節度を持って自由に行っていただけます。
・研究会ではテーマ、目的別の企画や部会となるWG(ワーキンググループ)も設置します。テーマ別の企画やWGは、参加者や発表者の希望で事務局が設置するものや、事務局が企画し専門家や支援機関などもコーディネートし実施するものがございます。
・研究会やWGは、基本オープンに実施いたしますが、テーマや進捗によりクローズドで実施する場合がございます。その場合は参加者や発表者からの要望や事務局判断でメンバーを限定させていただくこと(参加をお断りすることも含む)、場合によってNDAや参加者同士の合意を必要とする場合、実施途中での構成メンバー変更なども含まれます。
・様々なビジネスマッチングやインキュベーション、資金調達、デューデリなどの支援は、WGやプロジェクトの企画依頼者や支援希望者の依頼、支援機関の依頼などにより、契約(有償・無償含む)のもとに事務局が仲介して実施いたします。
・研究会申込の際にご記入・ご提出いただいた連絡先等、個人情報は、事務局の2社(コングレ、ICIC)の個人情報管理に関するポリシー範囲内で取り扱いいたします。

■主催
「MICEイノベーション研究会」実行委員会
◇実行委員 

No.  氏名   所属       役職
1 天内 義也 東日本旅客鉄道株式会社 事業創造本部 品川まちづくり部門 副課長
事業計画グループ グループリーダー
2 井上 義則 株式会社八芳園 取締役専務 総支配人
3 岡野 雅則 パナソニック株式会社 統合型リゾート(IR)事業推進本部
営業推進部 部長
4 加藤 篤史 羽田みらい開発株式会社
鹿島建設株式会社
SPC統括責任者
開発事業本部 事業部長
5 倉橋 慶次 森ビル株式会社 アカデミーヒルズ事業部 部長補佐
兼 フォーラムグループ 課長
6 小島 学 キヤノン株式会社 IR/MICE事業推進プロジェクト 主幹
7 染谷 誓一 ぴあ株式会社 執行役員 / コンテンツ・プロデュース本部 副本部長
兼 ライブ・エンタテインメント本部 副本部長
8 花井 厚  株式会社リコー デジタルビジネス事業本部
Signage-Contents事業統括室 室長
9 深澤 克之 日本電気株式会社 首都圏統括支社 シニアマネージャー
10 前野 伸幸 株式会社ホットスケープ 代表取締役
11 矢端 謙介 株式会社日本政策投資銀行 地域企画部 担当部長
                                                  (敬称略・五十音順)

◇アドバイザリーボードメンバー   現在調整中

・実行員は、MICEイノベーション研究会の趣旨に賛同頂く、産官学金やクリエイター、MICE業界や主催団体、MICEに頼る地方都市など課題を持つ業界や課題解決技術を求める大手企業(ベンダー)、課題解決技術や事業を研究開発する業界、異分野で連携頂く業界などの皆様、専門的なアドバイスを頂く有識者、活動に呼びかけや応援を頂く各分野でご活躍の皆様に順次お声がけさせていただいています。
・承諾いただきました方から、随時、氏名を掲出させていただきます。

◇事 務 局 :

株式会社コングレ
MICEと総称される政府系国際会議、学術会議、企業ミーティング、展示会などの企画・運営におけるリーディングカンパニー。伊勢志摩サミットなどの首脳・閣僚級会議、医学系・工学系をはじめとする学術会議、産業団体主催会議、投資コンファレンス&ミーティングなど各種企業ミーティング、主催展示会ジャパンドローン・スポーツビジネスジャパンをはじめ年間取扱い件数は約200件。
(参加者数合計 40数万人)。この他、MICE施設などの管理・運営事業にも取り組む。全国約90施設。MICE施設においては、指定管理者制度などによるPPP/PFI施設の他、自社経営施設も有し、多数のMICE案件を受け入れる。
展望施設、科学館、水族館などの文化・観光施設においては、運営管理、チケット・案内業務、総合インフォーメション業務などの他、様々な自主企画にも携わる。

新産業文化創出研究所(ICIC)
シンクタンク機能とプロデュース機能の両輪により、今後、社会が求めるであろうニーズや注目されてこなかった潜在的な市場、これまで課題の解決策がなかった領域や将来訪れる課題などに注目し、それに対応する技術や製品、サービスなどを生み出し、市場導入すること、また、新たなライフスタイルや文化を創り出し、これに対応する技術や製品、サービスを適応させること、新産業や文化を創出する仕掛けをサポートすることで、イノベーションの創出を担う。以上のコンセプトから、様々な分野にわたり異分野が共創するプラットフォームとしての研究会や拠点を立ち上げ、これまでにないビジネスモデルを実証実験し、社会に提示していくことで街づくりからイノベーション産業・文化、また企業・事業・価値等の創造と好循環機能を目指す。
これまでも、早くからVRや3Dを活用したシアターや自動翻訳・通訳を活用した次世代テレビ会議システム、そうしたコミュニケーション空間、複数地点の地域教育プログラムの相互通信利用など複数の研究会やプロジェクトも開催してきた。

2021.09.29 第14回

MICEイノベーション研究会 第14回

開催日2021年9月29日
開催時間16:00~17:30
場所オンライン
参加費無料
募集人数300人程度
募集対象者研究会参加メンバーと発表者(課題と課題解決策)の募集対象 ・MICE(学会、会議、展示会、イベント、旅行等)事業に関わる方とその課題 ・MICE関連の会場や施設(宿泊飲食施設含む)を保有、また運営に携わる方とその課題 ・MICE関連事業や施設とその集客で生業を成す事業者や地域(国や地方自治体) ・MICE事業の主催者、出展者、企画運営者、参加者支援(移動宿泊食事)、その他の協力者とその課題・博物館や科学館、美術館、映画館などの類似施設に関わる方とその課題 ・エンタテイメントやスポーツ、教育等、MICE類似業界(応用市場)の方とその課題 ・上記の課題解決や新たな可能性拡大に結び付く科学技術、事業モデル、製品をお持ちの方 ・各技術と組み合わせることで効果を産み出す材料や技術、製品をお持ちの方 ・MICE類似事業や施設の技術を、MICEへ導入を希望する方、またその逆 ・関連技術や関連産業の研究者、事業者、業界団体、行政関係者 ・新規事業としてMICEや課題解決業界への進出(新規事業、スタートアップ)をお考えの方 ・研究開発や新技術、事業などに対して投資(ファンド、VC、CVC)や融資に関わる方 ・上記の活動の支援機関や各種支援や協力が可能な方・報道、メディア、情報発信関係者 ・その他、情報収集やご関心のある方
主催MICEイノベーション研究会事務局(株式会社コングレ/株式会社新産業文化創出研究所)

第14回研究会概要

【研究会説明】
 新産業文化創出研究所 所長 廣常啓一

【課題解決技術(シーズ)提案発表】

全体ファシリテーター: 新産業文化創出研究所 所長 廣常啓一

①株式会社Sonoligo 代表取締役 遠山 寛治 氏
『街や人とのつながりを生む、文化体験のサブスク「Sonoligo」〜中部・関東・関西での取り組みに関して〜』

<発表要旨>
Sonoligoは、「文化の民主化」を目指した名古屋大学発ベンチャーであり、音楽・スポーツ・美術などの文化イベントのサブスクリプションサービスを展開しております。
多くのイベント主催者様の悩みである新規顧客獲得に関して、サブスク(月額制)という切り口で解決するサービス内容をお話しするとともに、都市圏でのサービス拡大に関してお話しいたします。

②MIRAIBAR株式会社 開発責任者 堀田 慎一郎 氏
『空中映像で「MIRAI」を叶える次世代ディスプレイ~MIRAIPIX~』

<発表要旨>
MIRAIBARでは薄型IoTデバイスや空中に映像を表示する空中ディスプレイ「MIRAIPIX」の開発・製造・販売に取り組んでいます。
MIRAIPIXは何もない空間に映像を映しだす事で、触れる事さえ出来ない次世代モニター。
独自技術で、高品位な空中映像を実現し、従来のディスプレイと遜色なくご覧いただけます。
ポストコロナ時代においても「安心・安全」を実現する、非接触タッチパネルとしての活用も期待される未来のディスプレイデバイスです。
さらに、非接触技術を応用したソリューション展開も進めております。

③Remo Japan Japan Sales Lead 千綿 開道 氏
『Remo で実現する対面に近いオンラインイベントの実現とは?』

<発表要旨>
新型コロナウイルスの流行に伴いリモートワークをされている方が増えているのではないでしょうか?リモートワークワーク疲れといった言葉も巷では聞かれます。
Remo ではこれまでのリモートワークやオンラインイベントに疲れてしまった皆様に新しい、対面に近い、Humanizeされたオンラインイベントの開催を提案させていただきたいと思います。

④Sansan株式会社 ビジネス統括本部 マーケティング部 副部長 兼 Seminar One Unit PMM 松尾 佳亮 氏
『イベントテック時代の幕開け ~Sansanがイベントのアップデートに取り組む理由~』

<発表要旨>
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションにクラウド名刺管理サービスを展開してきたSansan。
そんなSansanが、新たに向き合いを深め、その体験をアップデートしようと現在取り組んでいる領域が、ビジネスにおける重要な出会いの場である「イベント」であり、実際に数名規模から数万名規模のイベントを運営してきたノウハウをもとに、様々なイベントテックサービスの開発に着手しています。
今回は弊社が提供するイベントテックについてのご紹介と、今後の取組についてお話し致します。


MICEイノベーション研究会について

 会議や学会、展示会やコンベンション、イベントなどの実施や関連施設も今回、大きな課題を抱えることとなりました。この分野では、リアルなライブ環境で行って参りました。しかし、新型コロナウイルス感染予防の対策のため、現在は、人々が集積、交流、接触するリアルな会場での研究会などの開催も困難となっています。オンラインなどのバーチャルな開催が多方面で進められている中、MICEの在り方もコロナとの共存(ウイズコロナ)、また一旦変革した生活やビジネスのスタイルやMICE代替事業などのポストコロナとして大きく変わる可能性があります。
MICE形態の変化や様々な課題解決の対応、そして新市場の創造のためには、新たな技術や事業による変革が求められています。この分野でのソリューションは、類似するスポーツやエンタテイメントの事業や施設、また会議のスタイルやオフィスの在り方、教育の方法と教育施設、博物館や図書館、公園などの公共施設での応用も考えられます。つまり大きな変革を余儀なくされることによるイノベーションの創出機会、新市場の誕生機会と言えます。
オンライン開催に伴う通信や映像、通訳、記録、課金、コンテンツ化などの技術、また、各地の会場施設の有効活用やネットワーク化、MICE施設と活用事業者、新技術のビジネスマッチング、技術間や材料・要素技術と事業者とのマッチング、産学連携や研究開発の事業化に対する支援、スタートアップなどへの投資やインキュベーション支援なども予定しております。

■研究会参加メンバーと発表者(課題と課題解決策)の募集対象
・MICE(学会、会議、展示会、イベント、旅行等)事業に関わる方とその課題
・MICE関連の会場や施設(宿泊飲食施設含む)を保有、また運営に携わる方とその課題
・MICE関連事業や施設とその集客で生業を成す事業者や地域(国や地方自治体)
・MICE事業の主催者、出展者、企画運営者、参加者支援(移動宿泊食事)、その他の協力者とその課題
・博物館や科学館、美術館、映画館などの類似施設に関わる方とその課題
・エンタテイメントやスポーツ、教育等、MICE類似業界(応用市場)の方とその課題
・上記の課題解決や新たな可能性拡大に結び付く科学技術、事業モデル、製品をお持ちの方
・各技術と組み合わせることで効果を産み出す材料や技術、製品をお持ちの方
・MICE類似事業や施設の技術を、MICEへ導入を希望する方、またその逆
・関連技術や関連産業の研究者、事業者、業界団体、行政関係者
・新規事業としてMICEや課題解決業界への進出(新規事業、スタートアップ)をお考えの方
・研究開発や新技術、事業などに対して投資(ファンド、VC、CVC)や融資に関わる方
・上記の活動の支援機関や各種支援や協力が可能な方
・報道、メディア、情報発信関係者
・その他、情報収集やご関心のある方

■プラットフォームとなる研究会について
・MICE事業者や施設、主催者などから課題やニーズを調査、募集、企画整理、情報発信
・「ウイズコロナ・ポストコロナ」の新たな事業アイデア・潜在新市場・技術の調査、募集、企画、情報発信、提案(発表)、マッチング(マッチングに対する取引条件の整理確認)
・研究会では、課題やニーズ、つまり市場と課題解決策の技術や事業を結び付ける
・オープン(公開)な研究会セミナーや提案イベント(オンライン含む)を開催、参加
・オープン(公開)、クローズド(非公開)な形態を組み合せ各種ビジネスマッチングを実施
・事業化、製品化に向けた連携をワーキング(WG) や地域別、対象者別、テーマ別WGをオープン(公開)、または、クローズド(非公開)で開催(メンバー間のNDA含む)、成果発表の実施
・課題解決策の確立支援としては、研究などの科学技術と事業者を結ぶ産学連携や異業種の連携を実施
・1つの技術や事業者では課題解決に結び付かない場合は、複数の技術や事業者のアッセンブルをコーディネート
・仕入れなどのサプライチェーン確立と販路や流通などの商流マッチング
・研究開発や事業推進の為の投資や融資などの資金マッチング、ファンドの組成、運用
・事業化支援としてのコンサルティング、インキュベーション、アクセラレーションを実施
・1つの課題では市場としての規模が小さい場合、多様な課題を解決できるソリューションに加工し、市場拡大、横展開(国際展開含む)
・MICE業界での導入実験、テストマーケティングなどにより技術性、事業性追求
・新技術や新サービスの運用可能な人財の育成
・市場創造のための様々な仕掛けの実施
・業界支援の政策提言等

■研究会参加者メンバーとWGメンバーについて
・研究会への参加では、会員制度などの、資格や条件、費用などは発生いたしません。研究会のセミナーやピッチにご参加(聴講)の皆様は管理上、自動的に参加メンバーとして 登録させていただきますが、継続的な参加や不参加なども自由となっております。
・研究会の中での参加者同士、発表者との個別の連絡や交流、連携は、参加者、夫々の責任と節度を持って自由に行っていただけます。
・研究会ではテーマ、目的別の企画や部会となるWG(ワーキンググループ)も設置します。テーマ別の企画やWGは、参加者や発表者の希望で事務局が設置するものや、事務局が企画し専門家や支援機関などもコーディネートし実施するものがございます。
・研究会やWGは、基本オープンに実施いたしますが、テーマや進捗によりクローズドで実施する場合がございます。その場合は参加者や発表者からの要望や事務局判断でメンバーを限定させていただくこと(参加をお断りすることも含む)、場合によってNDAや参加者同士の合意を必要とする場合、実施途中での構成メンバー変更なども含まれます。
・様々なビジネスマッチングやインキュベーション、資金調達、デューデリなどの支援は、WGやプロジェクトの企画依頼者や支援希望者の依頼、支援機関の依頼などにより、契約(有償・無償含む)のもとに事務局が仲介して実施いたします。
・研究会申込の際にご記入・ご提出いただいた連絡先等、個人情報は、事務局の2社(コングレ、ICIC)の個人情報管理に関するポリシー範囲内で取り扱いいたします。

■主催
「MICEイノベーション研究会」実行委員会
◇実行委員 

No.  氏名   所属       役職
1 天内 義也 東日本旅客鉄道株式会社 事業創造本部 品川まちづくり部門 副課長
事業計画グループ グループリーダー
2 井上 義則 株式会社八芳園 取締役専務 総支配人
3 岡野 雅則 パナソニック株式会社 統合型リゾート(IR)事業推進本部
営業推進部 部長
4 加藤 篤史 羽田みらい開発株式会社
鹿島建設株式会社
SPC統括責任者
開発事業本部 事業部長
5 倉橋 慶次 森ビル株式会社 アカデミーヒルズ事業部 部長補佐
兼 フォーラムグループ 課長
6 小島 学 キヤノン株式会社 IR/MICE事業推進プロジェクト 主幹
7 染谷 誓一 ぴあ株式会社 執行役員 / コンテンツ・プロデュース本部 副本部長
兼 ライブ・エンタテインメント本部 副本部長
8 花井 厚  株式会社リコー デジタルビジネス事業本部
Signage-Contents事業統括室 室長
9 深澤 克之 日本電気株式会社 首都圏統括支社 シニアマネージャー
10 前野 伸幸 株式会社ホットスケープ 代表取締役
11 矢端 謙介 株式会社日本政策投資銀行 地域企画部 担当部長
                                                  (敬称略・五十音順)

◇アドバイザリーボードメンバー   現在調整中

・実行員は、MICEイノベーション研究会の趣旨に賛同頂く、産官学金やクリエイター、MICE業界や主催団体、MICEに頼る地方都市など課題を持つ業界や課題解決技術を求める大手企業(ベンダー)、課題解決技術や事業を研究開発する業界、異分野で連携頂く業界などの皆様、専門的なアドバイスを頂く有識者、活動に呼びかけや応援を頂く各分野でご活躍の皆様に順次お声がけさせていただいています。
・承諾いただきました方から、随時、氏名を掲出させていただきます。

◇事 務 局 :

株式会社コングレ
MICEと総称される政府系国際会議、学術会議、企業ミーティング、展示会などの企画・運営におけるリーディングカンパニー。伊勢志摩サミットなどの首脳・閣僚級会議、医学系・工学系をはじめとする学術会議、産業団体主催会議、投資コンファレンス&ミーティングなど各種企業ミーティング、主催展示会ジャパンドローン・スポーツビジネスジャパンをはじめ年間取扱い件数は約200件。
(参加者数合計 40数万人)。この他、MICE施設などの管理・運営事業にも取り組む。全国約90施設。MICE施設においては、指定管理者制度などによるPPP/PFI施設の他、自社経営施設も有し、多数のMICE案件を受け入れる。
展望施設、科学館、水族館などの文化・観光施設においては、運営管理、チケット・案内業務、総合インフォーメション業務などの他、様々な自主企画にも携わる。

新産業文化創出研究所(ICIC)
シンクタンク機能とプロデュース機能の両輪により、今後、社会が求めるであろうニーズや注目されてこなかった潜在的な市場、これまで課題の解決策がなかった領域や将来訪れる課題などに注目し、それに対応する技術や製品、サービスなどを生み出し、市場導入すること、また、新たなライフスタイルや文化を創り出し、これに対応する技術や製品、サービスを適応させること、新産業や文化を創出する仕掛けをサポートすることで、イノベーションの創出を担う。以上のコンセプトから、様々な分野にわたり異分野が共創するプラットフォームとしての研究会や拠点を立ち上げ、これまでにないビジネスモデルを実証実験し、社会に提示していくことで街づくりからイノベーション産業・文化、また企業・事業・価値等の創造と好循環機能を目指す。
これまでも、早くからVRや3Dを活用したシアターや自動翻訳・通訳を活用した次世代テレビ会議システム、そうしたコミュニケーション空間、複数地点の地域教育プログラムの相互通信利用など複数の研究会やプロジェクトも開催してきた。

2021.08.19 第13回

MICEイノベーション研究会 第13回

開催日2021年8月19日
開催時間16:00~17:40
場所オンライン
参加費無料
募集人数300人程度
募集対象者研究会参加メンバーと発表者(課題と課題解決策)の募集対象 ・MICE(学会、会議、展示会、イベント、旅行等)事業に関わる方とその課題 ・MICE関連の会場や施設(宿泊飲食施設含む)を保有、また運営に携わる方とその課題 ・MICE関連事業や施設とその集客で生業を成す事業者や地域(国や地方自治体) ・MICE事業の主催者、出展者、企画運営者、参加者支援(移動宿泊食事)、その他の協力者とその課題・博物館や科学館、美術館、映画館などの類似施設に関わる方とその課題 ・エンタテイメントやスポーツ、教育等、MICE類似業界(応用市場)の方とその課題 ・上記の課題解決や新たな可能性拡大に結び付く科学技術、事業モデル、製品をお持ちの方 ・各技術と組み合わせることで効果を産み出す材料や技術、製品をお持ちの方 ・MICE類似事業や施設の技術を、MICEへ導入を希望する方、またその逆 ・関連技術や関連産業の研究者、事業者、業界団体、行政関係者 ・新規事業としてMICEや課題解決業界への進出(新規事業、スタートアップ)をお考えの方 ・研究開発や新技術、事業などに対して投資(ファンド、VC、CVC)や融資に関わる方 ・上記の活動の支援機関や各種支援や協力が可能な方・報道、メディア、情報発信関係者 ・その他、情報収集やご関心のある方
主催MICEイノベーション研究会事務局(株式会社コングレ/株式会社新産業文化創出研究所)

第13回研究会概要

【プログラム】

【研究会説明】
・ファシリテーター: 新産業文化創出研究所 所長 廣常啓一

トレンドレクチャー
オンラインイベントの実情と今後のイベントにおける位置づけ

◎ エンパイア エンターテインメント ジャパン株式会社 CEO セオドール・ミラー氏


概要: オンラインイベントの演出やクリエイティブは驚異的スピードで変容を遂げています。世界的スポーツイベントで、より一層、関心の高まるバーチャル演出の最新のトレンドや最先端のテクノロジーについて、事例と共にEmpire Entertainment Japan社CEOのセオドール・ミラー氏にレクチャーいただきます。
コロナで一変してしまったイベント業界。その波に乗り遅れないように真っ先にEmpire Entertainment Japanはバーチャルイベントに取り込んできました。
その中でいくつかのバーチャルの取り組みを紹介させていただきながら、どのように活用できるかを含め紹介いたします。

例1:Slack Tour Japan
エンパイアが全体企画から参画し、イベント全体のデザイン、配信コンテンツのプロデュース、スポンサー企業のオンラインコンテンツや、視聴者がオンラインでコミュニケーションを楽しめる、従来にないプラットフォームでのイベントをプロデュース。
例2:Henshin by Kamen Rider
エンパイアは、バーチャルポップアップストアを作り、ブランド公式サイトにて展開された、新しい形のポップアップストアをプロデュース。
例3:Netflix EDEN Global Release Special Event
エンパイアはオンラインで行われたプレミアイベントのシナリオ・撮影・演出などのトータルプランニングと制作を担当。Unreal Engineを使ったリアルタイムレンダリングの技術と複数のモーショントラッキングカメラを用いた最新の撮影を行いました。

【課題解決技術(シーズ)提案発表】
ポストコロナのモビリティフード

株式会社Replace 代表取締役 中谷 タスク 氏

概要: 屋台による店舗開業と遊休スペースをマッチングさせ、にぎわいを生み出すシェアリングエコノミー事業「STAND3.0」の紹介です。飲食店の開業は初期コストが高く、廃業率が非常に高い業界です。屋台は圧倒的な低コストで開業することが可能な為、リスクを低減させます。また、昨今のコロナ渦で開発にストップがかかる遊休地や、未利用地を活用したいユーザーが多数存在します。それらをマッチングさせることで、エリアのリブランディングと食のユーザーエクスペリエンスを生み出していきます。

MICE業界における多言語AIチャットボットの活用可能性

株式会社ビースポーク 事業開発部門 シニアマネージャー 島田 龍 氏

概要: 当社が開発する多言語AIチャットボット「BEBOT」は、国内外の行政機関や交通・観光事業者などにおいて、観光案内・交通案内・災害対応案内をはじめとした様々な用途で活用いただいております。
チャットボットとして24時間365日、無人で対応できることはもちろんのこと、自社独自でAIのエンジンから開発を行っているBEBOTの強みは、多言語で「会話」ができることにあります。
今回の発表では、すでに国内外の観光業界で導入いただいているBEBOTの技術・サービスの、MICE業界での活用可能性についてお話しさせていただきます。

OMO時代を切り開く、次世代のヴァーチャル受付ソリューション

株式会社kiwami 代表取締役社長 三鴨 千早 氏

概要: 今後の労働者人口の減少などから施設運営の省力化・無人化は避けられないテーマです。
しかし、省力化を突き詰めた結果デジタル化、自動化することによって、今までの接客において当たり前だったものがなくなった先は、無機質で、巨大な自動販売機のような施設を生み出してしまうのではないかと考えております。
弊社では、3Dアバターを活用したヴァーチャル受付ソリューションや、次世代のVR技術として、裸眼で体験可能なヴァーチャルテクノロジーに注目しました。
これからのデジタル技術に従来のさまざまな要素技術を組み合わせて、ニューノーマル時代の働き方をご紹介致します。

スポンサーシップのご案内

UIA Associations Round Table Asia-Pacific 2021 開催概要とスポンサーシップのご紹介

公益財団法人東京観光財団 コンベンション事業部 国際渉外担当課⻑ 野本 加奈 氏 / 主事 濱口 稲穂 氏

本年10 月に「9th UIA Associations Round Table Asia Pacific」(主催︓国際団体連合、東京観光財団)が⽇本・東京を発信拠点としてハイブリッド開催されます。
世界中から国際会議の主催者及び関係者が集まる本会議について、概要及びご参加、スポンサーシップ機会についてご紹介します。


MICEイノベーション研究会について

 会議や学会、展示会やコンベンション、イベントなどの実施や関連施設も今回、大きな課題を抱えることとなりました。この分野では、リアルなライブ環境で行って参りました。しかし、新型コロナウイルス感染予防の対策のため、現在は、人々が集積、交流、接触するリアルな会場での研究会などの開催も困難となっています。オンラインなどのバーチャルな開催が多方面で進められている中、MICEの在り方もコロナとの共存(ウイズコロナ)、また一旦変革した生活やビジネスのスタイルやMICE代替事業などのポストコロナとして大きく変わる可能性があります。
MICE形態の変化や様々な課題解決の対応、そして新市場の創造のためには、新たな技術や事業による変革が求められています。この分野でのソリューションは、類似するスポーツやエンタテイメントの事業や施設、また会議のスタイルやオフィスの在り方、教育の方法と教育施設、博物館や図書館、公園などの公共施設での応用も考えられます。つまり大きな変革を余儀なくされることによるイノベーションの創出機会、新市場の誕生機会と言えます。
オンライン開催に伴う通信や映像、通訳、記録、課金、コンテンツ化などの技術、また、各地の会場施設の有効活用やネットワーク化、MICE施設と活用事業者、新技術のビジネスマッチング、技術間や材料・要素技術と事業者とのマッチング、産学連携や研究開発の事業化に対する支援、スタートアップなどへの投資やインキュベーション支援なども予定しております。

■研究会参加メンバーと発表者(課題と課題解決策)の募集対象
・MICE(学会、会議、展示会、イベント、旅行等)事業に関わる方とその課題
・MICE関連の会場や施設(宿泊飲食施設含む)を保有、また運営に携わる方とその課題
・MICE関連事業や施設とその集客で生業を成す事業者や地域(国や地方自治体)
・MICE事業の主催者、出展者、企画運営者、参加者支援(移動宿泊食事)、その他の協力者とその課題
・博物館や科学館、美術館、映画館などの類似施設に関わる方とその課題
・エンタテイメントやスポーツ、教育等、MICE類似業界(応用市場)の方とその課題
・上記の課題解決や新たな可能性拡大に結び付く科学技術、事業モデル、製品をお持ちの方
・各技術と組み合わせることで効果を産み出す材料や技術、製品をお持ちの方
・MICE類似事業や施設の技術を、MICEへ導入を希望する方、またその逆
・関連技術や関連産業の研究者、事業者、業界団体、行政関係者
・新規事業としてMICEや課題解決業界への進出(新規事業、スタートアップ)をお考えの方
・研究開発や新技術、事業などに対して投資(ファンド、VC、CVC)や融資に関わる方
・上記の活動の支援機関や各種支援や協力が可能な方
・報道、メディア、情報発信関係者
・その他、情報収集やご関心のある方

■プラットフォームとなる研究会について
・MICE事業者や施設、主催者などから課題やニーズを調査、募集、企画整理、情報発信
・「ウイズコロナ・ポストコロナ」の新たな事業アイデア・潜在新市場・技術の調査、募集、企画、情報発信、提案(発表)、マッチング(マッチングに対する取引条件の整理確認)
・研究会では、課題やニーズ、つまり市場と課題解決策の技術や事業を結び付ける
・オープン(公開)な研究会セミナーや提案イベント(オンライン含む)を開催、参加
・オープン(公開)、クローズド(非公開)な形態を組み合せ各種ビジネスマッチングを実施
・事業化、製品化に向けた連携をワーキング(WG) や地域別、対象者別、テーマ別WGをオープン(公開)、または、クローズド(非公開)で開催(メンバー間のNDA含む)、成果発表の実施
・課題解決策の確立支援としては、研究などの科学技術と事業者を結ぶ産学連携や異業種の連携を実施
・1つの技術や事業者では課題解決に結び付かない場合は、複数の技術や事業者のアッセンブルをコーディネート
・仕入れなどのサプライチェーン確立と販路や流通などの商流マッチング
・研究開発や事業推進の為の投資や融資などの資金マッチング、ファンドの組成、運用
・事業化支援としてのコンサルティング、インキュベーション、アクセラレーションを実施
・1つの課題では市場としての規模が小さい場合、多様な課題を解決できるソリューションに加工し、市場拡大、横展開(国際展開含む)
・MICE業界での導入実験、テストマーケティングなどにより技術性、事業性追求
・新技術や新サービスの運用可能な人財の育成
・市場創造のための様々な仕掛けの実施
・業界支援の政策提言等

■研究会参加者メンバーとWGメンバーについて
・研究会への参加では、会員制度などの、資格や条件、費用などは発生いたしません。研究会のセミナーやピッチにご参加(聴講)の皆様は管理上、自動的に参加メンバーとして 登録させていただきますが、継続的な参加や不参加なども自由となっております。
・研究会の中での参加者同士、発表者との個別の連絡や交流、連携は、参加者、夫々の責任と節度を持って自由に行っていただけます。
・研究会ではテーマ、目的別の企画や部会となるWG(ワーキンググループ)も設置します。テーマ別の企画やWGは、参加者や発表者の希望で事務局が設置するものや、事務局が企画し専門家や支援機関などもコーディネートし実施するものがございます。
・研究会やWGは、基本オープンに実施いたしますが、テーマや進捗によりクローズドで実施する場合がございます。その場合は参加者や発表者からの要望や事務局判断でメンバーを限定させていただくこと(参加をお断りすることも含む)、場合によってNDAや参加者同士の合意を必要とする場合、実施途中での構成メンバー変更なども含まれます。
・様々なビジネスマッチングやインキュベーション、資金調達、デューデリなどの支援は、WGやプロジェクトの企画依頼者や支援希望者の依頼、支援機関の依頼などにより、契約(有償・無償含む)のもとに事務局が仲介して実施いたします。
・研究会申込の際にご記入・ご提出いただいた連絡先等、個人情報は、事務局の2社(コングレ、ICIC)の個人情報管理に関するポリシー範囲内で取り扱いいたします。

■主催
「MICEイノベーション研究会」実行委員会
◇実行委員 

No.  氏名   所属       役職
1 天内 義也 東日本旅客鉄道株式会社 事業創造本部 品川まちづくり部門 副課長
事業計画グループ グループリーダー
2 井上 義則 株式会社八芳園 取締役専務 総支配人
3 岡野 雅則 パナソニック株式会社 統合型リゾート(IR)事業推進本部
営業推進部 部長
4 加藤 篤史 羽田みらい開発株式会社
鹿島建設株式会社
SPC統括責任者
開発事業本部 事業部長
5 倉橋 慶次 森ビル株式会社 アカデミーヒルズ事業部 部長補佐
兼 フォーラムグループ 課長
6 小島 学 キヤノン株式会社 IR/MICE事業推進プロジェクト 主幹
7 染谷 誓一 ぴあ株式会社 執行役員 / コンテンツ・プロデュース本部 副本部長
兼 ライブ・エンタテインメント本部 副本部長
8 花井 厚  株式会社リコー デジタルビジネス事業本部
Signage-Contents事業統括室 室長
9 深澤 克之 日本電気株式会社 首都圏統括支社 シニアマネージャー
10 前野 伸幸 株式会社ホットスケープ 代表取締役
11 矢端 謙介 株式会社日本政策投資銀行 地域企画部 担当部長
                                                  (敬称略・五十音順)

◇アドバイザリーボードメンバー   現在調整中

・実行員は、MICEイノベーション研究会の趣旨に賛同頂く、産官学金やクリエイター、MICE業界や主催団体、MICEに頼る地方都市など課題を持つ業界や課題解決技術を求める大手企業(ベンダー)、課題解決技術や事業を研究開発する業界、異分野で連携頂く業界などの皆様、専門的なアドバイスを頂く有識者、活動に呼びかけや応援を頂く各分野でご活躍の皆様に順次お声がけさせていただいています。
・承諾いただきました方から、随時、氏名を掲出させていただきます。

◇事 務 局 :

株式会社コングレ
MICEと総称される政府系国際会議、学術会議、企業ミーティング、展示会などの企画・運営におけるリーディングカンパニー。伊勢志摩サミットなどの首脳・閣僚級会議、医学系・工学系をはじめとする学術会議、産業団体主催会議、投資コンファレンス&ミーティングなど各種企業ミーティング、主催展示会ジャパンドローン・スポーツビジネスジャパンをはじめ年間取扱い件数は約200件。
(参加者数合計 40数万人)。この他、MICE施設などの管理・運営事業にも取り組む。全国約90施設。MICE施設においては、指定管理者制度などによるPPP/PFI施設の他、自社経営施設も有し、多数のMICE案件を受け入れる。
展望施設、科学館、水族館などの文化・観光施設においては、運営管理、チケット・案内業務、総合インフォーメション業務などの他、様々な自主企画にも携わる。

新産業文化創出研究所(ICIC)
シンクタンク機能とプロデュース機能の両輪により、今後、社会が求めるであろうニーズや注目されてこなかった潜在的な市場、これまで課題の解決策がなかった領域や将来訪れる課題などに注目し、それに対応する技術や製品、サービスなどを生み出し、市場導入すること、また、新たなライフスタイルや文化を創り出し、これに対応する技術や製品、サービスを適応させること、新産業や文化を創出する仕掛けをサポートすることで、イノベーションの創出を担う。以上のコンセプトから、様々な分野にわたり異分野が共創するプラットフォームとしての研究会や拠点を立ち上げ、これまでにないビジネスモデルを実証実験し、社会に提示していくことで街づくりからイノベーション産業・文化、また企業・事業・価値等の創造と好循環機能を目指す。
これまでも、早くからVRや3Dを活用したシアターや自動翻訳・通訳を活用した次世代テレビ会議システム、そうしたコミュニケーション空間、複数地点の地域教育プログラムの相互通信利用など複数の研究会やプロジェクトも開催してきた。

2021.06.24 第12回

MICEイノベーション研究会 第12回

– ホスピタリティ業界の新型コロナ以降におけるイベントの在り方や考え方とは –

開催日2021年6月24日
開催時間16:00~17:30
場所オンライン
参加費無料
募集人数300人程度
募集対象者研究会参加メンバーと発表者(課題と課題解決策)の募集対象 ・MICE(学会、会議、展示会、イベント、旅行等)事業に関わる方とその課題 ・MICE関連の会場や施設(宿泊飲食施設含む)を保有、また運営に携わる方とその課題 ・MICE関連事業や施設とその集客で生業を成す事業者や地域(国や地方自治体) ・MICE事業の主催者、出展者、企画運営者、参加者支援(移動宿泊食事)、その他の協力者とその課題・博物館や科学館、美術館、映画館などの類似施設に関わる方とその課題 ・エンタテイメントやスポーツ、教育等、MICE類似業界(応用市場)の方とその課題 ・上記の課題解決や新たな可能性拡大に結び付く科学技術、事業モデル、製品をお持ちの方 ・各技術と組み合わせることで効果を産み出す材料や技術、製品をお持ちの方 ・MICE類似事業や施設の技術を、MICEへ導入を希望する方、またその逆 ・関連技術や関連産業の研究者、事業者、業界団体、行政関係者 ・新規事業としてMICEや課題解決業界への進出(新規事業、スタートアップ)をお考えの方 ・研究開発や新技術、事業などに対して投資(ファンド、VC、CVC)や融資に関わる方 ・上記の活動の支援機関や各種支援や協力が可能な方・報道、メディア、情報発信関係者 ・その他、情報収集やご関心のある方
主催MICEイノベーション研究会事務局(株式会社コングレ/株式会社新産業文化創出研究所)

第12回研究会概要

【プログラム】

【研究会説明】
・ファシリテーター: 新産業文化創出研究所 所長 廣常啓一

ホスピタリティ業界課題発表
ホスピタリティ業界がコロナ禍で直面した「8つの問い(課題)」 ~ 新たな交流の世界観を創造するプロデュース思考とは ~

◎株式会社八芳園 取締役専務 総支配人 井上 義則 氏


概要:ホスピタリティ業界の核となるビジネス、あらゆる人が集うシーンに大打撃をもたらした
新型コロナウイルスの感染拡大。
従来の”場”を提供し、”食”を提供し、”集い”をプロデュースするサービスから、”空間”と”時間”をマネジメントし、 ”人”と”食”の新たな結合を創造する交流マネジメントサービスへのアップデートが必要となりました。  
業界に突き付けられた課題と解決を、「8つ問い」に定義し、日本の「間」(あわい)という文化を紐解き原点に 立ち返ることで、「人」中心の新たな価値を生み出すイノベーションストーリーを創造し、
新たな交流の未来DX を構想するに至りました。
4月22日、八芳園が企画・プロデュースしたカンファレンス「交流の未来DX」の実例を、世界各国350名 のコアユーザーへ、SNS 上で配信を
しました。
新たな多様性と価値観が求められる国際社会において、「人」が「集う」ためのオンラインとリアルが融合する、 未来のMICE イベントについて、当日は動画を交えながら実例を御紹介致します。

【課題解決技術(シーズ)提案発表】
驚きと感動の「出会いと発見」をもたらす、SNSのようなオンライン展示会を実現する『DXExpo®』のご紹介

株式会社CRI ミドルウェア インターネット事業部 部長  幅 朝徳 氏


概要:オンライン展示会は「動画」が命!でも単に、セミナー講演動画を配信したり商品紹介動画を掲載するだけでは来場者の回遊を促すことも、出展社と来場者のビジネスマッチングも困難です。
こうした課題を解決するために産まれたのが『DXExpo®』です。   デジタルアナリティクスを活用した「スマートタイムライン®技術」によって、来場者ごとに最適なタイムライン(コンテンツの並び順)を自動生成。まるでSNSを観ているような直感的な体験で、リアル展示会を超える「出会いと発見」や「ビジネスマッチングのチャンス」を提供します。 これまで6,000以上ものゲームソフトや600社以上のEC/Webに採用された、実績のある音声映像テクノロジーによって初めて実現したオンライン展示会プラットフォーム『DXExpo®』の魅力をわかりやすくお伝えします!
※『DXExpo®』は、経産省「産業技術実用化開発事業費補助金(令和2年度)」プロジェクト事業の一部です。

リモート化における企業間のオンラインコミュニケーション・懇親会のコツ

株式会社ノンピ 執行役員 綿貫 貴大 氏


概要:株式会社ノンピは現在、企業向けフードデリバリー事業を柱として企業の福利厚生を食で支援している
会社でございます。 我々のビジネスモデルである法人向けのフードデリバリーがどのように開発、ローンチまた成長してきたかをお伝えさせていただきます。 またコロナ禍で懇親会自体をオンラインで実施する企業様が増えてきました。その中で、オンラインでの部下とのコミュニケーション、オンライン飲み会のシーンが増えてきました。 今回の登壇では、オンラインコミュニケーション、特にオンライン懇親会などでのコミュニケーションのコツを具体的な事例を通じてお伝えさせていただきます。

Social Distance AIと密集場所におけるAI動画解析技術

株式会社Archaic  代表取締役CEO 横山 淳 氏

概要:コロナ禍がもたらした社会変化を踏まえ、弊社株式会社ArchacはAIによる密状態の検知をし、密状態の発生の分析・予測を行うSocial Distance AIを開発しました。独立行政法人と連携しアフリカでの検疫所のクラスター発生予防や、学習塾と連携した教育現場での運用解析を行っています。 また、弊社の開発した人物追跡、顔検出、振舞認識、異常検出などの動画解析技術を人が交流する場所・機会に応用することも模索しています。これらの試みについて本セッションでは実動画を用いながら紹介します。

全体ディスカッション


MICEイノベーション研究会について

 会議や学会、展示会やコンベンション、イベントなどの実施や関連施設も今回、大きな課題を抱えることとなりました。この分野では、リアルなライブ環境で行って参りました。しかし、新型コロナウイルス感染予防の対策のため、現在は、人々が集積、交流、接触するリアルな会場での研究会などの開催も困難となっています。オンラインなどのバーチャルな開催が多方面で進められている中、MICEの在り方もコロナとの共存(ウイズコロナ)、また一旦変革した生活やビジネスのスタイルやMICE代替事業などのポストコロナとして大きく変わる可能性があります。
MICE形態の変化や様々な課題解決の対応、そして新市場の創造のためには、新たな技術や事業による変革が求められています。この分野でのソリューションは、類似するスポーツやエンタテイメントの事業や施設、また会議のスタイルやオフィスの在り方、教育の方法と教育施設、博物館や図書館、公園などの公共施設での応用も考えられます。つまり大きな変革を余儀なくされることによるイノベーションの創出機会、新市場の誕生機会と言えます。
オンライン開催に伴う通信や映像、通訳、記録、課金、コンテンツ化などの技術、また、各地の会場施設の有効活用やネットワーク化、MICE施設と活用事業者、新技術のビジネスマッチング、技術間や材料・要素技術と事業者とのマッチング、産学連携や研究開発の事業化に対する支援、スタートアップなどへの投資やインキュベーション支援なども予定しております。

■研究会参加メンバーと発表者(課題と課題解決策)の募集対象
・MICE(学会、会議、展示会、イベント、旅行等)事業に関わる方とその課題
・MICE関連の会場や施設(宿泊飲食施設含む)を保有、また運営に携わる方とその課題
・MICE関連事業や施設とその集客で生業を成す事業者や地域(国や地方自治体)
・MICE事業の主催者、出展者、企画運営者、参加者支援(移動宿泊食事)、その他の協力者とその課題
・博物館や科学館、美術館、映画館などの類似施設に関わる方とその課題
・エンタテイメントやスポーツ、教育等、MICE類似業界(応用市場)の方とその課題
・上記の課題解決や新たな可能性拡大に結び付く科学技術、事業モデル、製品をお持ちの方
・各技術と組み合わせることで効果を産み出す材料や技術、製品をお持ちの方
・MICE類似事業や施設の技術を、MICEへ導入を希望する方、またその逆
・関連技術や関連産業の研究者、事業者、業界団体、行政関係者
・新規事業としてMICEや課題解決業界への進出(新規事業、スタートアップ)をお考えの方
・研究開発や新技術、事業などに対して投資(ファンド、VC、CVC)や融資に関わる方
・上記の活動の支援機関や各種支援や協力が可能な方
・報道、メディア、情報発信関係者
・その他、情報収集やご関心のある方

■プラットフォームとなる研究会について
・MICE事業者や施設、主催者などから課題やニーズを調査、募集、企画整理、情報発信
・「ウイズコロナ・ポストコロナ」の新たな事業アイデア・潜在新市場・技術の調査、募集、企画、情報発信、提案(発表)、マッチング(マッチングに対する取引条件の整理確認)
・研究会では、課題やニーズ、つまり市場と課題解決策の技術や事業を結び付ける
・オープン(公開)な研究会セミナーや提案イベント(オンライン含む)を開催、参加
・オープン(公開)、クローズド(非公開)な形態を組み合せ各種ビジネスマッチングを実施
・事業化、製品化に向けた連携をワーキング(WG) や地域別、対象者別、テーマ別WGをオープン(公開)、または、クローズド(非公開)で開催(メンバー間のNDA含む)、成果発表の実施
・課題解決策の確立支援としては、研究などの科学技術と事業者を結ぶ産学連携や異業種の連携を実施
・1つの技術や事業者では課題解決に結び付かない場合は、複数の技術や事業者のアッセンブルをコーディネート
・仕入れなどのサプライチェーン確立と販路や流通などの商流マッチング
・研究開発や事業推進の為の投資や融資などの資金マッチング、ファンドの組成、運用
・事業化支援としてのコンサルティング、インキュベーション、アクセラレーションを実施
・1つの課題では市場としての規模が小さい場合、多様な課題を解決できるソリューションに加工し、市場拡大、横展開(国際展開含む)
・MICE業界での導入実験、テストマーケティングなどにより技術性、事業性追求
・新技術や新サービスの運用可能な人財の育成
・市場創造のための様々な仕掛けの実施
・業界支援の政策提言等

■研究会参加者メンバーとWGメンバーについて
・研究会への参加では、会員制度などの、資格や条件、費用などは発生いたしません。研究会のセミナーやピッチにご参加(聴講)の皆様は管理上、自動的に参加メンバーとして 登録させていただきますが、継続的な参加や不参加なども自由となっております。
・研究会の中での参加者同士、発表者との個別の連絡や交流、連携は、参加者、夫々の責任と節度を持って自由に行っていただけます。
・研究会ではテーマ、目的別の企画や部会となるWG(ワーキンググループ)も設置します。テーマ別の企画やWGは、参加者や発表者の希望で事務局が設置するものや、事務局が企画し専門家や支援機関などもコーディネートし実施するものがございます。
・研究会やWGは、基本オープンに実施いたしますが、テーマや進捗によりクローズドで実施する場合がございます。その場合は参加者や発表者からの要望や事務局判断でメンバーを限定させていただくこと(参加をお断りすることも含む)、場合によってNDAや参加者同士の合意を必要とする場合、実施途中での構成メンバー変更なども含まれます。
・様々なビジネスマッチングやインキュベーション、資金調達、デューデリなどの支援は、WGやプロジェクトの企画依頼者や支援希望者の依頼、支援機関の依頼などにより、契約(有償・無償含む)のもとに事務局が仲介して実施いたします。
・研究会申込の際にご記入・ご提出いただいた連絡先等、個人情報は、事務局の2社(コングレ、ICIC)の個人情報管理に関するポリシー範囲内で取り扱いいたします。

■主催
「MICEイノベーション研究会」実行委員会
◇実行委員 

No.氏 名所 属役 職
天内 義也  東日本旅客鉄道株式会社事業創造本部 品川まちづくり部門 副課長
事業計画グループ グループリーダー
岡野 雅則  パナソニック株式会社統合型リゾート(IR)事業推進本部
営業推進部 部長
倉橋 慶次  森ビル株式会社アカデミーヒルズ事業部 部長補佐  
兼 フォーラムグループ 課長
小島 学  キヤノン株式会社IR/MICE事業推進プロジェクト 主幹
染谷 誓一  ぴあ株式会社執行役員 / コンテンツ・プロデュース本部 副本部長
兼 ライブ・エンタテインメント本部 副本部長
花井 厚  株式会社リコーデジタルビジネス事業本部
Signage-Contents事業統括室 室長
深澤 克之  日本電気株式会社首都圏統括支社 シニアマネージャー
前野 伸幸  株式会社ホットスケープ代表取締役
矢端 謙介  株式会社日本政策投資銀行地域企画部 担当部長

◇アドバイザリーボードメンバー   現在調整中

・実行員は、MICEイノベーション研究会の趣旨に賛同頂く、産官学金やクリエイター、MICE業界や主催団体、MICEに頼る地方都市など課題を持つ業界や課題解決技術を求める大手企業(ベンダー)、課題解決技術や事業を研究開発する業界、異分野で連携頂く業界などの皆様、専門的なアドバイスを頂く有識者、活動に呼びかけや応援を頂く各分野でご活躍の皆様に順次お声がけさせていただいています。
・承諾いただきました方から、随時、氏名を掲出させていただきます。

◇事 務 局 :

株式会社コングレ
MICEと総称される政府系国際会議、学術会議、企業ミーティング、展示会などの企画・運営におけるリーディングカンパニー。伊勢志摩サミットなどの首脳・閣僚級会議、医学系・工学系をはじめとする学術会議、産業団体主催会議、投資コンファレンス&ミーティングなど各種企業ミーティング、主催展示会ジャパンドローン・スポーツビジネスジャパンをはじめ年間取扱い件数は約200件。
(参加者数合計 40数万人)。この他、MICE施設などの管理・運営事業にも取り組む。全国約90施設。MICE施設においては、指定管理者制度などによるPPP/PFI施設の他、自社経営施設も有し、多数のMICE案件を受け入れる。
展望施設、科学館、水族館などの文化・観光施設においては、運営管理、チケット・案内業務、総合インフォーメション業務などの他、様々な自主企画にも携わる。

新産業文化創出研究所(ICIC)
シンクタンク機能とプロデュース機能の両輪により、今後、社会が求めるであろうニーズや注目されてこなかった潜在的な市場、これまで課題の解決策がなかった領域や将来訪れる課題などに注目し、それに対応する技術や製品、サービスなどを生み出し、市場導入すること、また、新たなライフスタイルや文化を創り出し、これに対応する技術や製品、サービスを適応させること、新産業や文化を創出する仕掛けをサポートすることで、イノベーションの創出を担う。以上のコンセプトから、様々な分野にわたり異分野が共創するプラットフォームとしての研究会や拠点を立ち上げ、これまでにないビジネスモデルを実証実験し、社会に提示していくことで街づくりからイノベーション産業・文化、また企業・事業・価値等の創造と好循環機能を目指す。
これまでも、早くからVRや3Dを活用したシアターや自動翻訳・通訳を活用した次世代テレビ会議システム、そうしたコミュニケーション空間、複数地点の地域教育プログラムの相互通信利用など複数の研究会やプロジェクトも開催してきた。

2021.05.27 第11回

2021年5月27日、株式会社コングレ(東京都中央区、代表取締役社長:武内 紀子)と株式会社新産業文化創出研究所(東京都千代田区、代表取締役所長:廣常 啓一)は、MICEイノベーション研究会の第11回をオンラインで開催しました。
MICEイノベーション研究会は、新型コロナウイルス感染症によって、大きく影響を受けたMICEビジネスについて、異業種、異分野との交流によって、新しいMICEのカタチをつくり出すことを目的としています。
研究会では、毎回、MICEに関する課題やニーズ発表、そして異業種からの課題解決技術(シーズ)提案発表を行っています。

今回の研究会は、3社からMICEの課題解決技術(シーズ)発表と、経済産業省から令和3年度「展⽰会等のイベント産業⾼度化推進事業」についてのお話がありました。

課題発表の1社目は、株式会社ハシラスの臨場感⾼く伝えられるVRソリューション「キネトスケイプ」です。
特定のお客さまに対して、自社の商品、MICE施設などの特徴を高い臨場感をもって伝えることのできるサービスで、新たな商談の場など広く活用が期待されます。随時、同社にて体験会が実施されています。

株式会社ハシラス
安藤 晃弘 氏の発表

2社目は、メディアサイト株式会社のライブ配信を⾃前で運営できる配信サービス「Mediasite PUSH」です。
オンラインイベントの配信に必要な機材、サーバー、運用までに必要な手続きまで丸ごとパッケージ化。主催者が準備にかかる工数を一気に削減することのできるサービスです。

メディアサイト株式会社
坂本 修次 氏の発表

3社目は、タイムリープ株式会社の遠隔接客サービス 「RURA」です。
少人数で、多拠点の店舗の接客を遠隔で行うことで、非接触かつ省人化を飛躍的に実現するサービスです。喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症に加えて、確実に到来する労働人口の減少という社会課題に対する解決策として、今後、より広く活用が期待されます。

タイムリープ株式会社
⼾上 貫太 氏の発表

最後に、経済産業省から、令和3年度「展⽰会等のイベント産業⾼度化推進事業」について説明がありました。
大阪・関西万博を控え、展示会産業のもつ経済波及効果に対する期待がますます高まる中、コロナ禍も踏まえ、展示会における新たな技術サービスの登場や発展が求められています。それを喚起するための国の施策の一つとして実施されるのがこの事業です。事業に関する情報は、今後、随時公開されます。

経済産業省
澤原宜 謙 氏

今回のプログラムは以下の通りです。

【課題解決技術(シーズ)提案発表】
◎課題解決技術(シーズ)発表(1)
MICE施設の機能と魅⼒を臨場感⾼く伝えられるVRソリューション『キネトスケイプ』
株式会社ハシラス 代表取締役
一般社団法人エンターテインメントXR協会 代表理事 安藤 晃弘 氏

◎課題解決技術(シーズ)発表(2)
「⼿間なし」「⼿配なし」「不安なし」のライブ配信を、⾃前で運営できる配信サービス【Mediasite PUSH】のご紹介
メディアサイト株式会社 経営企画部
新規事業・アライアンス開発室 室⻑ 坂本 修次 氏

◎課題解決技術(シーズ)発表(3)
社会課題への対応策として有効な遠隔接客サービス『RURA』活⽤事例のご紹介
タイムリープ株式会社 マーケティング部門責任者 ⼾上 貫太 氏

【事業説明:経済産業省】
令和3年度「展⽰会等のイベント産業⾼度化推進事業」について
経済産業省 クールジャパン政策課 課⻑補佐 澤原宜 謙 氏

発表内容の詳細は新産業文化創出研究所のウェブサイトをご確認ください。
https://icic.xsrv.jp/seminar/event11973/

次回の『第12回MICEイノベーション研究会』は、2021年6月24日(木)16:00~18:00の開催を予定しています。
参加申し込みは、「MICEイノベーション研究会のウェブサイト」からお願いいたします。