開催報告|ポートメッセなごやが挑む「展示場の新しいカタチ」~「ハコ」を超えていく『IDEA PITCH CONTEST』~を「第22回MICEイノベーション研究会」として開催しました

2023年2月22日(水)、名古屋市金城ふ頭にあるポートメッセなごやでは、同施設が新しい展示場のカタチを創出することを目指して導入する、技術(テック)やサービス、アイデアを募集するコンテスト「IDEA PITCH CONTEST」の最終選考会を開催しました。(MICEイノベーション研究会との共催)

2022年10月、ポートメッセなごやに第1展示館とコンベンションセンターが誕生しました。
そのリニューアルオープンを記念して実施する今回のイベントは、同施設の魅力アップにつなげるための「IDEA PITCH CONTEST(アイデアピッチコンテスト)」です。
スタートアップ、事業会社の皆さまから約30件のエントリーをいただき、事前審査の結果、最終選考会に臨む6社のファイナリストを決定しました。

エイキュウリンクス株式会社
株式会社Archaic
株式会社サムライズ
株式会社ビースポーク
株式会社ハシラス
株式会社アドインテ(他2社との合同提案)

▲ピッチコンテストのファイナリスト

会場のコンベンションセンターには、ファイナリストのピッチを応援し、最新動向を知ろうと約200名が集結。MICEイノベーション研究会のファシリテーターである新産業文化創出研究所 廣常所長が、コンテストの概要を説明し、最終選考会はスタートしました。

▲会場のポートメッセなごやのコンベンションホールA
MICEイノベーション研究会ファシリテーターの新産業文化創出研究所 廣常 啓一 所長

ファイナリストによるピッチ

「電子チケットを活用した周辺施設との連携による地域活性化」
エイキュウリンクス株式会社 代表取締役 永井 雅久 氏

「展示会 商談をDX!音声認識で世界標準の展示場へ!」
株式会社Archaic 代表取締役 横山 淳 氏

「誰でも手軽に組み立てられる、環境にやさしい平常時・災害時の2WAY什器の開発~Re-board®が変える仮設の世界~」
株式会社サムライズ 代表取締役 奥田 洋三 氏

「AIチャットボットの活用で、金城ふ頭をにぎわいの中心へ!~施設の魅力向上と回遊促進を実現」
株式会社ビースポーク 代表取締役 綱川 明美 氏

「ポートメッセなごやでのめちゃバースの活用について」
株式会社ハシラス 経営管理室 マネージャー 田野 雄貴 氏

「リアル空間の価値を再定義。来場者データの収集とデータ収益基盤の構築。」
東海テレビ放送株式会社/株式会社アドインテ/株式会社ブロンクスビル(3社合同提案)
株式会社アドインテ セールスプランニングDiv. 山際 伸太朗 氏

展示・PRコーナー

ファイナリストをはじめとしたエントリー各社と来場者のマッチングエリアである展示・PRコーナーを設置。来場者の投票で「観覧者賞」を決定しました。

▲エントリー・ピッチ企業と来場者のマッチングの時間
▲各ブースで技術(テック)やサービスを体験
株式会社アジラ
24時間365日AIの眼でモニタリングを行うAI警備システム「アジラ」
株式会社Archaic
画像認識、音声認識、自然言語処理、将来予測、最適化技術など幅広い領域に対応できるAIシステム
エイキュウリンクス株式会社
周辺の店舗や施設と連携した電子クーポンを発行できるサービス「eチケットシステム」
キッセイコムテック株式会社
MICE分野におけるネットワークのインテグレーションサービス「MICE-NET®」
サクラインターナショナル株式会社
ビジネスプロモーションにおける最適なサービス・ツールを連動させたトータルプロモーション
株式会社サムライズ
リサイクル可能な紙素材100%でできたエコロジーな資材「Re-board®」
CROOM(シールーム)
DX時代のプロモーション3DVR、メタバース、CM・PR映像、WEB、ドローン撮影、カタログ、ARなど
株式会社タケナカ
豊富な映像機材によるLEDを使ったハード面とCG、AR、インタラクティブなどのソフト面、そしてリアルとメタバースをシームレスにつなぐ空間演出を提供。展示はダイカットLEDパネル(顔の部分が画面)による演出
株式会社テクノア
スマホの写真からオリジナルグッズを作成できる「ぽどてく」
東海テレビ放送株式会社 / 株式会社アドインテ /株式会社ブロンクスビル
アドインテが独自開発したIoT端末のAIBeaconやAItagを使用したサービス
西尾レントオール株式会社
保有備品の在庫管理や稼働状況を管理することができるシステム「COCO-R」
株式会社ハシラス
PCだけで体験できる、イベント用のメタバース「めちゃバース」

審査結果

厳正なる審査の結果、最優秀賞は以下に決定しました。

最優秀賞

東海テレビ放送株式会社/株式会社アドインテ/株式会社ブロンクスビル(3社合同提案)
「リアル空間の価値を再定義。来場者データの収集とデータ収益基盤の構築。」

新しい情報技術であるが、事業としての実績があり、実現可能性が高い提案であること。周辺の店舗や施設、鉄道などと連携して、新しいクーポンや広告の展開が期待される点が評価されました。

最優秀賞 株式会社アドインテ 山際 伸太朗 氏(右)
プレゼンター コングレ代表取締役社長 武内紀子

また、来場者による投票の結果、観覧者賞は以下に決定しました。

観覧者賞

株式会社サムライズ
リサイクル可能な紙素材100%でできたエコロジーな資材「Re-board®」

サステナブルな展示会・イベントの在り方、SDGsの取り組みであり、様々な活用の組み合わせが可能である点が来場者に評価されました。

観覧者賞 株式会社サムライズ 奥田 洋三 氏(右)
プレゼンター 名古屋市 観光文化交流局観光交流部 坂本 敏彦部長

審査員講評

・愛屋 博司 (ポートメッセなごや 館長)

ポートメッセなごやは、昨年10月にリニューアルオープンし、主催者、出展者、来場者にとって使いやすく、行きたくなるような会場になることが重要です。そのため、利用する側の使いやすさが向上するかどうかを重視して審査を行いました。どれも素晴らしい提案でたいへん感謝しています。

・田中 敏之 (中部ニュービジネス協議会 理事)

いろいろな視点から発表していただき、甲乙つけがたく、どの提案も効果を発揮するだろうと思いました。地元以外の事業者の方が多く提案してくださったため、これを機に名古屋をはじめ中部地区の関係者とのリレーションを持続して、実際にこの地域でのビジネスに加わっていただきたいと考えています。

・西口 弘紳 (株式会社中日新聞社 広告局 ビジネス開発部長

発表はどれもわかりやすく審査するのが難しいと感じました。サービスの内容よりも、ポートメッセなごやの課題解決にどれだけ向き合った提案になっているかを意識して審査しました。

・棟方 三代 (名古屋市 観光文化交流局 観光交流部 MICE推進室 室長

審査は最後の最後まで悩みました。ファイナリストからこれだけの提案をいただいたことをうれしく思っています。私自身も勉強になり、いろいろなチャレンジができることを実感しました。ポートメッセなごやのハードだけでなく、ソフトも大事であり、ファイナリストのアイデアを参考にしたいと思います。

・廣常 啓一( MICEイノベーション研究会 / 株式会社新産業文化創出研究所 所長

審査員によって評価が分かれ、最優秀賞は簡単に決まりませんでした。
展示会を想定するもの、イベントを想定するもの、地域との連携を構築するものなど、その提案が何に適するものであるか、それぞれに長所や短所があったと思います。
1社の提案だけでなく、プレゼンテーターの組み合わせやコラボレーションによって、より大きな力を発揮できるのではないかと感じました。ぜひこれを機会に来場者との交流を深めてもらい、ビジネスに結び付けていただければと思います。



これからポートメッセなごやは、本コンテストの最優秀賞受賞者をはじめ、名古屋市、地域の経済界などの関係者と力を合わせ、イノベーションにチャレンジします。

展示場の新しいカタチにご期待ください。


※本コンテストは、名古屋市の承認事業です。
※当日の模様は、東海テレビ「NEWS ONE」のネットニュースで動画をご覧いただけます。


【名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)】

名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)は、1973年に名古屋市金城ふ頭に建設された中部地区最大規模の国際見本市会場です。2022年10月1日、新設の「第1展示館」と「コンベンションセンター」が開業しました。
株式会社コングレは、公益財団法人名古屋観光コンベンションビューローとともに、指定管理者「ポートメッセなごやMICEコンソーシアム」として、施設の管理運営を担当しています。

【MICEイノベーション研究会】

2020年7月、コロナ禍で影響を受けたMICE(企業のミーティング・セミナー、国際会議・学会、展示会・イベントなど)を進化させるため、「MICEイノベーション研究会」を立ち上げました。研究会は通常オンラインで、MICEに関する課題やニーズ発表、そして異業種からのソリューションの提案発表を行っています。これまでに2回、当社のMICE施設「コングレスクエア羽田」で、実証実験と展示会を対面)リアル開催しました。
異業種との交流を通じ、DX、AI、ロボットなどの先端技術を取り入れて、新しいMICEのカタチを創造すること。そして、それを生み出す共創プラットフォームの役割を果たしています。
本研究会 会員数(企業/団体): 約750
新しい技術やサービスを提案した企業・団体数:約90(第22回 2023年2月現在)

来場のご案内

いよいよ明日開催のポートメッセなごや「IDEA PUTCH CONTEST」(最終選考会)

『リアル」のみの開催となります。

当日は、12:30~開場・受付開始となります。

事前の来場・観覧登録「未登録」の方も、当日、来場・観覧登録ができますので、ぜひ、会場にお越しください!


12:30~ 開場・受付開始 

     受付場所:ポートメッセなごや コンベンションセンター3FホールAホワイエ

13:00~18:00 ポートメッセなごや「IDEA PUTCH CONTEST」(最終選考会)


▼リーフレット|会場フロアMAP、プログラム、出展者などのの詳細はこちらをご覧ください。

リーフレット ダウンロード

▼会場へのアクセス

アクセスMAP ダウンロード

新型コロナウイルス感染症対策へのご協力のお願い

会場にお越しの際には、必ずマスクをご着用の上、会場内での手指消毒などにご協力ください。
また、発熱を含む風邪のような症状や、その他体調不良の際にはご来場をお控えいただき、感染拡大防止にご協力ください。

【お問合せ】
ポートメッセなごや「IDEA PUTCH CONTEST」 事務局(株式会社コングレ内)
TEL: 03-3510-3727 / Eメール: mice-innovation@congre.co.jp

2/22(水)開催! ポートメッセなごや 「IDEA PITCH CONTEST」(最終選考会)

「ポートメッセなごや」をフィールドに、
これまでになかった展示場を創出するための『IDEA PITCH CONTEST』

名古屋市にある国際展示場「ポートメッセなごや」は、昨年10月1日に第1展示館、コンベンションセンターが新たに加わり、リニュアルオープンしました。
これを記念して、ポートメッセなごやとMICEイノベーション研究会が『IDEA PITCH CONTEST』を開催します。

本コンテストの最終選考会では、多数のエントリーの中から、ファイナリストに選ばれた6社が、自社が持つ技術・サービス・事業アイデアをポートメッセなごやをフィールドにどのように導入・活用するかの提案を競います。

2月22日(水) 当日はコンテスト(最終選考会)会場にお越しいただき、ポートメッセなごやがイベント主催者に選ばれる魅力あるMICE施設に進化する過程をぜひ皆様の目でお確かめください!

全国各地の同様のMICE施設を持つ自治体の方々におかれましても、本コンテストが施設の在り方を変えるヒントになればと願っております。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。ぜひ、当日ピッチコンテストをご観覧ください!!(来場・観覧は無料です)

*本コンテストは、名古屋市の承認事業であり、多数の後援や協力をいただいて開催することができました。関係者の皆様には、心より御礼申しあげます。



数多くの企業にエントリーいただき、まことにありがとうございました。

ご提出いただいた書類と事務局による各社へのヒアリング内容をもとに、審査員による事前審査会を実施し、厳正なる審査を経て、アイデアピッチを行うファイナリスト6社が選出されました。

最終選考会 当日はファイナリスト6社によるピッチを行い、審査員5名による最終審査会にて最優秀賞1社を決定します。

👑最優秀賞
最優秀賞に決定したアイデアについては、具体的に導入の検討を行います。
最優秀賞受賞者には、実証実験・導入費用として、最大300万円/年を予定しております。(2023-2024年度実施)

観覧者賞
当日、エントリー各社の展示・PRコーナーを対象にした「観覧者賞」を設けます。
会場に観覧にお越しの皆様にも審査員となってもらい、「この技術・サービスいいね!」と思った展示・PRコーナーに投票を行っていただくものです。

当日、観覧者賞に投票してくださった方の中から抽選で5名様に『名古屋港水族館ペア入館チケット』をプレゼントします!
当選者の発表は17:30頃(展示・PRコーナーでのマッチング③の時間内)に会場内にて。


エイキュウリンクス株式会社


電子チケットを活用した
  周辺施設との連携による地域活性化

代表取締役 永井 雅久 氏

弊社では、電子チケットを活用した地域活性化事業を主な事業ドメインとしています。現在は、大手旅行会社等と提携し、旅行プラン申込者への現地で使えるクーポン類を電子化し、発行側である旅行会社等は発行、精算、管理業務などを効率化しています。また、利用施設側も、これまで紙で発行されていたクーポン類がQRコードひとつで精算できることによりクーポン類の紛失や管理業務が無くなり大幅に業務改善が可能となります。

今回のピッチコンテストでは、これまでの実績を踏まえ、展示場周辺地域や名古屋駅周辺の主要店舗などを巻き込んだにぎわい創出のアイデアをご提案します。例えば、周辺施設や飲食店、お土産店など使える割引クーポンを電子化し、来場時にお客様へプレゼントに使用したり、地域ならではの「名古屋めしクーポン」を作成し、来場者へ販売するなど、展示会などに参加するだけでなく、せっかく名古屋に来たので食事などを楽しんでもらえるような仕掛けを作りたいと考えています。

株式会社Archaic


展示会 商談をDX
音声認識で世界標準の展示場へ!

代表取締役 横山 淳 氏

展示会へ出展の企業担当者様がサービス説明や商談時の記録・見直しのために、音声認識技術を用いて会話を解析し、顧客が抱える悩みやサービスの課題を可視化・定量化・改善のサポートをおこなうための取り組みです。

展示会の営業場面における課題の1つとして、不特定多数の方とランダムなタイミングで接客するため、商談(相手・会話内容)の管理が難しいことが挙げられます。
そこで、商談内容を録音し自動で文字に変換できれば現場では接客に集中し、後から会話内容を効率的に見直しができ、質問の傾向・お客様の反応などを可視化し、定量的に分析できます。

出展企業様にはボイスレコーダー等の録音機器とピンマイクをご用意頂き、当社が開発する音声認識AIへ録音データをアップロードし解析をおこないます。
出展企業様に対しては、スポットで音声認識AIが利用できるというコストメリットを提供することができます。

株式会社サムライズ


誰でも手軽に組み立てられる、環境にやさしい
平常時・災害時の2WAY什器の開発
~ Re-board®が変える仮設の世界 ~

代表取締役 奥田 洋三 氏

イベントはヒトがたくさん集まればそれで終わりというわけではありません。“来場者の心に訴えかける価値づくり”がもっとも重要なゴールです。
災害が多発する近年、我々にとって日常と災害時をどう共存させどう備えていくかは重要なテーマとなっています。
 ・平常時、施設利用者の満足度を上げていく
 ・災害時、利用者の安全をどう確保するか
一見異なったテーマのようですが、これらを同時に叶えられるのが「Re-board®」(注1)です。
「Re-board®」はリサイクル可能な紙素材100%でできており、廃棄時には段ボールとして生まれ変わる為非常にエコロジーな資材です。
「Re-board®」は軽量ながら高い強度で人や家具、車のような重量物を乗せることも可能です。普段は展示会場でテーブルや椅子、展示用パーテーションとして利用し災害時には簡易ベッドや個室ブースへトランスフォームできます。
このプロジェクトでは、一級建築士事務所の大庭徹さん、京都大学で災害を専門に研究されている前田昌弘さんと共に、デザイン性に富み、かつ災害に有効なツールの開発を進めています。

(注1) 2021年1月に「Re-board®」はSDGs適合のソリューションであるという認証を獲得しました。「Re-board®」を活用して頂く際にもSDGsに取り組んだ活動を行っていると国内・世界に向けて発信することが可能です。

株式会社ビースポーク


AIチャットボットの活用で、
  金城ふ頭をにぎわいの中心へ!
    ~施設の魅力向上と回遊促進を実現

代表取締役 綱川 明美 氏

私たちがご提案するのは、多言語AIチャットボットを活用した施設案内+αの情報提供サービスです。ポートメッセなごや利用者に、施設情報やイベント情報だけでなく、周辺エリアの観光情報等を24時間365日多言語で提供しアフターコンベンションへと繋げていくことで、MICEの効果を地域全体に波及させていくことを目指します。

株式会社ハシラス


ポートメッセなごやでのめちゃバースの活用について

経営管理室 マネージャー 
田野 雄貴 氏

コロナの影響で、人と人がリアルに会って話すことや、リアルの会場を利用し、イベントなどを行うことが、急激に減少した時期があります。現状は徐々に回復傾向にありますが、実際に場所に行かずに、遠隔でお仕事をしたり、仮想空間でイベントを実施したりすることは、もはや私達の日常と言っても過言ではありません。そのような中、ハシラスの開発したメタバース=めちゃバースは、数十人程度の小さなセミナーから、数千人の大規模展示イベントまで簡単な操作で行うことができ、これをポートメッセなごやのメタバース会場として定常的に設置いただくことで、リアル会場と仮想空間の2種類の会場を兼ね備えた、オールインワンのイベント会場の提案を顧客にできることになります。顧客にとっての選択肢が増え、会場の先進性イメージの向上に繋がるものと考えています。

東海テレビ放送株式会社 / 株式会社アドインテ /株式会社ブロンクスビル *3社合同提案


リアル空間の価値を再定義。

来場者データの収集とデータ収益基盤の構築。

株式会社アドインテ セールスプランニングDiv. 山際 伸太朗 氏

【広告】ポートメッセなごやにAIBeaconやAItagを設置することによりデータを取得する。そのデータをを利用し、 興味関心の高いユーザーを類推し、その興味関心層に配信することで、 効率的な広告配信でテナント前までの送客を図る。また、位置情報データを活用して商圏への配信も行い、生活圏のユーザーにも効率よくリーチ致します。
【分析】カスタマー計測、カスタマー重複調査、商圏調査を行い、リターゲット広告、また送客したい会場までの導線を確認。テナントまでの導線を強化するために、 掲示物やホームページの掲載の変更や、広告配信のクリエイティブ、人流をコントロールし、ユーザーを回遊させるよう手を打ちます。
■設置後可能施策
1.データの可視化 2..データ管理・広告販売が可能 3.イベント人流データの可視化測定
4.来場者のペルソナの測定・可視化



ポートメッセなごや
館長 愛屋 博司

中部ニュービジネス協議会
理事 田中 敏之

株式会社中日新聞社
広告局 ビジネス開発部長
西口 弘紳 氏

MICEイノベーション研究会/
株式会社新産業文化創出研究所
所長 廣常 啓一 氏

名古屋市 観光文化交流局
観光交流部 MICE推進室
室長 棟方 三代 氏


最終選考会の会場では、エントリーいただいた各社の展示・PRコーナーを設けます。ファイナリストの企業はもちろんのこと、惜しくもファイナルラウンドに進出できなかった企業も魅力に溢れています。ぜひ、エントリー各社の展示・PRコーナーで技術・サービス等をご体験ください!

出展者紹介(社名五十音順)※出展者・内容は順次更新

株式会社アジラ

「アジラ」は既存の防犯カメラをAI化し、24時間365日AIの眼でモニタリングを行うAI警備システムです。世界トップクラスの行動認識AIが、喧嘩や転倒、ふらつき、侵入といった異常行動を即時検知。特許取得の「違和感検知」により、事件事故の予兆行動も検出します。防犯だけでなく混雑や人数カウント、迷子検索といった新しい機能も次々追加されています。

株式会社Archaic

当社はAIシステムの開発をおこなっているAIベンチャーです。
画像認識、音声認識、自然言語処理、将来予測、最適化技術など幅広い領域に対応できる
ことが強みです。エンジンは自社開発のため、お客様のニーズに沿った最適なシステムの提案を心がけております。

エイキュウリンクス株式会社

当社では、電子チケット発行システム【eチケットシステム】の企画・運営・管理を行っています。周辺地域と連携したクーポンなどを電子化し、新しいMICEの楽しみを提供します。また、当社では、JAL、ANAなどの大手旅行会社とさまざまな施策を行っており、観光客を集客する上で、新たなパートナーとしてお役立てできると思いますので、ぜひ、情報交換できればと思います。

キッセイコムテック株式会社 レンタル事業部

私どもは情報機器のレンタル、通信回線の提供サービスを手掛けております。特に短期の催事であるイベント・会議・学会等、MICE分野におけるネットワークのインテグレーションサービスを「MICE-NET®」ブランドにて展開しております。長年培ったMICE向けのネットワーク構築とノウハウの蓄積により「いつでもどこでも、安定したネットワーク環境を」皆様に提供いたします。

サクラインターナショナル株式会社

サクラインターナショナルはイベント・展示会などの企画・デザイン・施工・運営・コンテンツ制作まで一貫した社内体制を整えています。また国内はもちろん海外拠点のネットワークで、海外からのインカミングなど国際会議・展示会・各種イベントまで運営事務局を含めて万全の体制でサポートさせていただきます。

株式会社サムライズ

Re-board®はリサイクル可能な紙素材100%でできており、廃棄時には段ボールとして生まれ変わる為非常にエコロジーな資材です。Re-board®は軽量ながら高い強度で人や家具、車のような重量物を乗せることも可能です。普段は展示会場でテーブルや椅子、展示用パーテーションとして利用し災害時には簡易ベッドや個室ブースへトランスフォームできます。このプロジェクトでは、一級建築士事務所の大庭徹さん、京都大学で災害を専門に研究されている前田昌弘さんと共に、デザイン性に富み、かつ災害に有効なツールの開発を進めています。

CROOM(シールーム)

リアルとバーチャルの融合したDX時代のプロモーション3DVR、メタバース、CM・PR映像、WEB、ドローン撮影、カタログ、AR等など様々な企業・官公庁のコンテンツを制作、ブランディングをクリエイティブで実現

株式会社タケナカ

自社保有の豊富な映像機材によるLED等ハード面での空間演出から、内製クリエイターによるCG、AR、インタラクティブ等のソフト面からの空間演出。
そして両者を掛け合わせ、リアルとメタバース両空間をシームレスにつなぐ空間演出を提供致します。

株式会社テクノア

イベントでの笑顔の写真をデジタルで保存するだけでなく、カタチに残してみませんか?
スマホの写真からオリジナルグッズを作成できる『ぽどてく』は、初期コスト、運用コスト、在庫コストは「すべて0」でご利用いただけるサービスです。QRコード(貴社用単独URL)からすぐにご利用いただけます。
なお、販売価格の20%を利益としてお支払いいたします。
(送料別、振込手数料はご負担いただきます。)

東海テレビ放送株式会社 / 株式会社アドインテ /株式会社ブロンクスビル

アドインテが独自開発したIoT端末のAIBeaconや、NFCを使ったAItagを設置することにより、利用者への周辺施設やその混雑状況などの発信を行い、利用者の利便性を高めつつ、イベント出展企業が活用できるデータ収集とそのレポートの提供、また、イベント参加者への広告配信を行う事が出来ます。AIBeaconはWi-Fiオンの端末を捕捉できるというハイスペック、AITagは遷移先を遠隔で変更できることが特徴で、小売企業などで様々な利用をされているサービスです。

西尾レントオール株式会社

総合レンタル業のパイオニアの西尾レントオール㈱が今回ご紹介するのは、保有備品の在庫管理や稼働状況を管理することができるシステムCOCO-Rです。備品に取り付けたICタグを端末で読み取ることで素早く、確実に、時短でき、商品管理の無人化にも対応します。クラウドを用いることで倉庫をまたいだ管理も可能になりました。人員削減、複数管理、確実な在庫管理をしたい方にオススメです!

株式会社ハシラス

株式会社ハシラスは、様々なアミューズメント施設など用の、高臨場体験を伴うVR筐体を開発してきました、このノウハウを活かし、ヘッドセット不要、PCだけで体験できる、イベント用のメタバースを開発しました。2021年12月よりサービスを開始し、様々な企業、大学などの、社内イベント等で、めちゃバースを活用した催しが進められています。めちゃバースの特徴は、URLクリック一つで簡単にめちゃバースの世界に入れること、更に、数千人が同時接続できる環境であることなどが、利用者のニーズを満たし、最近は、リアル開催とのハイブリットでめちゃバースを活用される利用者もおられ、利用の幅は広がってきています。



開催日時
2023年2月22日 (水) 13:00~18:00(予定)
会場
ポートメッセなごや 

コンベンションセンター 3F ホールA アクセスMAP
開催方式
リアル開催(ピッチ&展示会)
主催
MICEイノベーション研究会/ポートメッセなごや

ポートメッセなごや指定管理者: ポートメッセなごやMICEコンソーシアム
構成団体:株式会社コングレ/公益財団法人名古屋観光コンベンションビューロー

後援
中部経済産業局、名古屋商工会議所、中部ニュービジネス協議会、中日新聞社

*本コンテストは、名古屋市の承認事業です。


登録受付期間
2023年2月6日 (月) ~ 20日 (月) 正午まで

定員
150名(予定)

来場・観覧 登録方法
WEB事前登録制 

*Peatixの登録ページに「チケットを申し込む」とありますが、来場・観覧は無料です。

■参加申込方法
・「最終選考会&展示会 来場・観覧の登録(無料)はこちら|2/20 (月) 正午まで」ボタンをクリック。 

・Peatixの登録ページに飛びますので、必要事項をご入力の上、来場・観覧をお申し込みください。

・Peatixの登録ページに「チケットを申し込む」とありますが、ご来場・観覧は無料です。

・開催の2日前を目安に、当日のご案内を申込登録時のメールアドレス宛に送付いたします。
・メールが届かない方は迷惑メールフォルダをご確認の上、事務局【mice-innovation@congre.co.jp】までご連絡ください。

注意事項
※コンテストの来場・観覧は事前登録制です。
※何かしらのご事情で欠席される場合は、事務局までご連絡ください。
※当日の録画、録音、撮影についてはお断り致します。
※終了時刻は目安となります。
※何らかの事情で当コンテストの開催が困難となった場合、中止する場合がございます。中止の際はメールでご連絡させていただきます。


【本件に関するお問合せ先】
MICEイノベーション研究会事務局(株式会社コングレ内)
メール: mice-innovation@congre.co.jp

2022.12.05 第21回

MICEイノベーション研究会 第21回

 「第21回MICEイノベーション研究会」を開催しました
~MICE施設の挑戦!「アイデアピッチコンテスト」と「これからのMICE施設を語るパネルディスカッション」

今回の研究会のテーマは「MICE施設の挑戦!」です。第1部は、名古屋市国際展示場(愛称:ポートメッセなごや)が2023年2月に開催する「アイデアピッチコンテスト」に関するご案内。第2部は、MICE施設に関わる開発事業者・施設運営管理事業者・MICE企画運営事業者による「パネルディスカッション」を実施しました。

 第1部 ポートメッセなごや「アイデアピッチコンテスト」

上段左から)ファシリテーターの新産業文化創出研究所 廣常 啓一 所長
名古屋市 観光文化交流局 MICE推進室 主幹 柳原 貴人氏
ポートメッセなごや 指定管理者(株式会社コングレ)近藤 真司

第1部では、名古屋市 観光文化交流局 MICE推進室 主幹 柳原 貴人氏、ポートメッセなごや 指定管理者(株式会社コングレ)近藤 真司が、2023年2月22日にポートメッセなごやで開催する「アイデアピッチコンテスト」についてご案内しました。

ポートメッセなごやは、1973年に名古屋市金城ふ頭に建設された中部地区最大規模の国際見本市会場です。2022年10月1日、新設の「第1展示館」と「コンベンションセンター」が開業しました。
株式会社コングレは、公益財団法人名古屋観光コンベンションビューローとともに、指定管理者「ポートメッセなごやMICEコンソーシアム」として、施設の管理運営を担当しています。

ポートメッセなごや 指定管理者(株式会社コングレ)近藤 真司の発表

「アイデアピッチコンテスト」は、“ハコを超える!”をテーマに、日本国内のスタートアップ、事業会社、団体、教育機関(学生からの提案も可)から、ポートメッセなごやがイベント主催者に選ばれる施設になるために導入する技術(テック)やサービス、アイデアを募集するコンテストです。「MICEイノベーション研究会」との共催で開催されます。
発表では、施設紹介動画と基本情報を紹介したのち、「アイデアピッチコンテスト」の開催概要や募集内容、課題やニーズを説明しました。

【アイデアピッチコンテスト(最終選考会)/第22回MICEイノベーション研究会 開催概要】

■開催日程: 2023年2月22日(水)13:00~17:00(予定)
■会場: ポートメッセなごや コンベンションセンター ホールA

■募集する事業アイデア
01 ポートメッセなごやの施設としての価値を上げるような技術(テック)・サービス・アイデア
02 利用者(イベント主催者など)や一般来場者向けの技術(テック)・サービス・アイデア

■エントリー受付期間
2022年11月28日(月)~2023年1月20日(金)

■後援(予定)
中部経済産業局、名古屋商工会議所、中部ニュービジネス協議会、中日新聞社

コンテストの詳細は「こちら」からご覧ください。

 第2部 これからのMICE施設を語るパネルディスカッション

第2部では、森ビル株式会社 倉橋 慶次氏、株式会社ホットスケープ 前野 伸幸氏、東日本旅客鉄道株式会社 天内 義也氏が、「こんなMICE施設はどうだ!?それぞれの立場から描くこれからのMICE施設とは?」をテーマに、パネルディスカッションを行いました。本研究会の実行委員でもある3名は、開発および施設運営管理事業者、MICE企画運営事業者、開発事業者のそれぞれの立場から、いま社会やMICE主催者に求められているMICE施設とは何か、これからどのように変わっていくのか、今後のMICE施設のあり方をディスカッションしました。

コングレ東京本社会議室でのパネルディスカッション
上段左から)株式会社ホットスケープ 代表取締役 前野 伸幸氏
下段左から)森ビル株式会社 アカデミーヒルズ事業部 部長補佐 兼 フォーラムグループ 課長 倉橋 慶次氏、
東日本旅客鉄道株式会社 事業創造本部 品川まちづくり部門 副課長 事業計画グループ グループリーダー 天内 義也氏

パネルディスカッションの冒頭では、コロナ禍における3社の取り組みや挑戦について、それぞれ発表がありました。

森ビル 倉橋 慶次氏は、事例として、2020年に開催した内覧会「SHOWCASE 2.0」においてハイブリッドイベントを提案したこと、2021年に施設のネットワーク回線増強および配信専門チームを立ち上げたこと、そして2022年には都心型/共創型展示会「KEEP IT REAL: β」を開催したことなどを紹介。都心部での開催にマッチした展示会とはどのようなものかについてもの説明もありました。

森ビル株式会社 
アカデミーヒルズ事業部 部長補佐 兼 フォーラムグループ 課長
倉橋 慶次氏の発表

続いて、ホットスケープ 前野 伸幸氏が、MICEの企画・制作・運営・配信といったイベントプロデュースや、施設のコンサルタント・運営などを行う立場で、コロナ禍におけるイベント開催の実態を間近で見てきた経験から、イベント制作案件がオンライン案件へと移行した時期と、リアルイベントが復活しはじめた時期、そしてリアル、オンライン、ハイブリッドそれぞれのメリットについて、推移グラフなどを示しながら説明しました。

株式会社ホットスケープ
代表取締役
前野 伸幸氏の発表

東日本旅客鉄道(JR東日本)天内 義也氏は、MICEにフォーカスした世界最大のビジネス見本市「IBTM World 2022」(スペイン・バルセロナ)に、公益財団法人 東京観光財団(TCVB)とともに東京ブースを出展したことに触れ、日本とは状況が異なる海外の見本市の様子をレポートしました。
また、同社が推進する品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」について、施設概要やMICEを通じたまちづくり、地域活性化などを説明。コングレは高輪ゲートウェイ駅に隣接した複合棟Ⅰ(2025年3月開業)に整備される「コンベンション・カンファレンス」の国際会議誘致・施設運営パートナーとして、MICEを活用したまちづくりに共に取り組んでいます。

東日本旅客鉄道株式会社
事業創造本部 品川まちづくり部門 副課長
事業計画グループ グループリーダー
天内 義也氏の発表

それぞれの発表後、「これからのMICE施設とは」「MICE施設にできることは」「施設として期待する技術は」「MICE施設は地域とどのように共生できるのか」「レガシーの創出とは」などについてディスカッション。貸会場としてのビジネスに加えて、これからは主催事業を模索しながら施設をブランディングしていくことの重要性の議論が繰り広げられました。


第21回研究会 開催概要

2022年12月5日(月) 16:00~17:30 オンライン開催・参加費無料

■プログラム
16:00-16:15 MICEイノベーション研究会について(研究会説明)

  事務局  /ファシリテーター  廣常 啓一(新産業文化創出研究所 所長) 

16:15-16:35

「来年2月22日ポートメッセなごやにて開催!『アイデアピッチコンテスト』のご案内」 

「ポートメッセなごや」では、2023年2月22日に『IDEA PITCH CONTEST』を開催します。
当施設は10月1日に、第1展示館、コンベンションセンターが新たに加わりました。
これを記念して、「ポートメッセなごや」をフィールドに、これまでになかった展示場を創造するためのコンテストを開催します。「ポートメッセなごや」が選ばれる施設になるために導入する技術、サービス、アイディアをみなさまから募集するオープンイノベーションです。
最優秀賞として選ばれた企業、団体等と実証実験を通して、導入に向けた検討を行います。
新しい展示場を一緒に作っていただける未来のパートナーの皆様に、本コンテストの開催概要をはじめ、主旨や本施設のニーズ等をご案内いたします。

<ファシリテーター>
株式会社新産業文化創出研究所 所長 廣常 啓一
<発表者>
名古屋市 観光文化交流局 MICE推進室 主幹(国際展示場利用促進担当)柳原 貴人氏
ポートメッセなごや 指定管理者(株式会社コングレ)近藤 真司

16:35 – 17:25

これからのMICE施設を語るパネルディスカッション
「こんなMICE施設はどうだ!? ~それぞれの立場から描くこれからのMICE施設とは?~」

MICE施設に関わる「開発事業者」・「施設運営管理事業者」・「MICE企画運営事業者」が一堂に会し、現在、社会、特にMICE主催者に求められているMICE施設、テック・付帯サービスは何か?そして、少し先の未来では、それはどのように変化するのか。今後のMICE施設のあり方をそれぞれの立場から語り、ディスカッションします。

<パネリスト>
開発事業者天内 義也 氏(東日本旅客鉄道株式会社 / 本研究会 実行委員)
開発および施設運営管理事業者倉橋 慶次 氏(森ビル株式会社 / 本研究会 実行委員)
MICE企画運営事業者前野 伸幸 氏(株式会社ホットスケープ / 本研究会 実行委員)
<インタビュアー> 田中 弘一 (株式会社コングレ / 本研究会 事務局)
17:25-17:30 研究会事務局からのお知らせ

MICEイノベーション研究会について

 会議や学会、展示会やコンベンション、イベントなどの実施や関連施設も今回、大きな課題を抱えることとなりました。この分野では、リアルなライブ環境で行って参りました。しかし、新型コロナウイルス感染予防の対策のため、現在は、人々が集積、交流、接触するリアルな会場での研究会などの開催も困難となっています。オンラインなどのバーチャルな開催が多方面で進められている中、MICEの在り方もコロナとの共存(ウイズコロナ)、また一旦変革した生活やビジネスのスタイルやMICE代替事業などのポストコロナとして大きく変わる可能性があります。
MICE形態の変化や様々な課題解決の対応、そして新市場の創造のためには、新たな技術や事業による変革が求められています。この分野でのソリューションは、類似するスポーツやエンタテイメントの事業や施設、また会議のスタイルやオフィスの在り方、教育の方法と教育施設、博物館や図書館、公園などの公共施設での応用も考えられます。つまり大きな変革を余儀なくされることによるイノベーションの創出機会、新市場の誕生機会と言えます。
オンライン開催に伴う通信や映像、通訳、記録、課金、コンテンツ化などの技術、また、各地の会場施設の有効活用やネットワーク化、MICE施設と活用事業者、新技術のビジネスマッチング、技術間や材料・要素技術と事業者とのマッチング、産学連携や研究開発の事業化に対する支援、スタートアップなどへの投資やインキュベーション支援なども予定しております。

■研究会参加メンバーと発表者(課題と課題解決策)の募集対象
・MICE(学会、会議、展示会、イベント、旅行等)事業に関わる方とその課題
・MICE関連の会場や施設(宿泊飲食施設含む)を保有、また運営に携わる方とその課題
・MICE関連事業や施設とその集客で生業を成す事業者や地域(国や地方自治体)
・MICE事業の主催者、出展者、企画運営者、参加者支援(移動宿泊食事)、その他の協力者とその課題
・博物館や科学館、美術館、映画館などの類似施設に関わる方とその課題
・エンタテイメントやスポーツ、教育等、MICE類似業界(応用市場)の方とその課題
・上記の課題解決や新たな可能性拡大に結び付く科学技術、事業モデル、製品をお持ちの方
・各技術と組み合わせることで効果を産み出す材料や技術、製品をお持ちの方
・MICE類似事業や施設の技術を、MICEへ導入を希望する方、またその逆
・関連技術や関連産業の研究者、事業者、業界団体、行政関係者
・新規事業としてMICEや課題解決業界への進出(新規事業、スタートアップ)をお考えの方
・研究開発や新技術、事業などに対して投資(ファンド、VC、CVC)や融資に関わる方
・上記の活動の支援機関や各種支援や協力が可能な方
・報道、メディア、情報発信関係者
・その他、情報収集やご関心のある方

■プラットフォームとなる研究会について
・MICE事業者や施設、主催者などから課題やニーズを調査、募集、企画整理、情報発信
・「ウイズコロナ・ポストコロナ」の新たな事業アイデア・潜在新市場・技術の調査、募集、企画、情報発信、提案(発表)、マッチング(マッチングに対する取引条件の整理確認)
・研究会では、課題やニーズ、つまり市場と課題解決策の技術や事業を結び付ける
・オープン(公開)な研究会セミナーや提案イベント(オンライン含む)を開催、参加
・オープン(公開)、クローズド(非公開)な形態を組み合せ各種ビジネスマッチングを実施
・事業化、製品化に向けた連携をワーキング(WG) や地域別、対象者別、テーマ別WGをオープン(公開)、または、クローズド(非公開)で開催(メンバー間のNDA含む)、成果発表の実施
・課題解決策の確立支援としては、研究などの科学技術と事業者を結ぶ産学連携や異業種の連携を実施
・1つの技術や事業者では課題解決に結び付かない場合は、複数の技術や事業者のアッセンブルをコーディネート
・仕入れなどのサプライチェーン確立と販路や流通などの商流マッチング
・研究開発や事業推進の為の投資や融資などの資金マッチング、ファンドの組成、運用
・事業化支援としてのコンサルティング、インキュベーション、アクセラレーションを実施
・1つの課題では市場としての規模が小さい場合、多様な課題を解決できるソリューションに加工し、市場拡大、横展開(国際展開含む)
・MICE業界での導入実験、テストマーケティングなどにより技術性、事業性追求
・新技術や新サービスの運用可能な人財の育成
・市場創造のための様々な仕掛けの実施
・業界支援の政策提言等

■研究会参加者メンバーとWGメンバーについて
・研究会への参加では、会員制度などの、資格や条件、費用などは発生いたしません。研究会のセミナーやピッチにご参加(聴講)の皆様は管理上、自動的に参加メンバーとして 登録させていただきますが、継続的な参加や不参加なども自由となっております。
・研究会の中での参加者同士、発表者との個別の連絡や交流、連携は、参加者、夫々の責任と節度を持って自由に行っていただけます。
・研究会ではテーマ、目的別の企画や部会となるWG(ワーキンググループ)も設置します。テーマ別の企画やWGは、参加者や発表者の希望で事務局が設置するものや、事務局が企画し専門家や支援機関などもコーディネートし実施するものがございます。
・研究会やWGは、基本オープンに実施いたしますが、テーマや進捗によりクローズドで実施する場合がございます。その場合は参加者や発表者からの要望や事務局判断でメンバーを限定させていただくこと(参加をお断りすることも含む)、場合によってNDAや参加者同士の合意を必要とする場合、実施途中での構成メンバー変更なども含まれます。
・様々なビジネスマッチングやインキュベーション、資金調達、デューデリなどの支援は、WGやプロジェクトの企画依頼者や支援希望者の依頼、支援機関の依頼などにより、契約(有償・無償含む)のもとに事務局が仲介して実施いたします。
・研究会申込の際にご記入・ご提出いただいた連絡先等、個人情報は、事務局の2社(コングレ、ICIC)の個人情報管理に関するポリシー範囲内で取り扱いいたします。

■主催
「MICEイノベーション研究会」実行委員会
◇実行委員 

No.  氏名   所属       役職
1 天内 義也 東日本旅客鉄道株式会社 マーケティング本部 まちづくり部門
品川ユニット(事業計画) マネージャー
2 井上 義則 株式会社八芳園 取締役 社長
3 岡野 雅則 パナソニック
オペレーショナルエクセレンス社
統合型リゾート(IR)事業推進本部
営業推進部 部長
4 加藤 篤史 羽田みらい開発株式会社
鹿島建設株式会社
SPC統括責任者
開発事業本部 事業部長
5 倉橋 慶次 森ビル株式会社 森アーツセンター
アカデミーヒルズ事業部 部長補佐
兼 フォーラムグループ 課長
6 小島 学 キヤノン株式会社 IR/MICE事業推進プロジェクト 主幹
7 染谷 誓一 ぴあ株式会社 執行役員 / コンテンツ・プロデュース本部 副本部長
兼 ライブ・エンタテインメント本部 副本部長
8 花井 厚  株式会社リコー デジタルビジネス事業本部
Signage-Contents事業統括室 室長
9 林 英雄 株式会社日刊工業新聞社 総合事業局次長 兼 イベント事業部長
10 深澤 克之 日本電気株式会社 首都圏統括支社 シニアマネージャー
11 前野 伸幸 株式会社ホットスケープ 代表取締役
12 矢端 謙介 株式会社日本政策投資銀行 地域企画部 担当部長
                                                  (敬称略・五十音順)

◇アドバイザリーボードメンバー   現在調整中

・実行員は、MICEイノベーション研究会の趣旨に賛同頂く、産官学金やクリエイター、MICE業界や主催団体、MICEに頼る地方都市など課題を持つ業界や課題解決技術を求める大手企業(ベンダー)、課題解決技術や事業を研究開発する業界、異分野で連携頂く業界などの皆様、専門的なアドバイスを頂く有識者、活動に呼びかけや応援を頂く各分野でご活躍の皆様に順次お声がけさせていただいています。
・承諾いただきました方から、随時、氏名を掲出させていただきます。

◇事 務 局 :

株式会社コングレ
MICEと総称される政府系国際会議、学術会議、企業ミーティング、展示会などの企画・運営におけるリーディングカンパニー。伊勢志摩サミットなどの首脳・閣僚級会議、医学系・工学系をはじめとする学術会議、産業団体主催会議、投資コンファレンス&ミーティングなど各種企業ミーティング、主催展示会ジャパンドローン・スポーツビジネスジャパンをはじめ年間取扱い件数は約200件。
(参加者数合計 40数万人)。この他、MICE施設などの管理・運営事業にも取り組む。全国約90施設。MICE施設においては、指定管理者制度などによるPPP/PFI施設の他、自社経営施設も有し、多数のMICE案件を受け入れる。
展望施設、科学館、水族館などの文化・観光施設においては、運営管理、チケット・案内業務、総合インフォーメション業務などの他、様々な自主企画にも携わる。

新産業文化創出研究所(ICIC)
シンクタンク機能とプロデュース機能の両輪により、今後、社会が求めるであろうニーズや注目されてこなかった潜在的な市場、これまで課題の解決策がなかった領域や将来訪れる課題などに注目し、それに対応する技術や製品、サービスなどを生み出し、市場導入すること、また、新たなライフスタイルや文化を創り出し、これに対応する技術や製品、サービスを適応させること、新産業や文化を創出する仕掛けをサポートすることで、イノベーションの創出を担う。以上のコンセプトから、様々な分野にわたり異分野が共創するプラットフォームとしての研究会や拠点を立ち上げ、これまでにないビジネスモデルを実証実験し、社会に提示していくことで街づくりからイノベーション産業・文化、また企業・事業・価値等の創造と好循環機能を目指す。
これまでも、早くからVRや3Dを活用したシアターや自動翻訳・通訳を活用した次世代テレビ会議システム、そうしたコミュニケーション空間、複数地点の地域教育プログラムの相互通信利用など複数の研究会やプロジェクトも開催してきた。

【エントリー受付中!】ポートメッセなごや『IDEA PITCH CONTEST』(最終選考会 2023年2月22日開催)

2023年2月開催の「第22回MICEイノベーション研究会」では、ポートメッセなごやの魅力アップにつながる技術・サービス・アイデアを募集する『IDEA PITCH CONTEST』を開催します

名古屋市にある国際展示場「ポートメッセなごや」は、2022年10月1日に第1展示館、コンベンションセンターが新たに加わり、リニュアルオープンしました。
これを記念して、「ポートメッセなごや」をフィールドに、これまでになかった展示場を創出するためのコンテストを開催します。
イベント主催者から選ばれるような魅力ある展示場を一緒に創出するアイデアを持つスタートアップ、企業、団体からの事業アイデアを募集しております。
新しい展示場を一緒に作りませんか?


コンテスト 開催概要

開催日: 2023年2月22日(水) 13:00~17:00(予定)
会 場: ポートメッセなごや
     コンベンションセンター ホールA
     〒455-0848 名古屋市港区金城ふ頭2丁目2番

主 催: MICEイノベーション研究会/ポートメッセなごや
後 援: 中部経済産業局、名古屋商工会議所、中部ニュービジネス協議会、中日新聞社


ポートメッセなごや指定管理者: ポートメッセなごやMICEコンソーシアム
    (構成団体:株式会社コングレ/公益財団法人名古屋観光コンベンションビューロー)

*本コンテストは、名古屋市の承認事業です。 


募集する事業アイデア

ポートメッセなごやの施設としての価値を上げるような技術(テック)・サービス・アイデア

利用者(イベント主催者など)や一般来場者向けの技術(テック)・サービス・アイデア

例えば・・

● 利用手続きや管理を効率化できるシステム
● 展示会等のMICE主催者や出展者および、コンサート主催者が活用できる効果的なマーケティングサービス

● オンライン化やDXに対応したソリューション

● 利用者や来場者サービスにつながるアプリ
● 新たな映像、音響、照明サービス
● 展示場周辺地域(金城ふ頭エリア)と連携した、にぎわい創出のアイデア

● 施設がサードパーク化するようなアイデア
● SDGsを考慮したサービス

※上記は一例です。

当施設に何らかの形で関係する事業アイデアやそれを実現するためのテックやツールの導入提案であれば、この限りではございません。
幅広いアイデアを募集しておりますので、みなさまの応募を心よりお待ちしております。


募集概要

■アイデア募集期間
2022年11月28日(月)~2023年1月20日(金)
※応募結果のご連絡は、2023年1月下旬頃を予定しています。
応募ご担当者に、原則メールで審査結果をご連絡いたします。

■応募資格
 日本国内のスタートアップ企業、事業会社、団体、教育機関(学生からの提案も可)
 コンテスト開催日(2023年2月22日)に現地でピッチが可能なこと
 最優秀賞に選定された場合、ポートメッセなごやと共同で導入に向けて取り組めること
 必ずしも名古屋市に拠点を置く必要はないが、名古屋市での活動が可能であること

■参加費無料
コンテストの参加・エントリーは無料です。
ただし、参加にかかるモック作成費等の経費や最終審査会場までの交通費等は自己負担となります。

■審査基準
 募集内容に沿っていること
 ポートメッセなごやの魅力創出に期待ができる提案か
 実現性、事業化の可能性はあるか
 オリジナリティのある提案か
 施設の運営・管理に何らかの形で関係すること、または関係できること
 他者の知的財産権等を侵害していないこと

■最終選考会概要
開催日程: 2023年2月22日(水)13:00~17:00(予定)
会    場: ポートメッセなごや コンベンションセンター ホールA
      〒455-0848 名古屋市港区金城ふ頭2丁目2番 


 応募多数の場合は、事前審査(書類・オンライン面談)を行い、最終選考に進む応募者を決定します。最終審査に残られたアイデアの応募ご担当者に個別にご連絡いたします。
 最終審査に残られたアイデアについては、2023年2月22日(水)ポートメッセなごやにて、ご応募いただいたアイデアに関する10分間のピッチを行った後、審査員より5分間の質問時間を設けます。全登壇者のピッチ終了後、審査会を経て、最優秀賞を発表します。

※応募者多数の場合は、事前審査において数社を選定します。
※登壇者多数の場合、ピッチの時間が変更される可能性があります。
※最優秀賞は最終日のプレゼン内容を踏まえて決定させていただきます。


★ 最優秀賞 特典 ★
● 最優秀賞に決定したアイデアについては、具体的に導入の検討を行います。
● 最優秀賞受賞者には、実証実験・導入費用として、最大300万円/年を予定しております。(2023・2024年度実施)



●参加者特典
コンテスト当日、ピッチにてご提案される技術・サービス・アイデア等の展示・PRスペースを会場内に設けます。来場する方々とのビジネスマッチングの機会としてご活用ください。


● 最優秀賞に決定したアイデアについては、具体的に導入の検討を行います。

 審査員
ポートメッセなごや
名古屋市
中部ニュービジネス協議会
中日新聞社
MICEイノベーション研究会


スケジュール

応募(エントリー)について

■応募方法
エントリーシートをダウンロードし、必要事項を記入してメールにて提出ください。
応募メールアドレス:mice-innovation@congre.co.jp

※メールをご送付の際は、下記「応募規約」に記載の内容をご了承、およびご同意いただいた上、
 以下をメールに記載してください。
 ————————————————————————————-
 メール件名:「ポートメッセなごやアイデアピッチコンテスト応募書類提出」
 メール本文:「所属」「お名前」「ご連絡先(TEL/携帯)」
 ————————————————————————————-
※応募者の個人情報については、本コンテストの目的にのみ利用し、その他目的では利用いたしません。
※補足資料がある場合は、エントリーシートと一緒にご提出ください。

応募規約

★応募に当たっては、以下の点に留意してください。
● ポートメッセなごやおよび、MICEイノベーション研究会 (以下、「主催者」という。)は、本コンテストを開催し、ポートメッセなごやに対する提案の機会を提供しておりますが、実現を約束するものではありません。
● 本コンテストに関する応募・ピッチ(プレゼンテーション)・審査に関して応募者にかかる費用は、応募者が負担するものとします。
● 個人情報の取り扱いについて
・ 応募者の個人情報については、本コンテストの目的にのみ利用し、その他目的では利用いたしません。
● 知財の取り扱いについて
・ 応募者は応募提案に含まれるノウハウ、著作権、特許権等の工業所有権、その他知的財産権(以下「知的財産権等」という。)の法的保護対策を自ら講じた上で応募するものとします。
・ 応募者は必要と判断する知的財産等の法的保護対策を自ら講じた上で応募するものとします。
・ 応募提案に関する知的財産権等は応募者に帰属します。応募提案は、第三者の知的財産権等を侵害していないものに限ります。万一、応募提案が第三者の権利を侵害している場合又は侵害するおそれがあると主催者が判断した場合(応募後に侵害となった場合を含みます)、受賞発表後でも受賞を取り消すことがあります。
・ 応募者は、応募提案について一般に公表しても差し支えのないものとし、審査員・事務局及び参加者に対していかなる秘密保持義務も要しないものとします。
・ 本コンテストにおいて受賞された応募者情報は、MICEイノベーション研究会やポートメッセなごやのホームページ等で公表いたしますのであらかじめご了承ください。
・ 応募提案については、他の知的財産権等を侵害していないこと、又は係争中でないことが条件となります。
・ 提出書類に虚偽が認められた場合、応募は無効となります。
・ 本コンテストは、応募提案の導入を検討するものであり、応募者とポートメッセなごやが協議の上実現可能性を模索するものです。従いまして、主催者はいかなる理由であっても本コンテストにおける経営上の損害等の責任は負いません。
・ 特許取得予定がある場合は、応募前にあらかじめ出願することをお勧めします。
・ 応募提案等の導入を検討する場合は、別途個別に協議させていただきます。
● 応募の取消
次のいずれかの場合には主催者の判断により応募を取り消すことがあります。
・ 申請内容に不備があると判断する場合
・ 申請内容に虚偽があった場合
・ 応募提案が過去において他賞などに応募されたか、公開されていると判明した場合
・ 法令や公序良俗に反する行為をしたとき
・ 応募者が反社会的勢力(暴力団、暴力団員または、暴力団準構成員など)であること、暴力団に関与していることが判明した場合、もしくはその疑いがある場合
・ 応募に際し主催者に申請した連絡先と連絡が取れなくなった場合
・ 本注意事項に違反したと主催者が判断した場合、その他、主催者が不適切と判断する場合
・ その他、本コンテストの信用を傷つける行為を行ったと認められるとき
● 主催者の免責事項
応募提案の知的財産権等に関し、応募者と第三者との間で発生した問題を含む、本コンテストに関して応募者に発生したいかなる損害に、主催者は一切の責任を負いません。

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★コンテストは「第22回MICEイノベーション研究会」内で開催されます。
 一般参加方法は1月下旬に本ウェブサイト、およびpeatixにて公開いたします。


お問い合わせ先

「ポートメッセなごやですでに導入されているテックやサービスなどが知りたい。」、
「このアイデアはテーマにマッチしている?」、「こんなアイデアでも応募は可能?」、
「施設見学がしたい。」など、お気軽にお問合せください。


 ポートメッセなごや IDEA PITCH CONTEST 事務局

 E-mail: mice-innovation@congre.co.jp


12月5日(月)「第21回MICEイノベーション研究会 」開催決定! – MICE施設の挑戦!~「アイデアピッチコンテスト」と「これからのMICE施設を語るパネルディスカッション」~

MICE施設の挑戦!~「アイデアピッチコンテスト」と「これからのMICE施設を語るパネルディスカッション」~

今回の研究会は、MICE施設・業界(市場)の課題とニーズ、想いを改めて提示し、異業種・異分野のプレーヤーとの価値のあるマッチングにつなげていくための2本立て企画です。

1つ目の「MICE施設の挑戦!」は、名古屋市にあるポートメッセなごやが『ハコを超える!』をテーマに掲げて実施するオープンイノベーションです。
同施設がMICEやエンターテインメント主催者に開催会場として選ばれる施設になるために新たに導入する技術、サービス、アイデアをスタートアップや事業会社、団体から募集するアイデアピッチコンテストについて、施設を主管する名古屋市と指定管理者が挑戦に至った経緯やコンテストへの想いを語ります。併せて、コンテストの募集内容も詳しくご案内します。

2つ目の「MICE施設の挑戦!」では、これからのMICE施設のあり方を探ります。

最近のビジネスイベントのリアルでの開催やインバウンドは、顕著に増加傾向にあります。コロナとともに、そして、コロナの終息後、施設はどうあるべきなのか。施設を利用する主催者や来場者は、何を求めているのか。
MICE施設の「開発事業者」・「施設運営管理事業者」・「MICE企画運営事業者」それぞれの立場で語り、ディスカッションを通じて、これからのMICE施設の理想に迫ります。

施設で活用が期待される技術、サービス、アイデアもつスタートアップや事業会社、団体の皆様は、ぜひご視聴いただき、コンテストへの応募やMICE関連事業者とのマッチングをご検討ください。

みなさまの事前参加登録と当日のご参加をお待ちしております!

■開催日時
2022年12月5日(月)16:00~17:30
オンライン(Zoom Webinar)

■参加費
 無料

★参加登録はこちらから 
 
https://miceinnovation21st.peatix.com/

■プログラム

16:00-16:15 MICEイノベーション研究会のご説明
      事務局  /ファシリテーター  廣常 啓一(新産業文化創出研究所 所長) 


16:15-16:35(予定) 

来年2月22日ポートメッセなごやにて開催!アイデアピッチコンテストのご案内

「ポートメッセなごや」では、2023年2月22日に『IDEA PITCH CONTEST』を開催します。
当施設は10月1日に、第1展示館、コンベンションセンターが新たに加わりました。
これを記念して、「ポートメッセなごや」をフィールドに、これまでになかった展示場を創造するためのコンテストを開催します。「ポートメッセなごや」が選ばれる施設になるために導入する技術、サービス、アイディアをみなさまから募集するオープンイノベーションです。
最優秀賞として選ばれた企業、団体等と実証実験を通して、導入に向けた検討を行います。
新しい展示場を一緒に作っていただける未来のパートナーの皆様に、本コンテストの開催概要をはじめ、主旨や本施設のニーズ等をご案内いたします。

<発表者>
名古屋市 観光文化交流局 MICE推進室 主幹(国際展示場利用促進担当)柳原 貴人 氏
ポートメッセなごや 指定管理者(株式会社コングレ) 近藤 真司
<ファシリテーター> 
廣常 啓一(新産業文化創出研究所 所長) 


16:35-17:25(予定) 

これからのMICE施設を語るパネルディスカッション
「こんなMICE施設はどうだ!? ~それぞれの立場から描くこれからのMICE施設とは?~」

MICE施設に関わる「開発事業者」・「施設運営管理事業者」・「MICE企画運営事業者」が一堂に会し、現在、社会、特にMICE主催者に求められているMICE施設、テック・付帯サービスは何か?そして、少し先の未来では、それはどのように変化するのか。今後のMICE施設のあり方をそれぞれの立場から語り、ディスカッションします。

<パネリスト>
開発事業者天内 義也 氏(東日本旅客鉄道株式会社 / 本研究会 実行委員)
開発および施設運営管理事業者倉橋 慶次 氏(森ビル株式会社 / 本研究会 実行委員)
MICE企画運営事業者前野 伸幸 氏(株式会社ホットスケープ / 本研究会 実行委員)
<インタビュアー> 田中 弘一 (株式会社コングレ / 本研究会 事務局)

17:25-17:30 研究会事務局からのお知らせ

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<お知らせ>
募集中①:新型コロナウイルスの感染拡大対策に貢献するサービスや技術を持つ企業をはじめ、オンライン、オフライン問わずMICE(ビジネスイベント)にて、活用が期待されるサービスや技術をもつ企業の発表(ピッチ)参加を随時、募集しています。
募集中②:貴社・団体のその案件(課題)にマッチする技術・サービスを持つシーズ企業を、MICEイノベーション研究会で募集しませんか?マッチングやオープン・クローズドのワーキンググループの立ち上げなど、研究会でサポートします。お気軽に研究会事務局までお問合せください。

応募・問い合わせ先:mice-innovation@congre.co.jp

2022.09.29 第20回

MICEイノベーション研究会 第20回

 「第20回MICEイノベーション研究会」を開催しました
~リアル開催の本格化に向けたMICE施設向けソリューション

今回の研究会のテーマは「本格的にリアル開催が復活する前に導入を検討すべきMICE施設向けソリューションとは」です。MICEがリアル開催に戻りつつある一方で、コロナ禍で主流となったオンラインを併用するハイブリッド開催は、今後も継続していくと予想されています。今回は、会場となるホテルや展示場、コンベンションセンターなどのMICE関連施設利用者の体験価値の向上につながる技術やサービス、ビジネスアイデアの提案発表を5社が行いました。

1社目は、 株式会社HYTEK 道堂 本丸 氏による「検温フォトプリントサービス『Thermo Selfie』から見る、遊び・エンタメの大切さ」の発表です。
コロナ禍において、イベントや施設に入場する際に必要となった検温作業。同社は、受付に設置された検温機器がスルーされてしまいがちという課題に焦点を当て、検温機器にエンターテインメント性を融合させた「Thermo Selfie」を開発しました。検温と共に撮影を行い、写真をフォトカードとしてその場でプリントできる「Thermo Selfie」。プリントされたフォトカードは、顔写真付き入場パスになると同時に、会議やイベントの参加の思い出にもなります。
発表では、コロナ禍で日本のエンターテインメント業界が依然厳しい状況にある中、未来を明るくするべく、事務的な行為をエンタメに昇華するプロダクトの提案がありました。

株式会社HYTEK 代表取締役 道堂 本丸 氏の発表

2社目は、株式会社構造計画研究所 干畑 まい 氏による「withコロナ時代の新しいアクセス管理システム『RemoteLOCK』」の発表です。
「RemoteLOCK」は、ゲストや来場者などの施設利用者の入場・入室が管理できるクラウド型アクセス管理システムです。
通常は、管理者と利用者との間でカードキーの物理的な受け渡しが必要ですが、「RemoteLOCK」では、鍵の代わりに施設管理者がPC・スマホ上で利用者ごとに期間を限定した認証コードを作成し、利用者にオンライン上で受け渡しをするため、完全にキーレス化できます。
また、入場・入室履歴の保存・通知で、施設入場時の記帳や宿泊者名簿記入作業を省き、受付周りの混在を解消。ITによる管理で遠隔から各施設をマネジメントし、現地対応の削減、施設運営の無人化・省人化、非対面化などを実現します。
発表では、MICE施設や宿泊施設への導入事例を交えて提案がありました。

株式会社構造計画研究所 すまいIoT2部 西日本・市場開拓室 干畑 まい 氏の発表

3社目は、株式会社フォーステック 高木 慶啓 氏による「IoTスマートリサイクルボックス(スマートゴミ箱)『SmaGO(スマゴ)』」の発表です。
「SmaGO」は、ソーラー発電で動く環境にも優しいスマートIOTゴミ箱です。ゴミが溜まると自動的に約5分の1に圧縮し、ゴミが溢れるのを防ぎます。また、通信機能を通じて、ゴミの蓄積状況をクラウド上でリアルタイムに把握することも可能です。そのため、ゴミの収集作業を効率化し、回収コストや、回収作業に伴うCO2排出量の削減が期待できます。同社は「SmaGO」の設置を通じて、ゴミ回収の効率化や費用削減を実現し、街の美化を促進しています。
発表では「SmaGO」の機能説明に加え、「SmaGO」に広告を掲載し、その収益によってゴミ箱を低コストで設置する「屋外広告メディア」としての提案もありました。

株式会社フォーステック アカウントマネージャー 高木 慶啓 氏の発表

4社目は、株式会社PIJIN 高岡 謙二 氏による「ひとつのQRコードだけですべてを多言語化するQR Translator」の発表です。
「QR Translator」は、ひとつのQRコードで看板や印刷物を簡単に多言語化できる世界初のソリューションです。日本、米国、中国、EU、韓国などで特許を取得し、実用化されています。日本語でしか書かれていない説明書きでも、このQRコードを付けるだけで、読み取った携帯端末の設定言語に応じた情報を表示できます。言語ごとにQRコードを分ける必要はありません。また、点字の代替機能音声で読み上げることもできます。
発表では、スライド上にあるスペイン語の説明書きで、実際に参加者が「QR Translator」を体験。説明書きの横のQRコードをスマートフォンでスキャンして日本語化しました。
そのほか、サンノゼ日系アメリカ人博物館(米国)やラオスの世界遺産ルアンパバーンでの導入実績の紹介もありました。

株式会社PIJIN 代表取締役社長 高岡 謙二 氏の発表

5社目は、株式会社MEBUKU 入江田 翔太氏による「タビナカの観光DXソリューション『Pokke』とMICE領域での可能性について」の発表です。
日本人向けのツアー&アクティビティブランド「Fun(タビナカ)」をターゲットとしたトラベル音声ガイドアプリ「Pokke」。対応都市数30都市、対応言語数10か国、音声ガイド数400以上、ガイド・声優数100人以上と、豊富に揃えています。
ガイド機能だけでなく、地域周遊のスタンプラリーや謎解きなどの機能も備えており、MICE開催時の周遊や滞在を促進することができるサービスです。
発表では、観光からMICEへの展開を視野に入れた提案がありました。

株式会社MEBUKU 代表取締役 入江田 翔太氏による発表


第20回研究会 開催概要

2022年9月29日(木) 16:00~17:35 オンライン開催・参加費無料

■プログラム
16:00-16:10 MICEイノベーション研究会について(研究会説明)

  事務局  /ファシリテーター  廣常 啓一(新産業文化創出研究所 所長) 

16:15-16:30 
●感染症対策●
「検温フォトプリントサービス『Thermo Selfie』から見る、遊び・エンタメの大切さ」
株式会社HYTEK
 
代表取締役 道堂 本丸 氏 
<発表主旨>
「Thermo Selfie」は検温と共に撮影を行い、写真をフォトカードとしてその場で印刷します。
正常体温を証明できる顔写真つき入場パスになると同時に、元気にその場を迎えられた思い出に変えるプロダクトです。
事務的な行為をエンタメに昇華することで、遊びように楽しみながら行うことができます。
ルールや縛りが多くなったコロナ禍でも、エンターテインメントの力で世の中を明るくすることを目指します。

16:30-16:45
●スマートロック●
「withコロナ時代の新しいアクセス管理システム『RemoteLOCK』のご提案」

株式会社構造計画研究所
すまいIoT2部 西日本・市場開拓室 干畑 まい 氏
<発表主旨>
大規模イベント開催時、宿泊施設等の受付が大変混雑し、お客様に長くお待ちいただいたといった課題はございませんか。
RemoteLOCKは、ゲストや来場者等の施設利用者の入場・入室が管理できるクラウド型アクセス管理システムです。施設管理者は、PC・スマホ上で、利用者毎に期間を限定した認証コードが作成できます。様々な予約システムと連携することで、利用者の予約と同時に認証コードの自動発行・メール通知ができるため、withコロナにおいても安心な非対面による施設運営が可能になります。また、入場・入室履歴の保存・通知ができるため、施設入場時の記帳やホテルの宿泊者名簿等、利用者情報を紙で管理する煩わしさから解放されます。国籍・年齢・性別問わず利用可能な認証方法のため、利用者が入場・入室に手間取る心配もありません。
本発表では、withコロナ時代の新しいアクセス管理について、活用事例を交えご紹介します。

16:45-17:00
●スマートゴミ箱●
「IoTスマートリサイクルボックス(スマートゴミ箱)『SmaGO(スマゴ)』」 

株式会社フォーステック アカウントマネージャー 高木 慶啓 氏

<発表主旨>
「SmaGO(スマゴ)」は、環境にやさしい、ソーラー発電で動くスマートゴミ箱です。ゴミを自動的に約5倍に圧縮するため約600リットルもの容量を持ちます。また、通信機能を通じてゴミの蓄積状況をクラウド上でリアルタイムに把握できるため、ゴミの収集作業を効率化でき、回収コストや、回収作業に伴うCO2排出量の削減が期待できます。またSmaGOをラッピングし、かつてない広告メディアとして運用しております。株式会社フォーステックは、日本各地へのスマートゴミ箱SmaGOの設置を通して、街・企業・人々とともに、SDGs活動の推進・社会課題の解決、サーキュラーエコノミーの推進に取り組んでまいります。

17:00-17:15
●多言語化対応●
「ひとつのQRコードだけですべてを多言語化するQR Translatorのご紹介」
株式会社PIJIN 代表取締役社長 高岡 謙二 氏
<発表主旨>
QR Translatorは、ひとつのQRコードで看板や印刷物を簡単に多言語化する仕組みを世界で初めて考案し、実用化したサービスです。(日本、米国、中国、EU、韓国等で特許を取得)
日本語でしか書かれていない説明書きでも、このQRコードをつけるだけで読み取った携帯端末の設定言語に応じた情報を表示させ、音声で読み上げることも可能で、点字の代替機能も果たします。
新豊洲市場、京都の伏見稲荷大社、サンノゼ日系アメリカ人博物館(米国)など幅広い場所でご利用を頂いています。

17:15-17:30
●地域連携(MICEとの連携)●
「タビナカの観光DXソリューション『Pokke』とMICE領域での可能性について」
株式会社MEBUKU 代表取締役 入江田 翔太氏
<発表主旨>
タビナカをターゲットとした観光DXサービス「Pokke」は、音声ガイドやトラベルガイド、地域周遊のスタンプラリーや謎解きなどを提供しています。
現在、Pokkeのサービスや持っているアセット、ノウハウを活用して、MICE連携の可能性を模索中です。
MICE領域でのアイデアや、協業や連携可能なパートナーを探しております。

17:30-17:35 事務局からのお知らせ


MICEイノベーション研究会について

 会議や学会、展示会やコンベンション、イベントなどの実施や関連施設も今回、大きな課題を抱えることとなりました。この分野では、リアルなライブ環境で行って参りました。しかし、新型コロナウイルス感染予防の対策のため、現在は、人々が集積、交流、接触するリアルな会場での研究会などの開催も困難となっています。オンラインなどのバーチャルな開催が多方面で進められている中、MICEの在り方もコロナとの共存(ウイズコロナ)、また一旦変革した生活やビジネスのスタイルやMICE代替事業などのポストコロナとして大きく変わる可能性があります。
MICE形態の変化や様々な課題解決の対応、そして新市場の創造のためには、新たな技術や事業による変革が求められています。この分野でのソリューションは、類似するスポーツやエンタテイメントの事業や施設、また会議のスタイルやオフィスの在り方、教育の方法と教育施設、博物館や図書館、公園などの公共施設での応用も考えられます。つまり大きな変革を余儀なくされることによるイノベーションの創出機会、新市場の誕生機会と言えます。
オンライン開催に伴う通信や映像、通訳、記録、課金、コンテンツ化などの技術、また、各地の会場施設の有効活用やネットワーク化、MICE施設と活用事業者、新技術のビジネスマッチング、技術間や材料・要素技術と事業者とのマッチング、産学連携や研究開発の事業化に対する支援、スタートアップなどへの投資やインキュベーション支援なども予定しております。

■研究会参加メンバーと発表者(課題と課題解決策)の募集対象
・MICE(学会、会議、展示会、イベント、旅行等)事業に関わる方とその課題
・MICE関連の会場や施設(宿泊飲食施設含む)を保有、また運営に携わる方とその課題
・MICE関連事業や施設とその集客で生業を成す事業者や地域(国や地方自治体)
・MICE事業の主催者、出展者、企画運営者、参加者支援(移動宿泊食事)、その他の協力者とその課題
・博物館や科学館、美術館、映画館などの類似施設に関わる方とその課題
・エンタテイメントやスポーツ、教育等、MICE類似業界(応用市場)の方とその課題
・上記の課題解決や新たな可能性拡大に結び付く科学技術、事業モデル、製品をお持ちの方
・各技術と組み合わせることで効果を産み出す材料や技術、製品をお持ちの方
・MICE類似事業や施設の技術を、MICEへ導入を希望する方、またその逆
・関連技術や関連産業の研究者、事業者、業界団体、行政関係者
・新規事業としてMICEや課題解決業界への進出(新規事業、スタートアップ)をお考えの方
・研究開発や新技術、事業などに対して投資(ファンド、VC、CVC)や融資に関わる方
・上記の活動の支援機関や各種支援や協力が可能な方
・報道、メディア、情報発信関係者
・その他、情報収集やご関心のある方

■プラットフォームとなる研究会について
・MICE事業者や施設、主催者などから課題やニーズを調査、募集、企画整理、情報発信
・「ウイズコロナ・ポストコロナ」の新たな事業アイデア・潜在新市場・技術の調査、募集、企画、情報発信、提案(発表)、マッチング(マッチングに対する取引条件の整理確認)
・研究会では、課題やニーズ、つまり市場と課題解決策の技術や事業を結び付ける
・オープン(公開)な研究会セミナーや提案イベント(オンライン含む)を開催、参加
・オープン(公開)、クローズド(非公開)な形態を組み合せ各種ビジネスマッチングを実施
・事業化、製品化に向けた連携をワーキング(WG) や地域別、対象者別、テーマ別WGをオープン(公開)、または、クローズド(非公開)で開催(メンバー間のNDA含む)、成果発表の実施
・課題解決策の確立支援としては、研究などの科学技術と事業者を結ぶ産学連携や異業種の連携を実施
・1つの技術や事業者では課題解決に結び付かない場合は、複数の技術や事業者のアッセンブルをコーディネート
・仕入れなどのサプライチェーン確立と販路や流通などの商流マッチング
・研究開発や事業推進の為の投資や融資などの資金マッチング、ファンドの組成、運用
・事業化支援としてのコンサルティング、インキュベーション、アクセラレーションを実施
・1つの課題では市場としての規模が小さい場合、多様な課題を解決できるソリューションに加工し、市場拡大、横展開(国際展開含む)
・MICE業界での導入実験、テストマーケティングなどにより技術性、事業性追求
・新技術や新サービスの運用可能な人財の育成
・市場創造のための様々な仕掛けの実施
・業界支援の政策提言等

■研究会参加者メンバーとWGメンバーについて
・研究会への参加では、会員制度などの、資格や条件、費用などは発生いたしません。研究会のセミナーやピッチにご参加(聴講)の皆様は管理上、自動的に参加メンバーとして 登録させていただきますが、継続的な参加や不参加なども自由となっております。
・研究会の中での参加者同士、発表者との個別の連絡や交流、連携は、参加者、夫々の責任と節度を持って自由に行っていただけます。
・研究会ではテーマ、目的別の企画や部会となるWG(ワーキンググループ)も設置します。テーマ別の企画やWGは、参加者や発表者の希望で事務局が設置するものや、事務局が企画し専門家や支援機関などもコーディネートし実施するものがございます。
・研究会やWGは、基本オープンに実施いたしますが、テーマや進捗によりクローズドで実施する場合がございます。その場合は参加者や発表者からの要望や事務局判断でメンバーを限定させていただくこと(参加をお断りすることも含む)、場合によってNDAや参加者同士の合意を必要とする場合、実施途中での構成メンバー変更なども含まれます。
・様々なビジネスマッチングやインキュベーション、資金調達、デューデリなどの支援は、WGやプロジェクトの企画依頼者や支援希望者の依頼、支援機関の依頼などにより、契約(有償・無償含む)のもとに事務局が仲介して実施いたします。
・研究会申込の際にご記入・ご提出いただいた連絡先等、個人情報は、事務局の2社(コングレ、ICIC)の個人情報管理に関するポリシー範囲内で取り扱いいたします。

■主催
「MICEイノベーション研究会」実行委員会
◇実行委員 

No.  氏名   所属       役職
1 天内 義也 東日本旅客鉄道株式会社 マーケティング本部 まちづくり部門
品川ユニット(事業計画) マネージャー
2 井上 義則 株式会社八芳園 取締役 社長
3 岡野 雅則 パナソニック
オペレーショナルエクセレンス社
統合型リゾート(IR)事業推進本部
営業推進部 部長
4 加藤 篤史 羽田みらい開発株式会社
鹿島建設株式会社
SPC統括責任者
開発事業本部 事業部長
5 倉橋 慶次 森ビル株式会社 森アーツセンター
アカデミーヒルズ事業部 部長補佐
兼 フォーラムグループ 課長
6 小島 学 キヤノン株式会社 IR/MICE事業推進プロジェクト 主幹
7 染谷 誓一 ぴあ株式会社 執行役員 / コンテンツ・プロデュース本部 副本部長
兼 ライブ・エンタテインメント本部 副本部長
8 花井 厚  株式会社リコー デジタルビジネス事業本部
Signage-Contents事業統括室 室長
9 林 英雄 株式会社日刊工業新聞社 総合事業局次長 兼 イベント事業部長
10 深澤 克之 日本電気株式会社 首都圏統括支社 シニアマネージャー
11 前野 伸幸 株式会社ホットスケープ 代表取締役
12 矢端 謙介 株式会社日本政策投資銀行 地域企画部 担当部長
                                                  (敬称略・五十音順)

◇アドバイザリーボードメンバー   現在調整中

・実行員は、MICEイノベーション研究会の趣旨に賛同頂く、産官学金やクリエイター、MICE業界や主催団体、MICEに頼る地方都市など課題を持つ業界や課題解決技術を求める大手企業(ベンダー)、課題解決技術や事業を研究開発する業界、異分野で連携頂く業界などの皆様、専門的なアドバイスを頂く有識者、活動に呼びかけや応援を頂く各分野でご活躍の皆様に順次お声がけさせていただいています。
・承諾いただきました方から、随時、氏名を掲出させていただきます。

◇事 務 局 :

株式会社コングレ
MICEと総称される政府系国際会議、学術会議、企業ミーティング、展示会などの企画・運営におけるリーディングカンパニー。伊勢志摩サミットなどの首脳・閣僚級会議、医学系・工学系をはじめとする学術会議、産業団体主催会議、投資コンファレンス&ミーティングなど各種企業ミーティング、主催展示会ジャパンドローン・スポーツビジネスジャパンをはじめ年間取扱い件数は約200件。
(参加者数合計 40数万人)。この他、MICE施設などの管理・運営事業にも取り組む。全国約90施設。MICE施設においては、指定管理者制度などによるPPP/PFI施設の他、自社経営施設も有し、多数のMICE案件を受け入れる。
展望施設、科学館、水族館などの文化・観光施設においては、運営管理、チケット・案内業務、総合インフォーメション業務などの他、様々な自主企画にも携わる。

新産業文化創出研究所(ICIC)
シンクタンク機能とプロデュース機能の両輪により、今後、社会が求めるであろうニーズや注目されてこなかった潜在的な市場、これまで課題の解決策がなかった領域や将来訪れる課題などに注目し、それに対応する技術や製品、サービスなどを生み出し、市場導入すること、また、新たなライフスタイルや文化を創り出し、これに対応する技術や製品、サービスを適応させること、新産業や文化を創出する仕掛けをサポートすることで、イノベーションの創出を担う。以上のコンセプトから、様々な分野にわたり異分野が共創するプラットフォームとしての研究会や拠点を立ち上げ、これまでにないビジネスモデルを実証実験し、社会に提示していくことで街づくりからイノベーション産業・文化、また企業・事業・価値等の創造と好循環機能を目指す。
これまでも、早くからVRや3Dを活用したシアターや自動翻訳・通訳を活用した次世代テレビ会議システム、そうしたコミュニケーション空間、複数地点の地域教育プログラムの相互通信利用など複数の研究会やプロジェクトも開催してきた。

【来週開催】9月29日(木)「第20回MICEイノベーション研究会 」開催決定! – 本格的にリアル開催が復活する前に導入を検討すべきMICE施設向けソリューションとは

本格的にリアル開催が復活する前に導入を検討すべきMICE施設向けソリューションとは

リアル開催が戻りつつある展示会以外は、ハイブリッド開催が継続すると予想されるMICEですが、MICE関連施設は、来るべき来場者数復活を見据えて、国内・海外からの来館者の受け入れの対応が急がれます。
運営業務の効率化、感染症対策、インバウンドへの多言語案内等、来館者数が増える前にソリューションを導入し、準備をしたいところです。

そこで、今回の研究会は、施設利用者の体験価値の向上につながるような技術・サービス・事業アイデアをもつ企業の提案ピッチです。

■開催日時
2022年9月29日(木)16:00~17:35
オンライン(Zoom Webinar)

■参加費
 無料

■参加登録

■プログラム(予定)
16:00-16:10
MICEイノベーション研究会のご説明

事務局 /ファシリテーター 廣常 啓一(新産業文化創出研究所 所長) 

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 16:15-17:30 提案ピッチ
本格的にリアル開催が復活する前に「今」導入を検討すべきMICE施設向けソリューションとは
~体験価値の向上につながる技術・サービス・事業アイデアをもつ企業の提案ピッチ~
——————————————————————————————
16:15-16:30
●感染症対策●
検温フォトプリントサービス『Thermo Selfie』から見る、遊び・エンタメの大切さ

株式会社HYTEK
代表取締役 道堂 本丸 氏
<発表主旨>
「Thermo Selfie」は検温と共に撮影を行い、写真をフォトカードとしてその場で印刷します。
正常体温を証明できる顔写真つき入場パスになると同時に、元気にその場を迎えられた思い出に変えるプロダクトです。
事務的な行為をエンタメに昇華することで、遊びように楽しみながら行うことができます。
ルールや縛りが多くなったコロナ禍でも、エンターテインメントの力で世の中を明るくすることを目指します。

16:30-16:45
●スマートロック●
「withコロナ時代の新しいアクセス管理システム『RemoteLOCK』のご提案」

株式会社構造計画研究所
すまいIoT2部 西日本・市場開拓室 干畑 まい 氏
<発表主旨>
大規模イベント開催時、宿泊施設等の受付が大変混雑し、お客様に長くお待ちいただいたといった課題はございませんか。
RemoteLOCKは、ゲストや来場者等の施設利用者の入場・入室が管理できるクラウド型アクセス管理システムです。施設管理者は、PC・スマホ上で、利用者毎に期間を限定した認証コードが作成できます。様々な予約システムと連携することで、利用者の予約と同時に認証コードの自動発行・メール通知ができるため、withコロナにおいても安心な非対面による施設運営が可能になります。また、入場・入室履歴の保存・通知ができるため、施設入場時の記帳やホテルの宿泊者名簿等、利用者情報を紙で管理する煩わしさから解放されます。国籍・年齢・性別問わず利用可能な認証方法のため、利用者が入場・入室に手間取る心配もありません。
本発表では、withコロナ時代の新しいアクセス管理について、活用事例を交えご紹介します。

16:45-17:00
●スマートゴミ箱●
「IoTスマートリサイクルボックス(スマートゴミ箱)『SmaGO(スマゴ)』」 

株式会社フォーステック アカウントマネージャー 高木 慶啓 氏

<発表主旨>
「SmaGO(スマゴ)」は、環境にやさしい、ソーラー発電で動くスマートゴミ箱です。ゴミを自動的に約5倍に圧縮するため約600リットルもの容量を持ちます。また、通信機能を通じてゴミの蓄積状況をクラウド上でリアルタイムに把握できるため、ゴミの収集作業を効率化でき、回収コストや、回収作業に伴うCO2排出量の削減が期待できます。またSmaGOをラッピングし、かつてない広告メディアとして運用しております。株式会社フォーステックは、日本各地へのスマートゴミ箱SmaGOの設置を通して、街・企業・人々とともに、SDGs活動の推進・社会課題の解決、サーキュラーエコノミーの推進に取り組んでまいります。

17:00-17:15
●多言語化対応●
「ひとつのQRコードだけですべてを多言語化するQR Translatorのご紹介」
株式会社PIJIN 代表取締役社長 高岡 謙二 氏
<発表主旨>
QR Translatorは、ひとつのQRコードで看板や印刷物を簡単に多言語化する仕組みを世界で初めて考案し、実用化したサービスです。(日本、米国、中国、EU、韓国等で特許を取得)
日本語でしか書かれていない説明書きでも、このQRコードをつけるだけで読み取った携帯端末の設定言語に応じた情報を表示させ、音声で読み上げることも可能で、点字の代替機能も果たします。
新豊洲市場、京都の伏見稲荷大社、サンノゼ日系アメリカ人博物館(米国)など幅広い場所でご利用を頂いています。

17:15-17:30
●地域連携(MICEとの連携)●
「タビナカの観光DXソリューション『Pokke』とMICE領域での可能性について」
株式会社MEBUKU 代表取締役 入江田 翔太氏
<発表主旨>
タビナカをターゲットとした観光DXサービス「Pokke」は、音声ガイドやトラベルガイド、地域周遊のスタンプラリーや謎解きなどを提供しています。
現在、Pokkeのサービスや持っているアセット、ノウハウを活用して、MICE連携の可能性を模索中です。
MICE領域でのアイデアや、協業や連携可能なパートナーを探しております。

17:30-17:35
研究会事務局からのお知らせ

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<お知らせ>
募集中①:オンライン、オフライン問わずMICE(ビジネスイベント)や各種施設にて、活用が期待される技術やサービス・ツールを持つ企業の提案ピッチを随時、募集しています。
募集中②:貴社・団体のその案件(課題)にマッチする技術・サービスを持つシーズ企業を、MICEイノベーション研究会で募集しませんか?マッチングやオープン・クローズドのワーキンググループの立ち上げなど、研究会でサポートします。

お気軽に研究会事務局までお問合せください。

応募・問い合わせ先:mice-innovation@congre.co.jp

【PR協力】経済産業省『令和4年度 展示会等のイベント産業高度化推進事業費補助金~中小企業等向け補助事業~』2022年9月6日(火)より2次公募を開始しました

中小企業等が主催する海外需要獲得を目的とした展示会等のイベントについて、先進的なサービス・技術等を用いた新たなビジネスモデルの構築に向けた取組を行う事業の開催に要する費用の一部を支援いたします。
これにより、地域の中小企業等による商談、マーケティングの場を確保するとともに、地域経済の活性化と展示会等のイベント産業全体の高度化に繋がると考えます。
皆様のご応募をお待ちしております。

上記事業についての2次公募説明会を下記日程で開催いたします。

■令和4年度 展示会等のイベント産業高度化推進事業費補助金 2次公募説明会
 日時:2022年9月14日(水)11:00~11:30 (予定)
 開催形態:オンライン(ZOOM)
 申込締切:2022年9月13日(火)12:00まで

※参加をご希望の方は公式Webサイトhttps://hojyo-exhibition.jp/をご確認ください。

【事業概要】
名  称:令和4年度 展示会等のイベント産業高度化推進事業費補助金
公募期間:2022年9月6日(火)~9月30日(金)
U R L: https://hojyo-exhibition.jp/ 
詳しくは上記URLをご確認のうえ、ご不明点等ありましたら、下記へお問い合わせください。


<展示会等のイベント産業高度化推進事業に関するお問い合わせ先>
展示会等のイベント産業高度化推進事業 事務局
受付時間:10時00分~12時00分/13時00分~17時00分 
月曜日~金曜日(祝日を除く)
E‐mail: info@hojyo-exhibition.jp

※本事業は経済産業省から補助金の交付を受けた株式会社コングレが事務局となり事業を推進しております。

【PR協力】サステナブルイベントネットワーク「オランダサステナビリティ視察ツアー応募開始のお知らせ」

7月22日に開催した第19回研究会にて、ピッチ発表された「サステナブルイベントネットワーク」より、発表時にもご紹介のあった視察ツアーの詳細が確定したので、改めてご案内です。

ここ数年のコロナ渦において気軽に国境をまたぐ機会がなくなり、海外視察ツアーなどはバーチャルツアーへと変化し、気軽に参加し情報を得ることができるようになりました。
しかし、一方で現地の空気感やプレゼン以外の情報が重要だと感じるきっかけにもなりました。参加者同士の横の繋がり(ネットワーキング)を作ることで課題の共有などを行う場を求める声を多く頂いております。

そこでサステナブルイベントネットワークではご要望にお応えすべく海外視察ツアーを企画いたしました!

【詳細リンク】
https://bit.ly/3TO5bmR

【主旨】
持続可能な社会の実現に向けて取り組むフロントランナーを「社会課題解決のパートナー」と位置づけ共に学び・実践するきっかけとするツアー。座学だけで学ぶのではなく、現地企業・団体とのネットワーキングなどを通じて実践的な課題解決を目指します。

【ポイント】
・サステナブルツアー(航空由来のCO2オフセット選択あり)
・オランダ初のエナジーニュートラルホテルに宿泊
・都市計画(行政)、大企業、スタートアップとすべてのカテゴリの視察が可能
・SDGsコンサルタント同行
・オランダ在住日本人 サステナビリティコンサルタントとのネットワーキングディナー
・日本人通訳が同行しますので英語が出来ない方でも安心

【日程】
2022年11月19日(土)日本発
20日(日)現地着〜2022年11月24日(木)現地発
25日(金)日本着

【こういう方に最適です】
・企業や自治体のサステナビリティ、SDGs、CSVご担当者
・または新しく推進しようと考えている企業の経営者、ご担当者
・サステナビリティ推進の事例を学び事業に活かしたい方
・サステナビリティに関するネットワークづくりをしたい方
・上記に関わらずオランダのサステナビリティに関⼼がある⽅

また手配はサステナブルイベントネットワーク独自で行っております。
オランダ企業との連携やその後のサポートなどもご相談ください。


ツアー詳細に関して、ご質問等ございましたら下記担当までご連絡をお願いいたします。
担当より丁寧にツアーの内容をお伝えさせていただきます。

サステナブルイベントネットワーク

担当:溝口・遠山
お電話の場合:03-5275-6515
メールの場合:sen@jgl.co.jp

営業時間:10:00-17:45(土日祝日休業)