MICEイノベーション研究会 第20回
「第20回MICEイノベーション研究会」を開催しました
~リアル開催の本格化に向けたMICE施設向けソリューション
今回の研究会のテーマは「本格的にリアル開催が復活する前に導入を検討すべきMICE施設向けソリューションとは」です。MICEがリアル開催に戻りつつある一方で、コロナ禍で主流となったオンラインを併用するハイブリッド開催は、今後も継続していくと予想されています。今回は、会場となるホテルや展示場、コンベンションセンターなどのMICE関連施設利用者の体験価値の向上につながる技術やサービス、ビジネスアイデアの提案発表を5社が行いました。
1社目は、 株式会社HYTEK 道堂 本丸 氏による「検温フォトプリントサービス『Thermo Selfie』から見る、遊び・エンタメの大切さ」の発表です。
コロナ禍において、イベントや施設に入場する際に必要となった検温作業。同社は、受付に設置された検温機器がスルーされてしまいがちという課題に焦点を当て、検温機器にエンターテインメント性を融合させた「Thermo Selfie」を開発しました。検温と共に撮影を行い、写真をフォトカードとしてその場でプリントできる「Thermo Selfie」。プリントされたフォトカードは、顔写真付き入場パスになると同時に、会議やイベントの参加の思い出にもなります。
発表では、コロナ禍で日本のエンターテインメント業界が依然厳しい状況にある中、未来を明るくするべく、事務的な行為をエンタメに昇華するプロダクトの提案がありました。
2社目は、株式会社構造計画研究所 干畑 まい 氏による「withコロナ時代の新しいアクセス管理システム『RemoteLOCK』」の発表です。
「RemoteLOCK」は、ゲストや来場者などの施設利用者の入場・入室が管理できるクラウド型アクセス管理システムです。
通常は、管理者と利用者との間でカードキーの物理的な受け渡しが必要ですが、「RemoteLOCK」では、鍵の代わりに施設管理者がPC・スマホ上で利用者ごとに期間を限定した認証コードを作成し、利用者にオンライン上で受け渡しをするため、完全にキーレス化できます。
また、入場・入室履歴の保存・通知で、施設入場時の記帳や宿泊者名簿記入作業を省き、受付周りの混在を解消。ITによる管理で遠隔から各施設をマネジメントし、現地対応の削減、施設運営の無人化・省人化、非対面化などを実現します。
発表では、MICE施設や宿泊施設への導入事例を交えて提案がありました。
3社目は、株式会社フォーステック 高木 慶啓 氏による「IoTスマートリサイクルボックス(スマートゴミ箱)『SmaGO(スマゴ)』」の発表です。
「SmaGO」は、ソーラー発電で動く環境にも優しいスマートIOTゴミ箱です。ゴミが溜まると自動的に約5分の1に圧縮し、ゴミが溢れるのを防ぎます。また、通信機能を通じて、ゴミの蓄積状況をクラウド上でリアルタイムに把握することも可能です。そのため、ゴミの収集作業を効率化し、回収コストや、回収作業に伴うCO2排出量の削減が期待できます。同社は「SmaGO」の設置を通じて、ゴミ回収の効率化や費用削減を実現し、街の美化を促進しています。
発表では「SmaGO」の機能説明に加え、「SmaGO」に広告を掲載し、その収益によってゴミ箱を低コストで設置する「屋外広告メディア」としての提案もありました。
4社目は、株式会社PIJIN 高岡 謙二 氏による「ひとつのQRコードだけですべてを多言語化するQR Translator」の発表です。
「QR Translator」は、ひとつのQRコードで看板や印刷物を簡単に多言語化できる世界初のソリューションです。日本、米国、中国、EU、韓国などで特許を取得し、実用化されています。日本語でしか書かれていない説明書きでも、このQRコードを付けるだけで、読み取った携帯端末の設定言語に応じた情報を表示できます。言語ごとにQRコードを分ける必要はありません。また、点字の代替機能音声で読み上げることもできます。
発表では、スライド上にあるスペイン語の説明書きで、実際に参加者が「QR Translator」を体験。説明書きの横のQRコードをスマートフォンでスキャンして日本語化しました。
そのほか、サンノゼ日系アメリカ人博物館(米国)やラオスの世界遺産ルアンパバーンでの導入実績の紹介もありました。
5社目は、株式会社MEBUKU 入江田 翔太氏による「タビナカの観光DXソリューション『Pokke』とMICE領域での可能性について」の発表です。
日本人向けのツアー&アクティビティブランド「Fun(タビナカ)」をターゲットとしたトラベル音声ガイドアプリ「Pokke」。対応都市数30都市、対応言語数10か国、音声ガイド数400以上、ガイド・声優数100人以上と、豊富に揃えています。
ガイド機能だけでなく、地域周遊のスタンプラリーや謎解きなどの機能も備えており、MICE開催時の周遊や滞在を促進することができるサービスです。
発表では、観光からMICEへの展開を視野に入れた提案がありました。
第20回研究会 開催概要
2022年9月29日(木) 16:00~17:35 オンライン開催・参加費無料
■プログラム
16:00-16:10 MICEイノベーション研究会について(研究会説明)
事務局 /ファシリテーター 廣常 啓一(新産業文化創出研究所 所長)
16:15-16:30
●感染症対策●
「検温フォトプリントサービス『Thermo Selfie』から見る、遊び・エンタメの大切さ」
株式会社HYTEK
代表取締役 道堂 本丸 氏
<発表主旨>
「Thermo Selfie」は検温と共に撮影を行い、写真をフォトカードとしてその場で印刷します。
正常体温を証明できる顔写真つき入場パスになると同時に、元気にその場を迎えられた思い出に変えるプロダクトです。
事務的な行為をエンタメに昇華することで、遊びように楽しみながら行うことができます。
ルールや縛りが多くなったコロナ禍でも、エンターテインメントの力で世の中を明るくすることを目指します。
16:30-16:45
●スマートロック●
「withコロナ時代の新しいアクセス管理システム『RemoteLOCK』のご提案」
株式会社構造計画研究所
すまいIoT2部 西日本・市場開拓室 干畑 まい 氏
<発表主旨>
大規模イベント開催時、宿泊施設等の受付が大変混雑し、お客様に長くお待ちいただいたといった課題はございませんか。
RemoteLOCKは、ゲストや来場者等の施設利用者の入場・入室が管理できるクラウド型アクセス管理システムです。施設管理者は、PC・スマホ上で、利用者毎に期間を限定した認証コードが作成できます。様々な予約システムと連携することで、利用者の予約と同時に認証コードの自動発行・メール通知ができるため、withコロナにおいても安心な非対面による施設運営が可能になります。また、入場・入室履歴の保存・通知ができるため、施設入場時の記帳やホテルの宿泊者名簿等、利用者情報を紙で管理する煩わしさから解放されます。国籍・年齢・性別問わず利用可能な認証方法のため、利用者が入場・入室に手間取る心配もありません。
本発表では、withコロナ時代の新しいアクセス管理について、活用事例を交えご紹介します。
16:45-17:00
●スマートゴミ箱●
「IoTスマートリサイクルボックス(スマートゴミ箱)『SmaGO(スマゴ)』」
株式会社フォーステック アカウントマネージャー 高木 慶啓 氏
<発表主旨>
「SmaGO(スマゴ)」は、環境にやさしい、ソーラー発電で動くスマートゴミ箱です。ゴミを自動的に約5倍に圧縮するため約600リットルもの容量を持ちます。また、通信機能を通じてゴミの蓄積状況をクラウド上でリアルタイムに把握できるため、ゴミの収集作業を効率化でき、回収コストや、回収作業に伴うCO2排出量の削減が期待できます。またSmaGOをラッピングし、かつてない広告メディアとして運用しております。株式会社フォーステックは、日本各地へのスマートゴミ箱SmaGOの設置を通して、街・企業・人々とともに、SDGs活動の推進・社会課題の解決、サーキュラーエコノミーの推進に取り組んでまいります。
17:00-17:15
●多言語化対応●
「ひとつのQRコードだけですべてを多言語化するQR Translatorのご紹介」
株式会社PIJIN 代表取締役社長 高岡 謙二 氏
<発表主旨>
QR Translatorは、ひとつのQRコードで看板や印刷物を簡単に多言語化する仕組みを世界で初めて考案し、実用化したサービスです。(日本、米国、中国、EU、韓国等で特許を取得)
日本語でしか書かれていない説明書きでも、このQRコードをつけるだけで読み取った携帯端末の設定言語に応じた情報を表示させ、音声で読み上げることも可能で、点字の代替機能も果たします。
新豊洲市場、京都の伏見稲荷大社、サンノゼ日系アメリカ人博物館(米国)など幅広い場所でご利用を頂いています。
17:15-17:30
●地域連携(MICEとの連携)●
「タビナカの観光DXソリューション『Pokke』とMICE領域での可能性について」
株式会社MEBUKU 代表取締役 入江田 翔太氏
<発表主旨>
タビナカをターゲットとした観光DXサービス「Pokke」は、音声ガイドやトラベルガイド、地域周遊のスタンプラリーや謎解きなどを提供しています。
現在、Pokkeのサービスや持っているアセット、ノウハウを活用して、MICE連携の可能性を模索中です。
MICE領域でのアイデアや、協業や連携可能なパートナーを探しております。
17:30-17:35 事務局からのお知らせ
MICEイノベーション研究会について
会議や学会、展示会やコンベンション、イベントなどの実施や関連施設も今回、大きな課題を抱えることとなりました。この分野では、リアルなライブ環境で行って参りました。しかし、新型コロナウイルス感染予防の対策のため、現在は、人々が集積、交流、接触するリアルな会場での研究会などの開催も困難となっています。オンラインなどのバーチャルな開催が多方面で進められている中、MICEの在り方もコロナとの共存(ウイズコロナ)、また一旦変革した生活やビジネスのスタイルやMICE代替事業などのポストコロナとして大きく変わる可能性があります。
MICE形態の変化や様々な課題解決の対応、そして新市場の創造のためには、新たな技術や事業による変革が求められています。この分野でのソリューションは、類似するスポーツやエンタテイメントの事業や施設、また会議のスタイルやオフィスの在り方、教育の方法と教育施設、博物館や図書館、公園などの公共施設での応用も考えられます。つまり大きな変革を余儀なくされることによるイノベーションの創出機会、新市場の誕生機会と言えます。
オンライン開催に伴う通信や映像、通訳、記録、課金、コンテンツ化などの技術、また、各地の会場施設の有効活用やネットワーク化、MICE施設と活用事業者、新技術のビジネスマッチング、技術間や材料・要素技術と事業者とのマッチング、産学連携や研究開発の事業化に対する支援、スタートアップなどへの投資やインキュベーション支援なども予定しております。
■研究会参加メンバーと発表者(課題と課題解決策)の募集対象
・MICE(学会、会議、展示会、イベント、旅行等)事業に関わる方とその課題
・MICE関連の会場や施設(宿泊飲食施設含む)を保有、また運営に携わる方とその課題
・MICE関連事業や施設とその集客で生業を成す事業者や地域(国や地方自治体)
・MICE事業の主催者、出展者、企画運営者、参加者支援(移動宿泊食事)、その他の協力者とその課題
・博物館や科学館、美術館、映画館などの類似施設に関わる方とその課題
・エンタテイメントやスポーツ、教育等、MICE類似業界(応用市場)の方とその課題
・上記の課題解決や新たな可能性拡大に結び付く科学技術、事業モデル、製品をお持ちの方
・各技術と組み合わせることで効果を産み出す材料や技術、製品をお持ちの方
・MICE類似事業や施設の技術を、MICEへ導入を希望する方、またその逆
・関連技術や関連産業の研究者、事業者、業界団体、行政関係者
・新規事業としてMICEや課題解決業界への進出(新規事業、スタートアップ)をお考えの方
・研究開発や新技術、事業などに対して投資(ファンド、VC、CVC)や融資に関わる方
・上記の活動の支援機関や各種支援や協力が可能な方
・報道、メディア、情報発信関係者
・その他、情報収集やご関心のある方
■プラットフォームとなる研究会について
・MICE事業者や施設、主催者などから課題やニーズを調査、募集、企画整理、情報発信
・「ウイズコロナ・ポストコロナ」の新たな事業アイデア・潜在新市場・技術の調査、募集、企画、情報発信、提案(発表)、マッチング(マッチングに対する取引条件の整理確認)
・研究会では、課題やニーズ、つまり市場と課題解決策の技術や事業を結び付ける
・オープン(公開)な研究会セミナーや提案イベント(オンライン含む)を開催、参加
・オープン(公開)、クローズド(非公開)な形態を組み合せ各種ビジネスマッチングを実施
・事業化、製品化に向けた連携をワーキング(WG) や地域別、対象者別、テーマ別WGをオープン(公開)、または、クローズド(非公開)で開催(メンバー間のNDA含む)、成果発表の実施
・課題解決策の確立支援としては、研究などの科学技術と事業者を結ぶ産学連携や異業種の連携を実施
・1つの技術や事業者では課題解決に結び付かない場合は、複数の技術や事業者のアッセンブルをコーディネート
・仕入れなどのサプライチェーン確立と販路や流通などの商流マッチング
・研究開発や事業推進の為の投資や融資などの資金マッチング、ファンドの組成、運用
・事業化支援としてのコンサルティング、インキュベーション、アクセラレーションを実施
・1つの課題では市場としての規模が小さい場合、多様な課題を解決できるソリューションに加工し、市場拡大、横展開(国際展開含む)
・MICE業界での導入実験、テストマーケティングなどにより技術性、事業性追求
・新技術や新サービスの運用可能な人財の育成
・市場創造のための様々な仕掛けの実施
・業界支援の政策提言等
■研究会参加者メンバーとWGメンバーについて
・研究会への参加では、会員制度などの、資格や条件、費用などは発生いたしません。研究会のセミナーやピッチにご参加(聴講)の皆様は管理上、自動的に参加メンバーとして 登録させていただきますが、継続的な参加や不参加なども自由となっております。
・研究会の中での参加者同士、発表者との個別の連絡や交流、連携は、参加者、夫々の責任と節度を持って自由に行っていただけます。
・研究会ではテーマ、目的別の企画や部会となるWG(ワーキンググループ)も設置します。テーマ別の企画やWGは、参加者や発表者の希望で事務局が設置するものや、事務局が企画し専門家や支援機関などもコーディネートし実施するものがございます。
・研究会やWGは、基本オープンに実施いたしますが、テーマや進捗によりクローズドで実施する場合がございます。その場合は参加者や発表者からの要望や事務局判断でメンバーを限定させていただくこと(参加をお断りすることも含む)、場合によってNDAや参加者同士の合意を必要とする場合、実施途中での構成メンバー変更なども含まれます。
・様々なビジネスマッチングやインキュベーション、資金調達、デューデリなどの支援は、WGやプロジェクトの企画依頼者や支援希望者の依頼、支援機関の依頼などにより、契約(有償・無償含む)のもとに事務局が仲介して実施いたします。
・研究会申込の際にご記入・ご提出いただいた連絡先等、個人情報は、事務局の2社(コングレ、ICIC)の個人情報管理に関するポリシー範囲内で取り扱いいたします。
■主催
「MICEイノベーション研究会」実行委員会
◇実行委員
No. | 氏名 | 所属 | 役職 |
1 | 天内 義也 | 東日本旅客鉄道株式会社 | マーケティング本部 まちづくり部門 品川ユニット(事業計画) マネージャー |
2 | 井上 義則 | 株式会社八芳園 | 取締役 社長 |
3 | 岡野 雅則 | パナソニック オペレーショナルエクセレンス社 | 統合型リゾート(IR)事業推進本部 営業推進部 部長 |
4 | 加藤 篤史 | 羽田みらい開発株式会社 鹿島建設株式会社 | SPC統括責任者 開発事業本部 事業部長 |
5 | 倉橋 慶次 | 森ビル株式会社 | 森アーツセンター アカデミーヒルズ事業部 部長補佐 兼 フォーラムグループ 課長 |
6 | 小島 学 | キヤノン株式会社 | IR/MICE事業推進プロジェクト 主幹 |
7 | 染谷 誓一 | ぴあ株式会社 | 執行役員 / コンテンツ・プロデュース本部 副本部長 兼 ライブ・エンタテインメント本部 副本部長 |
8 | 花井 厚 | 株式会社リコー | デジタルビジネス事業本部 Signage-Contents事業統括室 室長 |
9 | 林 英雄 | 株式会社日刊工業新聞社 | 総合事業局次長 兼 イベント事業部長 |
10 | 深澤 克之 | 日本電気株式会社 | 首都圏統括支社 シニアマネージャー |
11 | 前野 伸幸 | 株式会社ホットスケープ | 代表取締役 |
12 | 矢端 謙介 | 株式会社日本政策投資銀行 | 地域企画部 担当部長 |
◇アドバイザリーボードメンバー 現在調整中
・実行員は、MICEイノベーション研究会の趣旨に賛同頂く、産官学金やクリエイター、MICE業界や主催団体、MICEに頼る地方都市など課題を持つ業界や課題解決技術を求める大手企業(ベンダー)、課題解決技術や事業を研究開発する業界、異分野で連携頂く業界などの皆様、専門的なアドバイスを頂く有識者、活動に呼びかけや応援を頂く各分野でご活躍の皆様に順次お声がけさせていただいています。
・承諾いただきました方から、随時、氏名を掲出させていただきます。
◇事 務 局 :
株式会社コングレ
MICEと総称される政府系国際会議、学術会議、企業ミーティング、展示会などの企画・運営におけるリーディングカンパニー。伊勢志摩サミットなどの首脳・閣僚級会議、医学系・工学系をはじめとする学術会議、産業団体主催会議、投資コンファレンス&ミーティングなど各種企業ミーティング、主催展示会ジャパンドローン・スポーツビジネスジャパンをはじめ年間取扱い件数は約200件。
(参加者数合計 40数万人)。この他、MICE施設などの管理・運営事業にも取り組む。全国約90施設。MICE施設においては、指定管理者制度などによるPPP/PFI施設の他、自社経営施設も有し、多数のMICE案件を受け入れる。
展望施設、科学館、水族館などの文化・観光施設においては、運営管理、チケット・案内業務、総合インフォーメション業務などの他、様々な自主企画にも携わる。
新産業文化創出研究所(ICIC)
シンクタンク機能とプロデュース機能の両輪により、今後、社会が求めるであろうニーズや注目されてこなかった潜在的な市場、これまで課題の解決策がなかった領域や将来訪れる課題などに注目し、それに対応する技術や製品、サービスなどを生み出し、市場導入すること、また、新たなライフスタイルや文化を創り出し、これに対応する技術や製品、サービスを適応させること、新産業や文化を創出する仕掛けをサポートすることで、イノベーションの創出を担う。以上のコンセプトから、様々な分野にわたり異分野が共創するプラットフォームとしての研究会や拠点を立ち上げ、これまでにないビジネスモデルを実証実験し、社会に提示していくことで街づくりからイノベーション産業・文化、また企業・事業・価値等の創造と好循環機能を目指す。
これまでも、早くからVRや3Dを活用したシアターや自動翻訳・通訳を活用した次世代テレビ会議システム、そうしたコミュニケーション空間、複数地点の地域教育プログラムの相互通信利用など複数の研究会やプロジェクトも開催してきた。